こうあるべき、というステレオタイプとの付き合い方

さらりと流す

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おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

ひとりで税理士業をやっていると、いろんなこうあるべきという意見にさらされることがあります。

まぁいわばステレオタイプ=固定観念というやつですが、自分がどうありたいかを考えた時、どこまでこのステレオタイプに縛られるかは考えておく必要があります。

ぼく自身のステレオタイプとの付き合い方をお伝えします。

 

目次

ぼくを取り巻くステレオタイプ

固定観念、こうあるべき、というのはぼくを含めて皆さん多少なりともお持ちかなと思います。

 

こうありたい、という目標や理想ももちろんあるでしょう。

 

ただやっかいなのは、自分の固定観念を相手に押し付けてくる人がいる、ということです。ひとりになると余計にそう感じることが多くなりました。

税理士業について

今はひとりでやっています。この先もひとりでやるつもりですが、10年後どうなっているかは正直なところ分かりません。

 

事務所を大きくすることに意義を見出す税理士さんもいて、確かに事業をする上で拡大路線を取るというのもひとつの考え方です。大きなやりがいがあるだろうなと。

 

税理士業のモデルとしては、ひとりでやる、というのはまだまだ少数派です。税理士会の支部なんかに行くと、諸先輩方からもアツい激励をいただきます(笑)

 

ひとを雇うとか、大きくするとか、いろんな考え方があるなと思う次第ですが、自分がどうしたいかは独立するときになんとなくでいいので決めておいたほうがいいかなと。

 

ぼくも雇われでイヤな思いを多少なりともしましたし、自分が誰かを雇うイメージが全くできません。

そういう意味で雇うのは難しいかなと思いますし、元来一人でいることのほうが気楽なので、今の状態が心穏やかです。

 

ただ一人でやる以上は売上の上限や天井は、誰かを雇って業務拡大していくことと対比すると低いかなと思うので、どういう数字的な目標を持ちたいかにもよるかなと。

生活について

1984年生まれで今年35歳です。35歳というと周りのひとは結婚してお子さんがいるケースが多くなってきます。

 

結婚しないのかと聞かれることも多いですし、パートナーに仕事を手伝ってもらえばいいのにと言われることもしばしばです。

 

今のところ結婚をするつもりも、相手もいません。

自分の仕事に注力したいというのと、同居する母の面倒を誰かに見てもらうわけにもいかないかなと。

 

ひとりで税理士をやることよりも結婚しないのかという圧のほうが強かったりするので、圧が強い人と接すると基本的に黙っています。

ここで書いておくともう聞かれなくなるのかなという淡い期待もあります(笑)

 

結婚してお子さんがいるというのも幸せのひとつの形でしょう。それこそ僥倖だとおもいます。ただぼくがそこに心の充足を見いだせるかどうかはわかりません。

 

気が向いたら考えてみることにします(笑)

どう付き合うか、たゆたえども沈まず

たゆたえども沈まず、最近この言葉をよく思い出します。

本のタイトルにもなっているのでご存知の方もいらっしゃるかと。

 

 

画家のゴッホについて書かれた小説ですが非常に面白かったです。パリでギャラリーを運営する日本人の視点からゴッホを見つめる、そういう内容です。

ギャラリーのことや絵画のことについても触れられています。美術がお好きならぜひ手に取ってみてください。

 

この本のタイトルにもなっている「たゆたえども沈まず」というワード、元々はパリ市の標語です。

 

ぼくがこのワードを知ったのが大学生のころ、第二外国語でフランス語を履修していた時です。

当時は税理士試験の勉強を始める前で、夜間学部の第二外国語ですからそもそも選択制で外国語を取得しなくてもよかったんですね。(英語は必修でした)

 

そんな状況ですから2年間ほぼ丸々マンツーマンでフランス語の先生方から指導を受けることができました。今思い返しても贅沢な時間だったと思います。NOVAより少人数でしたから。

 

そのフランス語の授業で確かでてきたのが「たゆたえども沈まず」でした。

パリは革命や戦争に翻弄されてきたけれどそれでも沈まず、パリはパリ。という確かそんな説明でした。

 

今の自分が荒波にもまれていて今にも沈みそうかというとそんなことはないですが、たゆたう=左右に揺れて定まらない状態でも、沈まない。泉に浮かぶ木の葉をイメージしてみると良いと思います。

 

ぼくはいろんな人の意見に耳を傾けはしますがあくまでサラリと流すことも多いです。

受け止めすぎると大変なので、たゆたえども沈まず、サラリと受け流すように心がけています。

 

人生に迷ったら読む本(笑)

構造主義の祖、クロード・レヴィ=ストロースの著書で、1930年代初頭にブラジルの未開地・少数民族を訪ねた紀行文です。文化人類学にも大きな影響を与えた書籍です。

「世界は人間なしに始まり、人間なしに終わるだろう」の一節でも有名になりました。

 

もう少しライトな本がよければこちら。

直木賞作家である五木寛之の随筆です。ちょっと暗いかな(笑)

まとめ

仕事もひとりでやって独り身だと、寂しくないのかと皆さんが想像する倍は聞かれます。

気楽なので事務所を大きくすることもパートナーを作ることも向いていない可能性があるかなと。

まぁぼちぼちいきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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