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プロモーションを、今からもし本気でやるとしたら——SEO・AI・広告・note、一度ちゃんと考えてみた

先週、生成AIに事務所のホームページを診てもらった話を書きました。

その最後に「ついでに、もしプロモーションをやるならどうするかも最近少し考えている」と書いたので、今日はその続きです。

ブログもYouTubeもメルマガも続けていますが、いわゆるプロモーション——広告を出す、キャンペーンを打つ、売り込む——は、ほとんどやったことがありません。

やらない理由はいくつか思いつくのですが、ちゃんと検討したことがあるかというと、たぶんないです。

今日は結論を決めずに、もし本気でやるとしたらどうするだろう、を考えてみます。

目次

続けてきたのは「売り込み」ではなかった

独立してから続けてきたのは、ブログ・YouTube・メルマガです。

自分のなかでは営業のひとつという位置づけですが、売り込みとは少し違います。困ったときに「そういえばあの人がいたな」と思い出してもらうためのもの、という感覚です。

こちらから「依頼してください」と押したことは、ほとんどありません。

広告を出したこともないですし、キャンペーンのようなものもやったことがない。

性格的に売り込みが得意でないのもありますし、クリエイターの方や個人で事業をされている方が相手だと、押しの強い営業はむしろ逆効果だと感じているのもあります。

やらなくてよかったのか、やらずに済んできただけなのか

ありがたいことに、これまでは発信の積み重ねで、仕事のご依頼をいただける状態になっています。

だから売り込む必要がなかった、というのが正直なところです。

ただ最近、少し気になっていることがあります。

それは「やらなくてよかった」のか、「やらずに済んできただけ」なのか、という違いです。

発信は時間がかかります。今日書いた記事が効くのは、半年後か一年後かもしれません。ひょっとするとあまり見られていない可能性もあります。

PVを見ていると「力を入れて書いた記事だからといって読まれるわけではない」というのはコンテンツ発信営業あるあるだなとは思っているのでその点は割り切っています。

効果がでるまでの遅さ、成果まで時間がかかることは自分の性に合っているのですが、届けたい人にまだ届いていないのでは、という引っかかりもある。

AIにホームページを診てもらったのも、たぶんその引っかかりの延長にありました。

SEOはもう終わったのか、という話

考えはじめて、最初に引っかかったのがここでした。

検索してもAIが答えを出してしまうから、記事はクリックされなくなる。SEOはもう終わり。そういう話を去年あたりからよく見聞きします。

たしかに自分自身、調べものの入口がAIになってきている実感はあります。

ただ、終わったというより、読まれ方が変わった、のほうが近い気もしています。

AIが答えをまとめるにしても、その材料はどこかの誰かが書いたものです。自分の書いたものが材料として拾われるなら、それはそれで悪くない。

では事務所のホームページを「AIファースト」につくり替えるのか。そこまでする気には、いまのところなれていません。

AIに読まれやすい形を突き詰めていっても、結局は、誰が読んでも分かりやすく、どこに何があるかがはっきりしている、という話に落ちてくる気がするからです。

先週「減らすのではなく導線を引き直す」と書いたのと、たぶん同じことを言っています。

Google広告とnoteは、どうだろう

もう少し具体的にも考えてみました。

Google広告は、やるとすればいちばん手っ取り早いです。かかった費用も反応も、数字ではっきり見えます。

ただ、うちに来てほしい人は「いますぐ税理士を探している人」だけではありません。

まず読んで、動画を見て、この人でよさそうかを確かめてから問い合わせる。そういう順番で来てくださる方が多いです。

もっと言うと「この記事を読んだことで問い合わせしました!」みたいなのは本当にまれで、タイミングなどもあって記事や動画を見てから問い合わせや依頼まではタイムラグがあります。

広告は入口までの時間を短くしてくれますが、その「確かめる」工程までは肩代わりしてくれない。費用対効果というより、順番が合うかどうかの問題かなと思っています。

noteも考えました。すでに人が集まっている場所で書けるのは、素直に魅力です。

ただ、自分のブログを続けてきていちばんありがたいのは、積み上がったものが自分の場所にある、ということでした。

プラットフォームは、向こうの都合で仕様が変わります。場所を借りて建てるより、狭くても自分の土地に建てておきたい。

そう考えると、noteは入口を増やす選択肢ではあっても、母屋にはならないな、と。

やるとしたら、たぶん「見つけてもらう設計」

ひととおり考えてみて、もし本気でやるならこうする、という形は見えてきました。

まず、届けたい相手を絞ること。「クリエイターの方」ではなく、たとえば申告をどうすればいいか分からないまま数年過ぎてしまった方、というくらいまで名指しできる具体さで。

次に、その人が困る「まさにその瞬間」に置いておくこと。確定申告の前、売上が跳ねた翌年、法人化を考えはじめたとき。そこにちょうどある状態をつくる。

派手な広告を打つというより、必要な人に必要なときに見つけてもらう設計を、地味に整えていく。

結局それが、いま自分にできる唯一のプロモーションな気がします。

たぶん、やらない。でも考えてよかった

ここまで書いて、正直な結論は「たぶん、派手なプロモーションはやらない」でした。

ただ、考えてみてよかったです。

「やらない」を、なんとなくの惰性ではなく、一度ちゃんと選び直せた感じがします。

やらないと決めるにも、一度は本気で検討してみないと、ただ逃げているのと区別がつきません。

走るときに、きついメニューを一度試したうえで「今日はここまで」と決めるのと、少し似ているかもしれません。

これも、続けながら考え続けることの一部です。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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