雇うこと、雇わないことについて考えておきたい

サポートしてほしい気持ちはある

サポートしてほしい気持ちはある

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

独立2年目に突入して、人を雇わないのか、というお話をよく耳にします。税理士事務所の仕事のスタイルとして人を雇って作業を分担する、というのはよくある王道の流れだとは感じます。

誰かを雇うこと、また雇わないことについてアウトプットしつつ考えてみます。

 

目次

現状でサポートが欲しいか

まず現状の整理をしてみます。

普段の仕事の内容としては月次顧問(記帳代行含む)が数件あり、合間で個別コンサルティングやスポット相談が入ります。さらに僕の場合は相続税対策や申告業務を1~2件ほど受注しており、またセミナーを自主開催しています。

 

月次顧問の件数は他の税理士さんよりもおそらく圧倒的に少ないと思います。自分の方針として相続に力を入れたいということもあり、月次顧問も行うのですが相続関連業務は他の開業している税理士さんよりも多いかなと。

 

個別コンサルティングやスポット相談、セミナー自主開催、相続対策や申告業務は税理士事務所のお仕事の中ではスポット・単発のお仕事というふうに位置づけています。

全ての業務に自分自身が担当しているわけですが定期的にある仕事とスポット業務とでは少し取り込み方が違っています。

 

月次顧問はそうそう頻繁に交代になったりというのはなく、一度顧問業務が始まると長くお付き合いがある関係が継続することが多いです。

一方でスポット業務の場合には業務が完了するとそれで一旦は関係が終了します。継続して行うお仕事とある程度期間が絞られて行う業務という位置づけです。

 

スポット業務の場合は僕自身はあまりサポートが欲しいという感覚になっていないのですが月次顧問やもっと言うと確定申告の時には人手が欲しいなと感じることが今年に入って何度かありました。

 

特に確定申告の時には自分が想像する以上に業務をお引き受けしてしまったのかもしれないと、少し反省する部分もあったのですが何とか乗り切ることができていました。

ただ確定申告も普段から月次顧問をしているお客様以外は一年分の記帳をまとめて行う必要があるお客様が圧倒的に多く、誰かが入力してくれたら助かるなぁと感じたのも事実です。

 

かといって普段の業務の状態、今ブログを書いている今日なんかも含めてなのですが、誰かにサポートしてもらえる仕事かどうかというのもあって、普段の業務量としてはそれほど多くないと感じることもあります。

 

何を仕事の中身として考えるかなのですが誰かを雇ってやってもらう業務としては入力作業がメインになってくるでしょう。

 

そう考えると今の僕自身の業務量として入力業務はそれほど多くなくむしろ少ないくらいなので今人を雇うと仕事を作ってあげないといけなくなるかなと。

それもありかなと思う部分もあったりまた常時雇用するというほど入力作業があるわけでもないのが実情です。

 

その点を考えると可能性としては確定申告の時期だけ業務をお願いするパートさんを雇うのかそれとも記帳代行会社を利用してみるのか。

 

入力作業だけであればSTREAMEDを代表とする便利なサポートやサービスがあるのでそれらを使うことを考えていきたいと今年の確定申告時期には強く実感しました。

 

今年は割とスキャンを活用したりデータで頂いた資料を取り込んだことで作業時間としては効率化できたように思うのですが、来年もし確定申告の業務が今よりも増えることになればもう一歩進めて対策を考えていきたいところです。

 

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もし誰かを雇う時のハードルはあるか

来年もし確定申告の業務が今よりも増えることになればと書きましたが業務をお引き受けするかどうかは自分次第なのが開業税理士の良さでもあります。

 

ただし僕自身は目の前で領収書を抱えて困っている方がいるとどうしてもお手伝いしてあげたいなあと思うことも多く、今年も確定申告の時期になってからご依頼を頂いた方が何人かいらっしゃいました。

 

お断りすることも考えたのですがもし自分がお引き受けしなかったらこの人はちゃんと申告できるんだろうかという心配の方が勝ってしまうこともあり、今年はご依頼いただいた方は全てお引き受けしました。

 

何か人を雇うという時にはお客様からもご相談を頂くのですが売り上げが上がって忙しくなってから業務が回らなくなってから人を雇うのか、業務を回るようにするために人を取ってから売上の獲得を目指すのか、悩ましいところです。

 

前述のように僕の場合はまだまだ取り組めることがあるので誰かを雇うというステージではないと思うのですがもし雇うとなった場合どのように考えていくか、シュミレーションしていくことも大事です。

 

僕が誰かを雇うことになった時にはいくつかハードルがあります。

どこで仕事をするかと言うと事務所になるのですが僕の場合は自宅事務所なので誰かに来てもらうのもなぁというのがまず一つあります。

 

こうなるとどこか場所を借りるのかリモートにしてもらうのかいろいろ考えたくなるのですが費用としてはかかるでしょう。パソコンを用意したり備品を用意してそれを使って仕事をしてもらう必要もあり、初期投資が必要です。

 

今の時点では業務を回せていないということはないので新たに仕事を取ってくるというハードルもあります。

 

今は自分がいわゆるプレイングマネージャーという立場であり、お客様のところに訪問して説明したり話をすること、帳簿を作成すること、事務所の管理運営を自分でやっています。誰かに仕事をお願いすることになった時にはその仕事を管理していく必要があります。

 

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まとめ

もし雇うことになったら自分のどの仕事をお願いするのか、どういった仕事を取ってくることに注力しなければいけないか、そういうことも考えていく必要はあるなと今ブログを書きながら実感しています。

 

自分の働き方も変わっていく可能性が高く、今後どうしていきたいかも含めて考える必要がありますね。 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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