フリーランスになってうれしいこと。朝礼のスピーチがなくなったこと。

スピーチ

スピーチ

おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

フリーランスになると勤務時代からなくなったものが多数あります。通勤であったり、給与であったりさまざまですが、なくなってうれしいもので朝礼のスピーチがあります。

みなさんの職場では朝礼のスピーチ、やってますか?それは何のためですか?

 

目次

朝礼とスピーチの目的はなんだろう?

ある程度の規模の組織になると朝礼があるところが多いと思います。

 

ぼく自身は前々職が医療事務で当直をやっていたので、毎日朝は当直時間帯の状況を職場でシェアするために朝礼がありました。

シェアする内容としては

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  • 当直時間帯(18時から9時まで)の患者数
  • 手術や入退院の有無(退院は患者さんが亡くなっての退院という意味)
  • 当直帯から外来へと切り替えになったときに引き継いだ患者さんの情報
  • その他の連絡事項

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というものが主でした。

 

ぼく自身も当直をしていたので通常勤務時に朝礼で報告を聞くと、昨日は忙しかったんだなとか、寝てないだろうなというのがイメージできました。

そういう時は最大限のねぎらいというかお疲れ様というのを担当に伝えたりもしていましたが、そこはお互い様ということでアッサリはしていたかもしれません。

 

こんな感じで情報を共有・シェアするための朝礼というものがあります。コレが朝礼の持つ目的のひとつです。

 

さらに職員が毎日順番にスピーチをしなければならない朝礼もあります。

 

仕事のことに絡めて決意表明みたいになるコトが多いんですが、コレって本当に必要でしょうか?

毎月順番に回ってきてお客さん対応でこんなこと感じた、こういう風にしたい、といううまくいったことをみんなにシェアするならまだしも、ただの読書感想文みたいな時がありますし、ぼくも実際はそんな感じになっていました。

 

フリーランスになって改めて新しいコトを体験する、やる、というのは必要だなと感じていますが勤務時代は粛々と仕事をしていたので、ほぼルーティンの毎日。

そんな毎日の生活や仕事から何か感じたことを話す、というのは苦痛でしかなかったです。

 

人前で話す練習になるとか、プレゼンの練習になるとか、耳にすることがありますが、ぼくのように読書感想文のようなスピーチをしていては何の練習にもならないでしょう(笑)

 

自分の感情を交えたり悩んでいることがスピーチの内容に表れているならまだサポートを考えることもできるでしょうが、仕事の感想文で最終「頑張ります」っていう着地だと「そうだね」って思うだけです。

 

それならまだ企業理念やクレド(信条)を唱和させて終わるほうがよっぽど有益かなと。

 

ぼくがなぜ朝礼のスピーチにネガティブイメージがあったかというとやらされている感と何もフィードバックがないからです。

スピーチして所長がコメントして終わりなだけでそこから何もつながらない、でも順番が回ってきたらやらなきゃいけない。

 

なによりも精神的なストレス・負担を感じる方がかなり多いのも事実ですし、朝礼をすることで何かいい効果が得られた実感がなかったので、ネガティブイメージがあったんだと思います。

 

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組織にいると同じベクトルを向く必要はあるけど

何十年も朝礼とスピーチが同じルーティンで、前回自分が話したこと、先週誰が何を話していたか意識に残ってないならあまり意味があるコトではないのかなと思います。

 

そういう意味でぼく自身はスピーチがなくなって嬉しく思っていますし、朝礼は情報を誰かとシェアする必要がないので特に不要です。

 

朝礼もスピーチもなぜそれをしなければいけないか、棚卸したほうがイイでしょう。決まっているからやっていてぼくのようにイヤイヤやっていたらそれこそ意味ないです。

 

組織に属していると同じベクトルを向く必要はあるでしょう。でもそれを朝礼とスピーチでやる必要はないかなと。

 

ぼく自身がイイ朝礼に出会えて体感したことがないのでこんなネガティブなコトを考えてしまうんでしょうか。

 

スピーチで話す力、コミュニケーション力をあげるというならばコンサルを受けたりセミナーに参加して実践するほうがイイでしょう。

 

情報共有が目的の朝礼なら他にも情報を共有する方法はたくさんあります。

仕事をスタートする瞬間として朝礼が必要というなら学校のチャイムみたいな感じでもいいでしょう。実際、職場に来てから朝礼が始まるまでに仕事をしていたこともあります。

 

何でもそうですが「ずっと続けているから」というのは続ける理由にはならないので、朝礼・スピーチが組織にとってより良いモノに変えれるかは考える必要があるでしょう。

 

慰安旅行しかり、朝礼・スピーチしかりですが長く続く企業であればあるほど、何で続けているのかわからない習慣・風習というのはたくさんあります。

みなの時間を奪っていることに他ならないので続けるからには目的と理由が必要です。(朝礼とスピーチは業務時間外というのはよく聞くハナシです)

まとめ

スピーチはぼくの周りでも苦手な人が多い印象です。これがストレスになっている人は多々いるかなと。

話したいことをスピーチするならまだしも、スピーチのためにネタを探すのは目的が違うような気もします。

フリーランスになって朝礼とスピーチがなくなって気持ち的にもラクということはすなわちストレスに感じていたのでしょう。

長く続けているコトの目的を再度見直す機会はぼく自身も持ちたいと思います。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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