※Photo by Franck Veschi on Unsplash
独立に向けて動き始めた男こと、バリバリ所属税理士のtakasagoです。
先日、ブログについてオンラインコンサルティングを受けました。
このブログは、ひとつの「隠し事」「書く仕事」の一環、とりかかりと考えています。
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もちろん今後も続けていきますが、もうひとつの仕事の軸として
「話す仕事」を自分なりに考えてみました。お付き合いください。
話す仕事の種類:セミナー
一口に話す仕事といってもイロイロあります。
一番最初に思いつくのはセミナー形式です。
一対多になるかと思いますが、この「多」の部分の設定が大事になります。
考えるべきこととして
- 規模=何人ぐらいを対象にするのか
- ターゲット=何を伝えるのか
- 集客の方法
- 場所
大きく分けてもこれぐらいは考えていかなければなりません。
規模:何人ぐらいを対象にするか
規模については4人ぐらいまでと考えています。
仮に4人までとして告知して、ひとりしか来なかった場合。
ぼくは傷つくのでしょうが(笑)
参加した方の満足度はあがるでしょう。
質問し放題ですし、もはや個別コンサルティングです。
これ以上増えてくると、少なくとも今のぼくには手に負えないかなと。
何十人もいるのと4人とでは話し方は全く異なるでしょうし、
間違いなくぼくが緊張しますね。
ただ話す仕事は場慣れも必要と、諸先輩がおっしゃっていますので
数をこなす必要はあるでしょう。
ターゲット:何を伝えるか
今のぼくに伝えられることで
お客様に有益なことは何かあるか考えてみました。
- 中小企業の社長さん、オーナーさんの相続対策・株価対策
- もめない相続のやり方・コツ
- フリーランスの経理とクラウド会計
- 経理初心者の簿記知識スキルアップ
- 税理士試験のハナシ
ぐらいでしょうか。
もうちょっと内容を豊富に自分コンテンツの充実を図ります(笑)
特に1と2は今も毎日やっていることですし、
個人的に力を入れたいのは、実は4だったりします。
これは税理士あるあるなんですが、
お客様である中小企業の社長さんには数字に弱い方が一定数います。
そういう社長さんに限って、記帳代行丸投げ、試算表を活用できていない、
そんなケースが散見されます。
もう少し簿記の知識があれば、会社自身も社長さん自身も
タイムリーな経理情報で、適切な経営判断ができるんじゃないか、
そう思うことがあります。
であれば、そういう社長さんに簿記のことを勉強してもらえる機会を提供できないか、
そう思っている次第です。
[alert title=”注意”]そう思うなら今からやればいいのに、というご指摘もあるかと思います。
ただ、通常の会計事務所・税理士法人は記帳代行することをヨシとしています。
お客様に簿記を勉強してもらおうという発想はあまりないです。
ひとり税理士として独立した際には、記帳代行はできても数件です。
いまのところそこは力の入れどころではないと考えています。[/alert]
集客の方法:どうやって集めるか、告知の仕方
セミナーをやるとして、どういう風に告知するのか。
これも非常に大事です。
京都駅で、サンドイッチマンしてもいいんでしょうが(笑)
それでは、セミナーに来てほしい方に届くかは疑問です。
告知するにしても、そのニーズがあるひとに届けなければ意味がありません。
その意味では、このブログをもっと周知して
セミナーの広告としての役割を担ってほしいというのがぼくの野望です。
メルマガもありなんでしょうが、
まずはブログで自分のことを知ってもらうことがセミナーに限らず、営業の第一歩かなと。
場所:どこでやるか
ひとまずは自宅で開業しようと考えていますので
自宅でやるわけにはいきません。
借りるとしたらセミナールームとか会議室でしょうか。
あまりそういうサービスを利用したことがないので
Google先生にお手伝いしてもらいながら探してみました。
[alert title=”注意”]当方、京都在住ですので京都を中心に見てみました[/alert]
結構、貸会議室やレンタルスペースってあるんですね。知りませんでした。
そんな中からこちらをチョイスしてみました。
こちらの施設は運営団体が京都リサーチパークという
全国初の民間運営によるリサーチパーク(=研究施設)としてオープンし、
セミナールームやレンタルオフィスにも力を入れているようです。
恥ずかしながら知りませんでした(笑)
ほかにも会議室レンタルの仲介サイトが結構あるようですので
ぼちぼち探してみようかなと思います。
話す仕事の種類:出張セミナー
ここまでは、セミナー=自主開催セミナーについて考えてみましたが、
ほかにも話す仕事の種類があることに、ブログを書きながら気が付きました。
例えば、企業が福利厚生や研修の一環として、セミナーを開催するのに
ぼくがそこに行って、テーマに沿って話をする、というのも「話す仕事」のひとつになります。
要は、ぼくが依頼主のところに行って、ニーズに応じて話をする、出張セミナーです。
出張セミナーのニーズがどれくらいあるのか未知数ですが、
ぼくならこんなことを話せますよっていうことで考えると、
- 会社経理のこと
- 営業に使える経理の知識
- 試算表を視覚的にとらえること
- 経理業務の効率化
- 年末調整の意味
- サラリーマンの節税・iDeCo
- 確定申告の仕方
- 確定申告が必要かどうかの判断基準
- 相続対策
- 副業の考え方
などなど。
今の顧問税理士には頼みづらいけど
気軽にセミナーや研修をスポットで依頼してもらえるような
そういうメニューも考えていきたいと思います。
「話す仕事」をお届けする方法
自主開催のセミナーにせよ、出張セミナーにせよ、
結局はぼく自身が実際にお会いできる人にしかお届けできません。
ウェブ・インターネットで音声や映像を提供できるようになれば
いつでもどこでも、ニーズのある人にセミナーをお届けできます。
この点、ブログの同じく、ウェブの力って凄いなぁと常々感じます。
先輩税理士さんでもセミナーをネットで販売しておられる方がおり、
自分自身の考え方をもっと柔軟にする必要性を痛感しました。
ぼく自身が対面でできることって、実は物理的に範囲が限られます。
でもウェブをもっともっと活用することで
ぼくから離れた場所で、離れた時間に、サービスを提供できる時代です。
考え方や、仕事の仕方が新しくない組織に属していると
自分自身がその考えに染まり始めます。
独立まで、そこの部分には注意しておきたいと思います。
まとめ
「話す仕事」については、ほかにも考えなければいけないことはあります。
入金の方法とか機材の準備、レジュメの作り方、ハナシの仕方、など
まだまだ考えていく必要があります。
それに「話す仕事」というのは、アウトプットのひとつでもあります。
アウトプットしようと思えば、自分自身がインプットして
知識を磨かなければなりません。
そこにかける時間の作り方も、今後は考えていく必要があることに気づけました。