クラウドソーシングでいかがわしい仕事を探したらイタイ目にあったよ

たまご

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おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

みなさんはクラウドソーシングでお仕事を検討したり、また受注・発注したことはあるでしょうか?

ぼくも独立後にはじめてクラウドソーシングを使っていかがわしいお仕事に応募したんですが、イタイ目にあったので注意喚起のためご報告させていただきます。

目次

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングと聞くとなんとなくですがどんな感じか思い浮かぶかもしれません。

ごくごく簡単にかみ砕くと、ウェブ上でのお仕事マッチングということです。

 

発注したい人がこんなお仕事してくれるひと募集!とアップして、お仕事受けたい人が応募して、というまさにマッチングです。

 

大手のサイトでいうと、ランサーズやクラウドワークスでしょう。

お仕事の内容として多いのはライター(記事を書く)、Webサイト作成(サイトのコーディングや構築)、入力作業系です。

 

ぼく自身もブログを書いているので一応ライターとしての仕事を探したりしたこともありますが、毎日ブログを書きつつ、別記事も書くとなるとそれはそれで大変だなと思ったり。

 

はたまた他の人の目線で自分の書いた記事に感想というかダメ出しをもらう機会もそう多くはないので貴重な機会かなと思ったり。

 

[memo title=”MEMO”]ちなみにブログ運営をしている方のうち一定数がこのようなクラウドソーシングを使って記事を書いてもらっている場合があります。

ぼくのサイトは自分で書いていますが、ブログを運営するならこんな方法もあるんですね。[/memo]

 

やろうかどうか迷っていましたが、独立後は時間がある程度融通が利くので思い切って、お仕事に応募してみました。これがおよそ2週間ほど前の話です。

いかがわしいお仕事発見!

自分がやるにあたってどんな仕事がいいかなと改めて考えてみましたが、入力系の仕事も経験だなと思ったり、税務会計もどんな感じで仕事が進むのか興味がありました。

 

ポチポチとWebサイトでお仕事を探していたぼくの目に飛び込んできたのがこのお仕事。

AGA治療の覆面調査のお仕事募集!

というもの。

 

???な方に恥を忍んでご説明させていただくと、AGAとは男性型脱毛症のことで成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のコトを指します。

で、覆面調査とはいわば税務調査で言うところの内定調査(一緒にすんな(笑))のようなもので、体験してきてもらってレポートを書く、というものです。

 

つまりは、ハゲの治療してきてレポートを書いておカネをもらう

というお仕事なわけです。

 

ぼくは朝の8時に自宅兼事務所でoh my god(おお私の髪よ)と生まれて初めてつぶやいてしまいました。

いのり

 

税務会計のお仕事なんか最早どこ吹く風。こんなお仕事の存在すら知らなかったぼくは、パソコンのモニターに飛び込まんばかりに食い入るように仕事内容をチェックしました。なんと治療等に係る費用はアチラさん持ち!

 

イヤちょっと待てよと、こんなうまい話があるもんかとふと冷静になって考えてみたところ、

若ハゲ→俺のことだ

レポートを書く→書く仕事してる

おカネをもらう→売上がない

もう断る理由なんかないでしょ?皆さんもそう思うでしょ?

 

自分が若ハゲであること、レポートが書けること、時間の融通が利くこと、精いっぱいの自己アピールをして応募したのは言うまでもありません。まさか自己アピールで若ハゲのことを書く日が来るとは思いもよりませんでした。

 

自己アピールは以下のような内容です。

34歳の京都在住のフリーランスです。

20代後半から自分はひょっとして薄いんじゃないかという自覚がありました。一気に髪が薄くなってきたなと感じたのが前職の税理士事務所に勤め始めて以降で、ストレスや仕事環境があったのか、一気に来たように感じます。

隠し事はしたくないと思っていますので、丸坊主にしていますが、髪が伸びてくると落ち武者タイプのハゲ方だと思われます。

とても悩んでいるということではないですが、治療してみたいという気持ちがないと言えばウソになります。

レポートを書くということですが、毎日ブログを更新していますので、ある程度他人が読んでも耐えうる文章を書けるつもりです。

フリーランスで時間の融通もききます。

どうぞよろしくお願いします。

マジメか!(笑)

 

今読み返してみても自己アピールとしては100点じゃないでしょうか。

物凄く期待して応募したわけです。でも現実は違いました。

現実はそんなに甘くない、なんと断られた

応募して2、3日が経った頃でしょうか、お仕事の発注者からメールが届きました。

 

キミ採用!!と言ってもらえると思っていたのですが、どうやらスケジュール調整で後に伸ばしてほしいと。丁寧には言っていますが要はリスケ(リスケジュール、スケジュールの組みなおし)です。

 

税理士の性でしょうか、リスケには全くいい思い出も感情も抱かないのですが、そんなことも吹き飛ぶくらいこのときは採用されるつもりマンマンでしたので、快く承諾。生まれてはじめて秒で快諾しました。

 

しかししかし、さらにその数日後。お仕事がキャンセルされたとサイトからの通知が。

何事か!と思いメールを開いてみると、

予算の都合でお仕事がキャンセルになりました。

という簡素な文面が。

 

俺がいつカネの話をした?自己アピールをもう一度読んでほしい。

 

 

読みましたか?書いてませんよね?そうぼくにとってはもうこの仕事はおカネじゃないんです。

なぜやらせてくれないのか!いまでも若干キレています。

 

御破算になった事実を受け入れたら膝から崩れ落ちてしまいました。

泣く

 

ただただ恥ずかしい自己アピールがWebであったこともない人にさらされてしまいました。会ったことあるならまだしもどこぞの他人さんです。

 

みなさんもWebでお仕事受けるなら自己アピールには十分注意しましょう。

まとめ

お仕事を受注するコトの大変さが身に沁みました。

それもこれもタダで治療しようとした自分の浅はかさが露呈しただけ。ぼくはまだ自分が若ハゲということを受け入れていないんでしょうか。

イヤ、こんなことをブログで書けるぐらいですから受け入れ態勢としてはバッチリでしょう。

現場からは以上です。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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