おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
ブログを定期的に書いていますが、自分の手で入力する方法(キーボードで入力するという意味)でしかずっと入力していませんでした。
効率化という意味ではなく新しいことに取り組めないかということで、ここ3月12日から音声認識入力にトライしています。
課題と感じたことをアウトプットして整理してみます。
取り組んでみた環境
まず最初の僕自身の先入観として、道具が結構いるのかなという認識でした。マイクも高性能なものが必要かなと思っていましたし、 WordPress には音声認識ツールがないのでさてどうやって取り組んでみようかなと。
こういう時は一番便利な Google で音声認識入力ができないか検索してみると、 Google ドキュメントのツールのボタンに音声入力というものがあり、試しにクリックしてトライしてみたところ意外と入力できるなあと。
この時点で Google ドキュメントさまさまという感じになったのですが、文章を手で書くということと音声入力するということには違いがあるかもしれない、というより多分苦戦するかもしれないと気を引き締めました。
まずは今ある環境で取り組んでみて必要に応じてマイクを買ったりエディターを用意したりということを考えてみることにしました。
なので環境としては今ある Windows のパソコンとおよそ1000円で買ったエレコムのヘッドセットだけ。 いきなりものを揃えてもうまくいかないと自分が凹んでしまいそうなので、今あるものでトライできないかというチャレンジにもなりました。
音声認識入力には練習が必要
自分自身が手で書いてアップロードしているものにはブログとメルマガがありましたので、ひとまず両方やってみて感覚としてどうかというのをつかんでみようと思いました。
実際にやってみた感触と第一印象が「練習が必要」というものです。
どういう練習が必要かというと、
・書き言葉をしゃべって入力する練習
・滑舌の悪さを改善する練習
・入力した文章を編集しチェックする練習
この三つが僕には必要かなと触り始めてすぐに気がつきます。
書き言葉をしゃべって入力する練習
普段はキーボードを使って文字を入力しているわけですので書き言葉を意識して入力しているわけではありません。タイピングという手を使って入力することが日常動作になっている状態です。
この状態から自分の口で喋って書き言葉を入力するわけです。音声認識のレベルは相当高いのでしゃべった通りに文字が入力されていくイメージです。
つまり自分の口でしゃべるって入力するということについて書き言葉を意識していないと普通に口語体になってしまうようなそんな状態が数日続きました。
僕の場合は関西在住で関西弁が入っているので余計にそのように感じていたのかもしれません。
普段喋っているような感覚で入力をすると今までのブログの文体と結構違っているなあという実感もあり、ひょっとしたら音声で入力しているかもしれないと気付いている方もいらっしゃったかもしれません。
仕事を始めた時にはすでにパソコンがあってキーボードで入力することに慣れていましたので、およそ15年以上文章を手で入力する状態に慣れきっていました。
なので口で文章を書くという新しい試みになれるまで練習が必要だなとまず最初に感じました。
ただこれは慣れの問題でもあるので一週間ほど経つとブログを文章で書くことについて違和感がなくなってきました。
滑舌の悪さを改善する練習
普段しゃべり言葉であればあまり意識せず過ごしていた文字や用語でも、口述筆記しようと思うとかなり滑舌の良し悪しが影響するように感じています。
僕の場合は特に税金の記事は事務所ホームページに掲載しているのですが、税務的な用語について結構な頻度で打ち直すまたは言い直すことが多くありました。
一番困ったのは贈与と事業というワードです。
贈与については雑用になったり城陽になったり色々忙しく変換してくれるのでこれは間違いなく自分の滑舌が悪いんだなあと笑
事業については授業になることがかなり頻繁に多くありこれも滑舌の問題かもしれないと半分諦めています笑
日常会話でこの辺りが出てくる時にはニュアンスを汲み取って自分で勝手に「ぞうよう」に聞こえたとしても「贈与」に変換しているようで、人間の脳は便利だなあと。
音声認識入力の場合はしゃべった言葉が聞こえたように入力されてしまうので、 多少なりとも前後の文脈を読み取って修正はかかるのですが税金に関する専門的な用語になると文脈を読み取るという意味では人間の脳の方が優勢です。
滑舌の悪さを改善するために音声認識入力の時にはハキハキと喋るようになりました笑
後で書くようにマイクの性能にもよる部分があるような気はしています。
入力した文章を編集しチェックする練習
普段手で入力をしている時にはある程度自分の目で追って編集しつつ入力しているような状態です。
どういうことかと言うと音声認識入力の場合には改行であったり句読点が入力しづらいということ。つまり音声で口でしゃべりながら入力しつつ編集をしていく必要があって、油断するとズラズラっと作文を書いて文字が詰め詰めになっているようなそんな状態になってしまいます。
最初はまったく手探りの状態だったので音声認識入力をしながら改行や句読点を口で言おうと2時間ぐらい粘っていたのですが、途中で諦めて手で改行して句読点を打つようになり今この文章もそのように書いています。
そのうちGASを使ってプログラムを書いて編集を上手にできるようなそんな環境を作ってみたいなというのが次の目標でもあります。
参考にできるブログも先輩が書いてくださっていますのでどこかのタイミングでトライしたいなと。
GAS正規表現置換で、Googleドキュメント音声認識入力のデメリットを補う方法
https://www.ex-it-blog.com/gas-voice-regular-expression
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メルマガはやめてブログ一本にした理由
最初の一週間ぐらいはメルマガとブログの両方を音声認識入力で入力していました。ブログの方はある程度慣れてきて手で書くよりも書きやすい部分が出てきたのですが、メルマガの方は途中で音声認識入力をやめて手で入力するようになっています。
同じ文章なんだから大して違わないだろうと思われるかもしれないのですが、僕の場合はメルマガを書くのが夜なので少し弊害が出てきました。
一番大きな弊害は体にアルコールが入っている状態が発生し滑舌がとんでもなく悪くなるという問題です笑
飲むのをやめたらいいだろうというご意見はもっともなのですが、一日の締めにメルマガを書くという習慣と、週末は夕方からちびちびやるというのが僕のストレスの発散方法の一つで習慣になっているので、二つの習慣がバッティングしているような状態です。
ここに音声認識入力を当てはめてとりあえず一週間やってみたのですが、お酒を飲んだ状態だと滑舌が悪くなり結局手で入力するのと同じような感覚になってしまいました。
また自分勝手な感想なのですが飲むと喋るのが億劫になってしまって、何度か危うくメルマガを書くのを忘れて寝過ごしてしまいそうなこともあったので、これはまずいということで今はメルマガは手で入力して、ブログは音声認識入力をするという状態です。
文章量としてはメルマガはブログの半分ぐらいなので手で書いてもそんなに違和感がないからというのが僕自身の感想です。
自分自身の課題
音声認識入力について僕自身はハードルが高いかなぁと感じていたのですが意外や意外結構サクッと取り組めたのでその点はすごく良かったかなと。
いきなりいろんなことにチャレンジするというのは難しいので今後は改善していきたいと考えています。
まずはマイクをどうするかということ。
今は1000円ちょっとのヘッドセットを使っていて問題ないですがツールが変わるとこれもまた劇的に印象が変わるのかなと。
マイクやカメラというのは高ければ高いほど良いものだという認識が僕にはありまして、だんだん慣れてきたのでマイクを一つ買ってみようかなという気になっています。
ある程度のものがあればいいのかもしれませんが長く使って元を取りたいと思っているので、どんなものが使いやすいかリサーチをしています。
後は先述したように編集についてはある程度システムができればいいかなと考えていて、GASにどこかのタイミングで取り組みたいと考えています。
僕自身は Excel のマクロもかけませんしプログラミングも全然なのですが何かきっかけがないとなかなか前に進めないかなと思うので、 プログラミングを学ぶ良いきっかけになればいいかなと考えています。
なかなか自分自身が成長する時間を一人でやっていると持てないもので、それもあって新しいことにトライしたいなという気持ちになっています。
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まとめ
音声認識入力は実は一回トライアルしたことはあったのですが、2、3日トライしてやっぱり手で書いたほうが早いかなと思ってしまい途中で頓挫した経歴があります。
今回今日も含めて12日間トライしてみたわけですが、なんとなく音声認識入力が習慣になってきたのでこのまま続けていきたいなと。
文章で書くことについて手が疲れるとかそういう事は今まであまり意識していなかったんですけど、実際に音声認識入力をするようになって手は楽になったなと。
もし音声認識入力に興味があればまずは Google ドキュメントの音声入力にトライしてみることがおすすめです。