税理士登録するときの費用をどうするか。自分で払えば気兼ねは不要。

自分で払えば気兼ねしない

自分で払えば気兼ねしない

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

さて、秋も深まってまいりまして税理士試験の発表まであと50日チョットという今日この頃です。受験生の皆さん、特に官報リーチの方は気が気ではないかもしれません。考えるのがイヤだという人も中にいらっしゃるかも。

元来ポジティブなぼくは「受かったら(登録に)いくらかかんだ?」そこにしか意識が集中していませんでした。

もちろん試験ですから結果は分からない部分もありますが、一応毎年受かるつもりで試験を受けて、発表が待ち遠しくて特に官報リーチの時は受かってんだろ、そう思ってました。

視線は合格のその後に、カッコよく言うとそうなりますが、ぼくにとって一番の問題は税理士登録にいくらかかるんだということでした。落ちてしまえばまたやるだけですから。

税理士登録時の費用をどうするのか考えておきましょう、というお話をします。

 

目次

登録時の費用は結構かかる

ズバリ、税理士登録時の費用は結構かかります。

 

税理士会によって多少の違いはあって、会費もそうですが会館建設負担金とかいろいろあるようです。

 

登録時にマストなのは(近畿税理士会の資料から)

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  • 登録免許税6万円(名簿登録に必要です)
  • 登録時手数料5万円(現金でお願いしますとのこと)[/list]

これらは書類の提出時に必要です。

 

登録時の大まかな流れとして

合格証書が届く

→必要書類を揃えて提出する(登録免許税と手数料の支払)

→登録時の面談(身辺調査も兼ねている、かも)

→伝達式(バッジと税理士証票の授与 税理士会の入会金・会費など支払)

 

支出のタイミングとしては2回あります。

登録免許税なんかは不動産を買ったりするときにしか自分で支払う機会はないでしょう。実際のところぼくも登録免許税の支払いは初めてでした。資産税をやっているコトもあり、普段はめっちゃ見かけるんですけどね。

 

それはさておき、税理士として登録し活動するためには税理士名簿に登録されていて、なおかつ税理士会の会員である必要があります。医師会と違って入るは入らないの選択肢はありません。

 

伝達式の時に支払う費用としては

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  • 入会金4万円(お布施)
  • 年会費82,800円(入会月の応じて月按分)
  • 日税連電子認証局分担金5,000円(電子申告関係の費用みたいです)[/list]

後は必要に応じて登録時研修のテキスト代や書籍代など。

 

行けばわかりますが、他にも必要?と錯覚させるような費用の負担を求められますが、あくまでもご自身が必要だと感じれば加入し支払いましょう。

多くは語りませんが、行けばわかります!

 

大体20万円ぐらいは翼を授かって飛んで行ってしまいます。

せっかく税理士試験の受験で専門学校に納めていた上納金がなくなったと思いきやこんなことになるとは、世の中上手く回っていますね。

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自分で払うのが一番だ

仮に20万円として、じゃあいったいどうやって払おうか。

 

登録費用については事務所の対応、ボスの考え方次第でしょうが、出してくれるところと自分で払ってというところの2択かなと思います。

就職の時にこのあたりが聞けるかどうか、難しいかもしれませんが。

 

何パターンか考えてみますと、

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  1. 自分で払う
  2. 誰かに借りる
  3. 事務所に出してもらう

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が思い浮かびます。

 

一番のおすすめは自分で払う

ぼくの場合は12月の賞与を登録費用に当てました。それまでも12月の賞与をO原の講座代として納めていましたから抵抗感は全くありませんでした。

 

ではなぜ自分で払うのがよいかというと、仮に事務所に出してもらうと辞めづらくなるからです。

 

事あるごとに、出してもらったよなと感じるかもしれませんし、出してやったんだから御奉公だよと暗黙のプレッシャーがかかる可能性は多分にあります。

 

そうなると20万なら月1万円で償却しても(償却とか考えちゃう時点で。。。)1年8か月もの間、恩義を感じ続けなければなりません。

 

登録の時には実務証明にハンコを押してもらわないというハードルがあります。コレについてのほうがイロイロとドラマがあるとよく聞きます。(ぼくの場合は何事もなくスッと済みました)

登録時にはボスの考え方なんかがモロに出てくることが予想されるので心づもりはしておいたほうがよいと、相談されたらお伝えしています。

 

自分が税理士登録するための費用ですから自分で払うのがまぁ筋と言えば筋ですし、登録した後に独立したいとかいろいろ考えていることがあるのなら、気兼ねしないようにしておきましょう。

 

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まとめ

おカネのことですから出してもらうと自分が思っているよりもプレッシャーに感じる人もいます。

税理士登録後のビジョン、独立したいのか、今の職場で仕事を続けるのか、転職するのか、そういうことを加味しつつ決めてもらえればと。

出してくれるって言われてもウラがある、かもしれませんからね。

もし独立したいなら払ってもらう選択肢はやめておいたほうがいいとぼくは思います。

 

昨日の一日一新

サイボウズのオンラインセミナー(初心者向けのkintone)

一番驚いたのが見やすさでした。デザインがきれいですね。どう使うかはまた考えていきます。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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