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宅建士試験を終えて——40代の受験生、自己採点の夜に思ったこと

1週間前、宅建士の試験を受けてきました。前日にブログを書いていたので、今日はその続きを残しておこうと思います。

結果が出るのは、まだ少し先です。ただ、終わってからの1週間で、思っていたのとは違うことにいくつか気づきました。

目次

試験当日のこと

会場には、学生さんらしき人から同じくらいの世代の人まで、幅広い年齢の受験生が集まっていました。その中のひとりとして座っているのが、なんだか不思議な感じでした。

試験時間は2時間です。ひととおり解き終えて見直しをしても、まだ時間が残りました。これは模試のときからそうで、本番でも変わりませんでした。

税理士試験では、時間が余ったことは一度もありません。最後の1分まで電卓を叩いて、書ききれないまま終わることもありました。同じ「試験」でも、時間の流れ方がまったく違います。

余った時間で迷った問題に何度も戻ると、見直すほど迷いが深くなる問題もあって、残り時間がかえって落ち着かなかったかもしれません。

終わった瞬間の気持ちは、達成感というより『とにかく終わった』でした。これは税理士試験の時と同じ感覚です。

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自己採点の夜

その夜、解答速報で自己採点をしました。結果は、50問中33点です。

宅建士試験は、専門学校や講師の方がそれぞれ合格ラインの予想を出しています。並べてみると、33点はちょうど当落線上で、上とみるところもあれば下とみるところもある、という位置でした。

気にせず落ちたつもりで過ごすということをSNSでもポストしていましたが、認知バイアスで自分に都合の良い合格ラインを探している自分もいました。ただいまのところは受かっているか落ちているかもわからない状態です。

宅建士試験は合格発表の際に合格点が公表されますので当落上ですしのんびり待ちたいと思います。

税理士試験とは違うところとして勉強方法の選択肢がたくさんあるということ。税理士試験は受験指導をしている専門学校が限られていて、選べる先はそれほど多くありません。宅建士は、専門学校に通信講座、動画で教えている講師の方まで、とにかく選択肢が多いんです。

そのぶん予想ラインもたくさん出てくるので、見比べながら、つい自分に都合のいい数字を探してしまうのが我ながら少しおかしかったです。

それに、宅建士試験そのものが去年あたりから結構難しくなっていて、ラインがどこに落ち着くのかは、正直なところ読めません。

点数そのものより、見ていたのは「どこで落としたか」でした。苦手だと思っていた分野は、やはり点が伸びていません。

わかっていても、同じところでつまずく。その癖を、点数で答え合わせしたような夜でした。

勉強したことは、もう仕事に戻ってきている

試験が終わってから、相続の相談で不動産の話になる場面がありました。そのとき、話の聞こえ方が少し違ったんです。

相続税を払うために、土地を売るか、持ち続けるか。先日のブログでも書いた、あの場面です。

売るとしたら、どんな流れで取引が進むのか、どこで何を確認して、どのくらいの段取りがかかりそうか。その先の手続きまで、前より具体的に想像できるようになっていました。

もちろん、取引そのものは不動産の専門家の仕事です。ただ、話の行き先が見えていると、つなぐときに「ここから先は、こういう流れになりそうです」とひとこと添えられます。それだけでも、相談する側の安心は少し違う気がします。

合否とは関係なく、学んだ分はもう仕事に効いている。この1週間で、いちばん大きな気づきでした。

結果を待つあいだに

合格発表は、11月25日です。それまでは考えても仕方がないので、気にせず、のんびり待つことにしました。

勉強に使っていた時間は、少しずつ走る時間に戻しています。12月の松江城マラソンに向けて、です。

試験が終わると、時間の使い方が急に元に戻ります。その戻り方にも、少し発見がありました。

空いた時間を、すぐに何かで埋めなくてもいい。そう思えたのは、40代でもう一度“受験生”をやってみたからかもしれません。結果が出たら、またここに書きます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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