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ランニングと事務所マネジメントは、たぶん同じことをやっている

松江城マラソンに向けて走り込んでいると、ときどき「あれ、これ仕事でも同じことを言っているな」と思うことがあります。

速く走ろうとしてペースを上げすぎると、後半で潰れる。かといって流してばかりでも伸びない。負荷をかける時期と、抜く時期がいる。

……と、ここまで書いていて気づいたのですが、これ、事務所の運営で自分が考えていることと、ほとんど同じでした。

今日はその話を、少しだけ書いてみます。

目次

ペース配分——「全力」でも「流し」でもない

走り始めた頃は、とにかく速く走ろうとしていました。スタートから飛ばして、後半でバテる。その繰り返しです。

事務所も、似たようなことをしていた時期があります。独立した当初は、来る仕事を全部、常に全力で受けていました。走り方でいえば、ずっと全力疾走です。続くわけがありませんでした。

いまは、案件にも「ペース」があると思うようになりました。営業に関しては特にですが常に同じ強度でやろうとしないことです。

繁忙期にちゃんと出し切るために、それ以外の時期はあえてペースを落として整える。走るときのイーブンペースの考え方と、たぶん同じことをしています。

全力=いいこと、だと思っていた頃は、ここがよく分かっていませんでした。手を抜いているように感じてしまうからです。ただ実際には、流す時期があるから踏み込める、というだけの話でした。

負荷設計——意図的に強度を上げる時期をつくる

Garminのトレーニングフェーズが「ベース」から「ビルド」に切り替わって、練習の負荷が上がってきました。土台を積んだ上で、あえて強度をかけていく時期です。

ランニングでは、これを期分け(ピリオダイゼーション)と呼ぶそうです。一年中同じ練習をするのではなく、時期ごとに目的を変えていく、という考え方のことですね。

仕事も同じだろうと思っています。ずっと同じ負荷では伸びませんし、かといってずっと高負荷でも壊れます。

走るときに故障するのと同じで、事務所の場合は体調だったり、気持ちが続かなくなったりという形で出てくるのだと思います。

下半期に入って、自分の中で「ここは負荷をかける時期」と決めた領域があります。発信の設計だったり、AIを使った業務の作り替えだったり。

大事なのは、全部を同時にやらないことだと思っています。負荷を分散させるのではなく、いまどこに集めるかを決める。あれもこれもと強度を上げると、たぶんどれも中途半端になります。

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記録して、振り返る

走ったあとは、必ずログを見ます。距離、ペース、心拍。

感覚だけだと「今日はよく走れた気がする」で終わってしまうのですが、数字を見ると、思ったより追い込めていなかったり、逆に無理をしていたりすることが分かります。

事務所も同じで、「なんとなく忙しかった」で終わらせないようにしています。時間や案件の数字を、あとから見返す。忙しかった月ほど、見返してみると、その忙しさの中身が思っていたものと違っていたりします。

感覚は大事だと思っています。ただ、感覚だけだと、自分に甘くもなるし、逆に辛くもなる。記録があると、次にどう調整するかを落ち着いて決められます。

走るのも経営も、記録して振り返るところまででワンセットなんだろうと思います。ここをサボると、頑張った分が次に活きません。

どちらも「続けること」が前提にある

ペース配分も、負荷の設計も、記録も、結局は「続ける」ことを前提にした話です。

一回のレースで燃え尽きていいなら、こんな面倒なことは要りません。最初から最後まで全力で走って、それで終わりでいいわけです。

事務所も、来年も再来年も続けるつもりでいるから、負荷のかけ方や抜き方を考えるのだと思います。続ける前提に立つと、やり方のほうが変わってくる。

まだ本番前ですし、これでうまくいっているのかどうかも、正直なところ分かりません。

ただ、走りながら考えたことが仕事のヒントになる、というのは独立してから何度かありました。今回もそのひとつです。

仕事もランニングもうまくピリオダイゼーションしていきたいです。月間でも年間でももっと長い5年、10年のスパンでも。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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