Shall we 献血?

 

献血

geralt / Pixabay

あなたの趣味は何ですか?

そう聞かれたとき、私は献血ですとお答えしています。

2017年11月現在で70回を超えています。

献血のおかれた状況とこうなればいいのになをお伝えします。

健康な方は是非とも献血を。

 

献血のおかれた状況

献血するひとが減っている!?

みなさんは献血バスを繁華街でみたことがあるでしょうか?

ご承知の通り、日本は高齢化社会でかつ人口減少社会です。

かつてに比べて献血するひと、特に若い人が減っています。

 

日本赤十字社発表の血液事業年度報によりますと

10代の献血率は5.2%

20代の献血率は16.2%

30代の献血率は18.6%

40代の献血率は29.1%

50代の献血率は22.2%

60代の献血率は8.7%

となっています。(いずれも全国値)

10代~30代の献血率が低調ですね。

 

ちなみに2000年は

10代の献血率は10%でした。

献血者の人数も減少しており、

2027年には約101万人の献血延べ人数が足りなくなるという

シミュレーションが厚生労働省から発表されています。

 

献血はなぜ必要か?

簡単に言うと

血液は科学的に人間の外部で作れないからです。

いろいろな医学的な治療に必要な血液ですが、

医学・科学の進歩がすすんだ現代においても血液は作れません。

人工血液の研究は進んでいますが、今はまだ献血は必要です。

 

献血のお礼

かつて1950年代から1960年代半ばまで、売血(=自らの血液を有償で提供する)が

日本でも行われていました。

血液に対する検査の不足や、感染症のリスクが高いことから

売血行為は禁止されています。

 

その後、献血のお礼としてクオカードや図書券などを献血者に渡していましたが

金品の授受に類似し、有償提供にあたるとしていわゆる金券のお礼はなくなりました。

 

現在は献血のお礼として、献血センターでのドリンク・アイス・お菓子の無料提供、

成分献血や複数回献血したことに対しては、お礼品(洗剤や歯ブラシなど)が

献血者に渡されています。

 

献血好き税理士からのご提案

ここまで献血のおかれた状況を簡単にですがご紹介しました。

ここから先はこんな風にしてはどうかなと感じることを

ご提案としてまとめてみました。

座席でスマホを充電できるようにしてはどうか?

一部の献血ルームでは完備されているようですが、全てではないようです。

成分献血という必要な成分だけを献血する方法では、比較的長時間イスに座ります。

そこではテレビが見られるようになっています。

テレビもいいけど、スマホが充電できれば若者もきやすいかも?

 

私は献血中は本を読んだり、テレビで競馬中継をみて血圧をあげていますが(笑)

 

コラボレーションがとんがっているような気がするのは私だけ?

日本赤十字社も若者対策を行っています。

その対策でアニメや漫画キャラとのコラボがなされているのです。

コラボがとんがりすぎているような気がするのですが、私だけでしょうか?

 

若者はアニメや漫画が好きだろうからってのは分かりますが。

ほかの選択肢はないでしょうか?

健康な若者にきてもらうなら、いっそプロテインでも配ってみては?

 

他にもプロスポーツ団体とコラボしたり。

(プロスポーツ選手個人だと幅が狭いような気がします)

 

お礼品が、、、

献血を10回、30回などキリのいい回数行うとお礼品がもらえます。

もっと回数を重ねると、著名な方が作ったガラスの盃がもらえます。

 

他に選択肢があるとうれしいですよね。

私は日本酒をその盃で飲んでいますが(笑)

 

たとえば、思い切って振り切るならば

大学4年間で30回献血出来たらiPhoneあげますとか。

 

おわりに

日本赤十字社が財政難ということも理解する必要があります。

iPhoneはやりすぎだと言われるかもしれませんが、

それでも献血者を増やしたいなら可能性を検討すべきです。

 

私も含めてですが、自分の行為が誰かの役に立っているのが分かると

人間はとても嬉しいですよね。

自分の提供した血液がどういう使われ方をして役に立ったのか。

個人情報を教えてほしいわけではないんです。

役に立ったという実感が得られると良いんではないでしょうか?

 

健康な方はぜひ献血に行ってみましょう。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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