おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
最近よくTwitterなんかで見かけるのが「事務所ホームページはデザイナーさんにお願いします」というはなし。
事務所ホームページを外注するか否か、自分でスキルを得る機会について考えてみます。
お願いすると得られるであろうこと
スキルを持った人にお願いすることで整った見栄えのイイ事務所ホームページができあがるでしょう。じぶんではできない、と思える部分です。
あとは自分でもしできるにしても時間を得ることができます。
仮にWebサイトを作成するスキルが多少あったとしてもサイトを作るというのはそれなりに時間がかかります。
スキルが高ければ高いほどその時間は少なくなりますが、スキルがもし低い場合には時間もかなりかかると思われます。
その時間がまず自分にあるかどうか。
またWebサイトを作るスキルがあったとしてもデザインをするスキルとはまた別の問題です。
必要なスキルは沢山あるでしょうからその点でいうとお願いすると自分にはできないであろうWebサイトを作成してもらえます。
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お願いすると失うであろうこと
お願いすると失うこととしてはおカネがあります。失うという表現にそぐわないかもしれませんが費用はかかります。
また自分がWebサイトを作る経験を得られないことになります。
Webサイトを通して自分が何をしたいか、というのは考えておきたいところです。
例えばホームページぐらいは作っておきたい、と思うぐらいのものなのか。
それともホームページから仕事のご依頼をいただきたいと考えているのか。
ブログや記事を書いて情報発信をしていきたいのか。もしそうなら自分で更新できるほうがいいのか。こういったことを考えておく必要があります。
税務申告も似た部分があります。
所得税の確定申告や規模の小さい法人であれば自分で申告をしようと思えばできるでしょう。
全力法人税やfreeeの法人税申告作成ツールを使えばできます。
ではそれを税理士に頼む、頼もうと思うのはなぜか。自分で出来るようになりたいのか、節税に関してアドバイスが欲しいのか。
単純に申告書だけ出してもらえればそれでいいのか。赤字だから全然きにしなくていいのか。税務申告ひとつとっても色んな捉え方があります。
自分自身はじゃあどういったかたに税理士業というサービスを提供していきたいのか。どういうスタンスなのか考えておきたいところです。
そうでなくともなくなる職業だと言われて久しい税理士業ですので。
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自分でスキルを得る機会を考える
話を事務所ホームページに戻します。
ぼく自身は自分で更新できるようにしておきたいと思い自分でWordPressを使って事務所ホームページを作成しました。
いまも自分でメンテナンスをしつつ更新をしています。
自分で更新をしたいと思ったのは自分のWebサイトだからということと、内容を変えるのにイチイチ連絡をするのが手間だなと感じたから。
例えばセミナーを開催するにあたっても自主開催なら毎回自分で固定ページを作っています。
そこに申し込みフォームを置いたり、決済の情報をアクセスしやすくしたり、こういったことをしないといけません。
お願いするといつになるか分かりませんし、頻度が高いとお願いすると費用もそれなりになるでしょう。
こうなると自分で更新できないということはコントロールできていないことになります。この状態は避けたいなと独立前にブログをやっていたときから感じていました。
見栄えの良いWebサイトにあこがれもありますが少なくとも見栄えが良いよりも、更新頻度が高いほうがいいかなとは思っています。
他にはメニューを事務所ホームページに掲載していて料金表もあるのですがこのあたりもちょこちょこと変わっています。
予告はしていませんがしれっと更新するという感じです。
これも自分で出来るほうがいいかなと考えていてもうすぐ開業3年目がおわるので年明け以降に価格改定をするつもりです。
こういった自分で事務所ホームページの中身を更新するというのはお願いすると得られないスキルです。
そのためであればおカネよりも自分の時間をかけたほうがいいかなというのがぼくの今のところの判断です。
いまのところというのは、例えば外枠だけをデザイナーさんに作ってもらい、中身を自分で更新するタイプにするのもアリだと思っているから。
それであればいいとこどりのようなカタチも取れるのかなと。
まとめ
事務所ホームページについていろんなところ(といってもTwitterがメインですが)で見聞きした話について思うところを書いてみました。
キレイで整ったWebサイトには憧れがもちろんありますが、だからといって仕事のご依頼がある、というわけではないのであくまで発信するツールとして、という点で考えていきたいなと。