プレーヤーでもありマネージャーでもある

自分の事業にどう向き合うか

自分の事業にどう向き合うか

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

税理士として独立するといち税理士でもあり、いち事業主でもあります。勤めているときも同じ立場の方はいらっしゃったでしょうが、ぼく自身は部下のいない身で、組織運営や事業運営を体験することなく独立をしました。

お客様と接する、申告書を作る、というプレーヤーとしての立場と、自分の事業を運営する、未来を考えるというマネージャーの立場をどのように行っていけばいいか試行錯誤の連続です。

 

目次

プレーヤー、マネージャーとしての仕事

税理士としての仕事の多くがプレーヤーとしての仕事と考えています。

 

例えば申告書を作成する仕事の場合を考えてみると、月次の記帳を滞りなく済ませ、元帳監査をし、決算整理をし、決算書を作成、その後に申告書作成に取り掛かります。

 

人によってさまざまなやり方があるかなと思うのですが、ぼく自身は野球でいうとフィールドプレーヤーのイメージを持っています。

 

球を投げる、打つ、捕る、走る、実際の野球をするものとして体を動かすのがフィールドプレーヤーです。

お客様と話をする、申告書を作る、実際の提案をする、などがプレーヤーとしての仕事と位置付けています。

 

申告書を作ることがプレーヤーの仕事であって、売上をどうしたら上げられるか、事業を継続するために何ができるのかを考えるのがマネージャーとしての仕事かなと。

 

勤めているときはこのプレーヤーとしての仕事しかしていなくて、営業はもちろんのこと事業運営についても自分事としては捉えていませんでした。

 

与えられる申告書作成業務をひたすらこなすことで、ボールを早く投げる、遠くに打つ、早く走る、そういうトレーニングにはなります。

ただこれだけをやっていればよかった勤務時代と異なり、いまは独立開業しているので自分の事業をどのように運営していきたいのか、未来とともに方向性を想像する仕事が必要になります。

 

マネージャーとしての仕事は自分事業を運営するために何ができるのか、何をすべきか考えることで、より経営者に近い考え方をする必要があり、お客様である顧問先の社長さんから学ぶこともたくさんあります。

 

毎日マネージャーとしての仕事をする時間を持てればよいですが、今のところそこまでは時間が割けていないのが現状です。

というか、最近になってからこの2つの立場があるのだということを改めて見直すようになりました。

 

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マネージャー仕事の難しさ

マネージャーとしての仕事は自分の事業の未来を考えることだと書きました。最近よく感じるのはそれはとても難しいことなんだなということ。

 

プレーヤーとして税理士業をする際には、ある程度答えがあるものに対してどう処理をするか判断をするか決まっています。

答えがあるから簡単というわけではなく、そういうトレーニングを税理士試験や実務を通して経験してきているので経験則として学んできた、身に着けてきたことだからです。

 

一方でマネージャーとして自分の事業を考えるときにはまず絶対的な正解や答えがない、というのが難しく感じる要因のひとつです。

こうかもしれない、こうしたい、こうすればどうなるか、いろんなことを考えるのですがやってみないと答えは出ません。

 

税理士業の場合はこうしておけば問題ない、という安全範囲が割と明確ですが、事業の先行きを見通すというのはとても難しいことなんだと改めて感じます。

 

あとはやはり経験則で判断できることがプレーヤー仕事よりも少ないのでより時間がかかるというか、判断に迷うこともたくさんあります。

特に営業活動については手探りの部分も多く、先に独立しておられる方のブログや書籍などを参考に自分はどうしていきたいか、どのように行動に移せるか考えるようにしています。

 

事業主として改めて去年を振り返ってみるとひたすらイロイロやっていたなと。

行動に移さないと結果が得られない、判断できない、ということを実感しつつ、とりあえずやってみる、細かく手数を出すしかないのかなというのが去年一年間で学んだことでもあります。

 

交流会など失敗したこともたくさんありましたが、良い経験になったと考えるようにしています。たとえ自分が失敗したと感じても次のステップに進めることができるのは行動したからです。

 

今年は年明け2月から家族の入院もあり全く自分の思うような形ではないかもしれませんがそれでもイレギュラーがあっても何とかやってこれている現状があります。

もう少し改善しながら前に進めていきたいところです。

 



まとめ

プレーヤー仕事もマネージャー仕事もひとりでやっていく以上は考え続けなければいけません。

仕事のパートナーがいるとまた違った景色が見えるのかもしれませんが、行動していくことでしか自分の事業について前に進めていけないのかなと。

失敗を恐れず行動できるような身軽さも備えておきたいです。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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