おはようございます、京都の所属税理士takasago(@co_develop)です。
先日、司法書士さんとお仕事をご一緒した機会に、有料老人ホームの話題になりました。
その際に考えたのが、独立後のぼくはソフト面とハード面どちらを充実させるべきなのかなぁということ。
アウトプットしつつ、事務所のHPに反映するため整理します。
有料老人ホームはどちらで選ぶか
最近よくご一緒させていただく、司法書士さんと有料老人ホームの話になりました。
というのも、その司法書士さんは成年後見業務を引き受けておられてこれまで数多くの有料老人ホームを見たり実際に行ったりしておられます。
成年後見を受けておられる方(=被後見人といいます)は法律行為(=契約をしたり、遺言を書いたり)をすることのサポートが必要な方なので、被後見人にとって良いと思われることを後見人はサポートする必要があります。
税理士も研修等を受けて成年後見人の名簿に登録することができますが、成年後見業務としては司法書士さんのフィールドというのが現状です。
司法書士さんが成年後見を積極的に受任しておられると、被後見人が有料老人ホームに入っているケースも多く、様々な有料老人ホームをご存知です。
その話の中で盛り上がったのが、キレイで最新の施設であるにこしたことはないけれど、普段のホームでの生活で接する職員さんの対応を重視したほうが満足度は高い、ということでした。
いわゆるハード面を求めるよりも、ソフト面を重視して老人ホームを選んだほうが良さそうだ、と。確かにホームでの生活は職員さんとの付き合いが大半を占めていますし、ハード面の差というのは実感しにくいモノです。
ぼく自身もたまにお客様の関係で有料老人ホームに伺うことがありますが、受付での対応ひとつで印象というのも左右されるなぁと感じることもしばしばです。
税理士としてのウリをどうするか
では、独立後のぼく自身はどのようなことを重視してお客様に選んでもらえばよいか、事務所のHPでも掲示しておくことが必要なので考えてみると。
- 税理士資格のある担当者と定期的に会って、会社の数字について話をしたい方
- 丁寧にかつ誠実な対応と分かりやすい説明を税理士に求める方
- 事業環境の変化のスピードが速く、経営判断に会社の数値という客観性を求める方
- レスポンスが速く、気軽に話ができる税理士をお求めの方
- 税理士にとにかくしっかり話を聞いてほしい方
- 経営層と近い年代の税理士に顧問になってほしい方
- 適切な節税策を実行したうえで、会社にお金をしっかりと残したい方
- 経理業務のみならず、業務全般の効率を高めたい方(特にペーパーレスなど)
- 相続対策に強い税理士をお求めの方
- IT技術についてもどんどん取り入れていきたい方
- 申告期限ぎりぎりにバタバタしたくない方
税務顧問として、こういうお客様にぼくの事務所はオススメですよって思えるものをピックアップしてみました。見事にソフト面、いわば提供できるサービスの部分です。
どれかひとつでも思い当ってもらえればいいなぁと。
税理士事務所も規模が大きなところは一等地のオフィスビルに事務所が入っていたり、自社ビルを保有していたりしますが、ぼくにはそれが必要ないです。
またお客様にとっても必要な方と必要でない方もいらっしゃるので、ぼくの事務所はこんな感じですよ、こういう人がマッチしますよというのは掲げておく必要があるでしょう。ミスマッチになるとお互いに損ですし。
ぼく自身は税理士業をサービス業と捉えているので、提供できるサービスで勝負していく必要があると考えていますし、その部分で選んでいただける選択肢の一つになりたいなと。
まとめ
コツコツと事務所のHPを作っていますが、今回の司法書士さんとのお話のように他士業の方とのお話は独立後のことを考えるにあたり、やはり参考になるコトが多いです。
また、士業が違うとはいえ、接する専門家の方々はすでに独立している方ばかりで、ぼくが独立することに対して好意的に捉え、応援してくださる方ばかりで、とても励みになります。
10月は事業計画をつくりつつ事務所HPも手を入れて、11月からは本格的に事業に必要なモノ、コトの見積もりを取ったりをしていくつもりです。