勉強の基礎とはなにかを考えてみる

基礎こそ丁寧に

基礎こそ丁寧に

 

おはようございます、京都の若ハゲ税理士です。

勤めているときは仕事の「基礎」についてよく指導されたものです。学生時代の運動部(ラグビー)のときも「基礎」練習について叩き込まれました。

 

出来るようになるまで練習をするというのが基本ではあるのですが、では勉強の「基礎」ってなんでしょうか。解けるようになればいいのか、本当に?勉強の「基礎」について考えてみましょう。

 

目次

解ければいいは半分正解

丸暗記の試験であれば何も考えずに覚えればよいですが税理士試験については理解度を問う問題もあります。

 

それゆえ、解ければいいんだという気持ちは大事ですが基礎の内容については深く理解しておきたいところです。というのも応用問題や事例問題については基礎的な内容を積み上げて、あてはめて解答する必要があるからです。

 

丸暗記一辺倒ではなく理解を伴った暗記が一番良いでしょう。

 

そうは言っても理解が伴わない部分もぼく自身は多くありました。例えば各理論の関連がある場合にはそのつながりまでカバーできないこともあります。

 

こう言っては何ですがとにかくまずは覚えてみる、そのうえで書いていることがどういうことなのか理解を深める順番になることも別に問題はないです。

 

ぼく自身が特に理論暗記の場合にはとりあえず覚え始めてその後理解が伴うというながれだったことはよくありました。

 

丸暗記だけだとせっかく覚えたことがどんどん抜けていきます。忘れることを恐れる必要はないですが理解が伴った状態だと思い出すのも早くなります。

 

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無意識にできるかどうか

運動部で練習をしていたときよく言われたのが「シンドイときに自然に出てくるものがみについているもの」ということ。

 

例えばラグビーのことで考えてみると、ディフェンスをするときのタックルの姿勢は低く、強くバインド(相手の体を腕で掴む)して、足を前に、という基本があります。

 

でも試合が経過するにつれて、体力的なしんどさが勝ってきて思うように体が動かなくなってきます。

 

そういう時のタックルは身体が起き、バインドも弱く足が前に行きません。

 

このしんどい時でも自然と出るタックルの姿勢が自分に身についている本当の基礎。

 

コレを直すためには練習で自分を追い込む必要があって、そういう時に正しい基礎の姿勢を反復練習をします。

 

追い込まれたときには無意識になるのですが、意識していない状態でもできることを目指す必要があります。

 

税理士試験においては時間制限120分というものがあります。焦った状態でも急ぐ、覚えたことをムリなく表現できるように、普段から時間を少し短く設定して問題を解くようにしていました。

 

この状態はいわば自分で時間を短くすることで本番当日にも焦らずに問題を解ける状態に近づけるためです。

 



定着するまで踏ん張る

自分を追い込んで基礎を叩き込むためには時間が必要です。

 

税理士試験においても同じで覚えて忘れての繰り返しにより定着するのですが、一回や二回の繰り返しでは身につかないものです。

 

時間がかかるものだという意識があるのとないのでは全然その後の粘りが違います。一朝一夕にはいかないのでその意識を持って粘り強く取り組むことが重要です。

 

なにぶん来年の夏まではとても時間があります。モチベーションの浮き沈みもあるでしょう。

 

そんな時でも自分の機嫌を取りつつ、やる気に左右されないように体調とメンタルヘルスを整えるようにしていました。

 

趣味の時間は必要ないという人もいますが、時間を決めてやってみればいいでしょうし、ゆっくりよく寝ることだけでも全然違います。

 



まとめ

基礎的内容をいかに取りこぼさないかが税理士試験の大きなポイントです。まずは土台部分と思って年内の勉強に取り組んでいきましょう。

 

しっかりとした土台ができればその上に積み上げていくことも容易になります。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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