事業のステージに応じたお客様との関わり方があっても良い

どの方向を目指しているか

どの方向を目指しているか

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

よく事務所のスポット相談について聞かれることのひとつで、何でスポット相談をやっているんですか?というものがあります。

ぼく自身はすべての人に顧問が必要だと考えていないのと、事業のステージに応じた関与の仕方があると思っているからです。

自分が提供したいひとに提供したいサービスをと考えているからでもあるので、少しアウトプットして整理します。

 

目次

新しい話を聞くのは楽しい

そもそも新しいビジネスの話だったり、新しい部類の話を聞くのが好きです。

 

一人で仕事をしていると半分仙人みたいな気持ちになるもので、世間から取り残されるというのも日々ビジネスに接する立場としてはマズかろうと思うわけです。

 

なによりも新しいことをしようとしている人、ブレイクスルーを試みている人というのはエネルギーに満ち満ちています。

ひとからどう見えているかは分かりませんが、ぼく自身も満ち満ちているわけではなく。

 

エネルギーにあふれている人をみたり、接する機会があるとそれはそれでパワーをもらえるのでぼく自身は楽しいです。

 

普段から経営者層と接する立場として、税務のこともそうですがアンテナを張っておくというのは大事にしてます。

顧問契約の場合は特に社長さんとの雑談や、たわいのないハナシ、御用聞き、というのもニーズをくみ取るという意味でとても大切です。

 

税金の話ばかりでは楽しくないでしょうし、少なくともぼくと話をしているときには何かしら楽しみであったり知識であったり、そういうことを感じてもらえたら嬉しいなという思いがあります。

 

またこちらから提案する業務をしている以上、先行していろんなことを知識として仕入れておく必要もあると考えています。

何がキッカケでヒラメキになるかは分からない部分がありますので、雑学といえども侮れません。

 

時には趣味やフィーリングが合うか、ということを意識することもあります。

やはり最後は人間同士の相性でご依頼の決め手になることもあり、そういう点を考慮すると自分自身がなにに楽しみを感じるかを発信する、また情報を収集するというのも楽しみのひとつです。

 

最近でいうとぼく自身はデス・ストランディングというゲームにハマり、その後はオススメされたニーアオートマタというゲームをしたりしています。(あまり発信できていませんが)

 

人間に興味を持つというと大げさですが、相手が何に喜怒哀楽を感じるのか、知ってみたいなというのは純粋に感じます。

 

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事業のステージに応じた関与の仕方はあるか

税理士になった動機やモチベーションは人それぞれあるでしょう。

ただ多かれ少なかれ「税金のことや会計のことでお困りの方の力になれたら」「税金でお困りの方を助けられたら」そういう気持ちがある方も多いかなと。

 

ぼく自身は稼げるとか独立できるとかそういうこと以前に、簿記の楽しさ(数字がキッチリハマったときのスッキリ感など)が始まりでしたが、勉強するにつれ上記のようなモチベーションが湧いてきました。

 

お困りごとにフォーカスすると、事業のステージや内容、ニーズによってサポートの仕方が異なります。

 

事業を始めたての時期なのか、大きくスケールしていく時期なのか、後継者にバトンタッチする時なのか。

長く続く企業であればあるほどニーズというのは変遷していきますし、いまでも新しいビジネスが勃興し、また起業家が生まれています。

 

そんな中で例えば今は副業として頑張っている方に顧問業務が必要かというとぼくはそれは必要ないと思っています。

自分の顧問料が会社の発展やニーズにマッチしているのならまだしも、副業の段階においては顧問料が負担になることも往々にしてあるでしょう。

 

無理をして顧問料を払っても仕方がないですし、必要に応じたサポート、事業の状況に応じたサポートを目指したいと考えているのでスポット相談も積極的にお引き受けしています。

 

こと税務、税金に関する事柄は「ちょっと聞いて確認したい」というニーズには上手に対応できていないかなとも思います。税務署に行って相談するという選択肢もあり得ますが、相談者にとって有利な方法を教えてくれないのが税務署です。

 

ご本人がそれで納得できるのなれば問題ないですが、こちらとしては勿体ないなとは思います。

 

ただ起業家の方であっても数字には興味を持ってほしいなとは考えています。今の時期には確定申告時期なのでいろんなご相談があるのですが、その状況把握ではビジネスとしてどうやねんと思うことも正直あります。

 

利益が出ているかどうか判然としない、何を売ることに注力すればよいか分からない、という状況では事業を大きくしようとすると難しいかなと。

そういうお話はこちらの本にとても詳しく書いてありますので、起業家のかた、新しくビジネスをしようと考えている方は目を通してもらえると参考になるでしょう。

 

継続しようとすると利益を細く長く、出し続けないといけない仕組みになっています。赤字でよい事業というのはボランティアに他ならないので、ご自分の事業を把握するうえでも日々経理をし集計をし、というのは必要なことのひとつです。

 

そういったことも今後はブログでお伝えしていければイイなと考えています。

 

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まとめ

お客様との関わり方というのは様々です。お勤めですとなかなか事務所の方針・所長の方針に縛られることも多いですが、一人になるとそこも自由といえば自由です。

顧問先の社長さんと飲みに行ったり、慰安旅行にお誘いがあったり、新年会や忘年会にお呼ばれすることもあるでしょうし、どこで線引きするかは自分次第です。

独立している方でしたら一度は考えておくと良いかなと。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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