6月1日(土) 独立5年経ってのぶっちゃけ振り返りセミナー

人間関係に振り回されたくない、というエネルギーでも独立可能

やじるし

やじるし

こんにちは、独立後どうですか?とよく聞かれるひとり税理士ジンノです。

独立前から面識のある方で、独立後もお話させていただく機会があると、「独立後はどうですか?」と聞いていただけることが多いです。

独立前と比べると表情が良くなったと言われることがありますが、正直楽しくやってます。

人間関係に悩むなら独立する、というのもぼくはアリだと思っていますので今日は独立に向けてのエネルギーはどんなものがいいか、考えてみましょう。

 

目次

独立後は人間関係に振り回されなくなった

独立後どうですか?と聞かれて一番最初に浮かんだのが「人間関係に振り回されなくなった」ということです。

 

税理士事務所に勤めている場合を例に考えてみましょう。

事務所内での人間関係についてですが、所長がいて、上司がいて、同僚がいて、後輩がいて、お局がいて、サポートしてくれるひとがいて、と外に向けてたくさんのベクトルが発生します。

 

例えばこんな風に

人間関係

シンプルに自分との距離感・影響力がevenであればいいでしょうが、現実はそんなことはなかなかないでしょう。

 

税理士事務所だとこんな感じもあり得ます。

人間関係2

所長も顧客も置き去りで、無資格の先輩・上司とお局が幅を利かせてるなんてのはお決まりかもしれませんね。

 

ここにはあえて家族は入れませんでしたが、家族がいても遠くて細いつながりしかない、そんな寂しいこともあり得てしまうわけです。いまは一般的な会計事務所・税理士事務所は繁忙期と呼ばれるものに突入し、ますますそれは顕著でしょう。

 

対自分としてみただけでこのバランスですから、それぞれの人間とのつながり、縦横の関係もあって複雑極まりない。転職の一番の動機というのは人間関係だと言われていますが、それも納得です。

 

ぼく自身もやめると言ってからはスッキリした部分とゴールが見えてしんどく感じたこともありました。でも独立後、ぼく自身は気が付いていませんでしたが表情が良くなったと言われるぐらい人間関係に悩まされることは少なくなりました。

 

それはやはり付き合いがあるひとが少なくなり、自分で人間関係もコントロールできる部分が増えたからだと感じています。

今はこんな感じです。

人間関係3

 

家族のことをそばで見られる距離感、顧客と一対一で向かい合える喜び、付き合う人を自分で選べるという自由さ、そういったものをぼく自身は独立で得られました。

独立にエネルギーは必要。それがプラスかマイナスか

独立にはエネルギーが必要かというのもよく聞かれますが、エネルギーはやはり必要、というのがぼくの実感です。

でもそれはプラスのエネルギーでもマイナスのエネルギーでもイイと思っています。

 

プラスのエネルギーでいうと

もっと稼ぎたい

もっとモテたい

もっと時間が欲しい

もっと旅行に行きたい

もっと家族と過ごす時間を増やしたい

こんなん感じで「もっと〇〇」というのはプラスの感情でしょう。

 

一方でマイナスのエネルギーでいうと

人間関係がイヤだ

仕事量がイヤだ

評価されないのがイヤだ

繁忙期がイヤだ

通勤がイヤだ

こんな感じで「〇〇がイヤだ」というのはマイナスの感情です。

 

独立するに際してどちらがイイというワケではなく、両方あってイイですし、エネルギーになり得るのなら思う存分それを活用すべきです。

 

せっかく税理士試験に合格するというハードルを越えてきたんです。自分自身のキャリア、人生に対して欲張りになれるのなら、ぜひそれをもっと出してもイイかと個人的には思います。

 

今の環境で満足できているのならそれもよいですし、すべての人に独立が向いているかというとそうではないとぼくも思います。

でも税理士資格があって環境に不満があるならば、独立というのも一つの選択肢ですし、転職するにしてもエネルギーは必要ですから、それをどの方向に向けるかというのを考えていきたいですね。

まとめ

最近、本当によく表情については言われます。

それぐらい独立するに際してしんどい思いがあってそれが顔に出ていたのかもしれませんが、いまとなってはイイ思い出です(ちょっと早いかな?(笑))

税理士を目指す人、独立をめざす人は繁忙期で忙しいとは思いますが、独立したいと思うならば今が辛抱時です。弓矢は遠くに飛ぶためには一度引き絞られなければなりませんから、身体には十分に気を付けてもらえれば。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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