京都のひとり税理士ジンノです。
先日、日本税理士会から「次期税理士法改正に関する答申」というものが発表されました。
税理士資格についてや電子署名などの改正について税理士会からいわば要望がリリースされたのですが、その中にテレワークについての内容が盛り込まれていました。
思うところをアウトプットして整理してみます。
テレワーク導入の勘所
ぼく自身は今、ひとりで仕事をしているので同僚との会議というのはありません。
打ち合わせ、会議をすればコミュニケーションをしている、というのはぼくは少し違うかなと思っています。
というのも前職の事務所では、結構頻繁に会議がありまして大変そうだなと思っていました。(ぼくは部署違いで会議には参加せず)
会議をしても決まらないものは決まらないし、しなくても決まることはあります。
先入観があると、何事も進まないのかなと。
会議は集まってやるモノという先入観
最近加入したオンラインサロンでは打ち合わせをZoomというシステムを使っています。
インターネットがあればサクッと会議ができて、なおかつ画面共有なんかもできます。
昨日の打ち合わせでは、およそ15人のメンバーさんが同時に会議をしていたのですがこれが自分が思っているよりもスムーズで、リアルで顔をあわせる必要ってあるのかな、そう感じています。
組織的に考え方が凝り固まっていると、会議は集まってやるモノという先入観があるかもしれませんが、web上で集まれれば距離的、時間的な壁は越えることができます。
業務の管理は同じ職場にいないと出来ないという先入観
テレワークというと、遠隔地勤務そんなイメージです。
自宅であっても自宅の近くのシェアデスク、シェアオフィスであっても、いわゆる職場から離れた場所で仕事をすることへの慣れが必要です。
お仕事をする方が職場とは違うところで仕事をすることに仕事を依頼する側がどんな風に思っているかも重要でしょう。
職場にいないと管理できないというのは先入観で、職場にいても仕事をしない人はいます(笑)
職場で同じ空間を共有する、雰囲気を感じとるというのも大事なことかもしれません。
合う合わないもありますが、業務を管理するのに側にいないと出来ないという先入観を排除したほうがいいかなと。
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Web会議は物理的な壁を超える
例えば一般的な会議をする、ということを実行するとしてどんなことが必要か。
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- 同じ場所に集まる
- 同じ空間にいる
- 話し合う
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ということが必要になってきます。
同じ場所に集まる、というのは会議室であったり打ち合わせスペースですが、物理的にそこに行かなければならない、自分の体をそこに運ばなければなりません。
また同じ空間にいる、というのはその場所に自分の体をとどめておく必要があるでしょう。
webでの会議をする場合には、この同じ場所に集まる・同じ空間にいる、そういうことは必要でなくなる、物理的なハードルをいとも簡単に超えてしまいます。
Web会議導入の大きなハードルの一つに空気感・雰囲気が伝わらないということがあります。
個人的には会って決まらなければwebでも決まらないと思いますし、会わないとダメという会議自体が少ないのかなと思っています。
確かに実際に同じ場所に集まって話をしたほうがいいこともあるでしょう。
実際に会って行う会議とWeb会議との使い分けが重要かなと。
税理士事務所のテレワークについては、今の所はっきりとした指針がない状態です。
2ヶ所事務所の禁止やそもそもの事務所の必要性などは理解できますが、ルールがないので実際の運用上どうなっているかが税理士側にお任せのような状態です。
税理士法がテレワークについて、ひいてはITの発展についていけてない部分もあるのかなと個人的には考えています。
こんな風に今後を見据えたいい形での税理士法の改正は賛成です。
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まとめ
インターネットの力というのはすごくて、物理的な壁をやすやすと乗り越えさせてくれます。
クラウド会計についても同様で、会計ソフトに対する壁を壊しつつあります。
Web会議についてはお客様との会議、打ち合わせにも活用したいなとぼく自身は考えています。
資料だって事前にメールで送れますし、画面の共有もできるので、不都合の方が少ないかなと。