おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。
確定申告時期に入り、Twitter界隈も比較的受験生は静かです。お仕事量が増えているのだと思われます。ぼく自身は確定申告のページを作ってアップしていますが、コレをいつまで掲げるか、受付するかというのは考えておく必要があります。
Do More(もっとやる または もっとやれ)を自分で決めることができるのも独立の醍醐味です。
確定申告をいつまで受け付けるか問題
今年は日付の関係で2月18日から確定申告が始まりました。
実際には年明け以後、電子申告などでは申告することができますが、毎年紙で提出している人はさあ始まったぞ、という気分でしょう。
ぼくはというと、いつまで受け付けようかなというのを昨日チラチラと考えていましたが、今月末2月中で一旦締め切ることにしました。
2月いっぱいでも遅いかなと思うぐらいですが、お客さんはそうは思わないかもしれません。
お客さんとのギャップのひとつに時間軸というのがあります。
お客さんは資料を渡せばパッと申告書ができると思いがちですが、そもそもそういうモノでもないです。
資料をお預かり
↓
不足資料がないかのチェック
↓
不足があれば依頼
↓
出来る範囲で仕訳入力(所得税の確定申告は一年に一回の入力の場合も多いです)
↓
不明点の確認
↓
家族状況の変更などの確認
↓
申告書作成
↓
申告書チェック
↓
報告
というのが大きな流れでしょう。
で、ぼくの個人的な印象では「資料を渡せば申告書なんかスグできる」と思っているお客さんほど、「資料の抜けや不明点が多い」傾向が強いです。
そうなると作業が滞りがちですし、保険料控除証明書の再発行まち、なんかはあるあるじゃないでしょうか。
申告書を作る魔法の杖があればいいのでしょうが、そういうわけにもいかないというのが実情なのでぼくは今年は2月いっぱいで受付終了ということにしました。
2月いっぱいでも遅いぞ!というお声が先輩方から聞こえてきそうです(笑)
こういうことを決めてアナウンスできるのは自分の軸をブラさないためにも必要です。来年はもっと早く受付を終了するかもしれませんね。
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自分でコントロールできることが増えた
ぼくの知人の話をしますと(笑)
その知人の若ハゲさんは去年の確定申告で申告期限1週間前に譲渡所得税申告を3件仰せつかったそうです。ハイかイエスかそんな状況です。
こうなるともうイヤな予感しかしませんね?(笑)
譲渡所得税の申告というのは特例の適用や取得費の計算など、事業に関する所得税の申告とはまた違った部分に気を使いますし、リスクが相当に高く難易度も高い場合が多いとぼくは考えています。
おまけに見積もりを出したら高いと言われてやる気がなくなったそうです。
モチベーションゼロの状態でそれでも申告を仕上げなければならない、仕上げても事務所からインセンティブがあるわけでもなく、ただただ残業が増える状況にその若ハゲさんは「来年はこんな感じで確定申告したくないな」と思い独立を決意したそうです。(目から汗がでてきました)
ぼくはその話を聞いてハゲしく同意しました。(いわゆるハゲ同ですね)
で、ぼくは今年独立をして、自分で状況をある程度コントロールできるようになりました。与えられる仕事ではなく自分でどこまでやるかを決めれる状況を手に入れたということです。
やるかやらないかはぼく次第と言っても過言ではありません。
自分で決めることができる=その分自分に責任が増える、ことを意味しますがそれも含めて独立の醍醐味だとぼくは実感しています。
3月に入ってからは自分が申告書を作るご依頼は受けないつもりです。お客様自身が作ったものをチェックする、作成をサポートする、相談をうける、についてはサービス提供時に完結することなので、そのようにお伝えする予定です。
まとめ
いよいよ始まったなという感じですが、最近会う人会う人にお忙しい時期にすみませんorありがとうございますと言われます。
業界のみならず世間一般的にもそういうイメージなんでしょう。
ぼくはそんなときスライムのように薄い微笑みを浮かべていますが(笑)