独立したら自分で決められる楽しさはある。でも楽しさ「だけ」じゃない

苦みも味の一部

苦みも味の一部

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

独立して楽しそうですねと言われることが多いぼくですが、必ずしも楽しい「だけ」ではありません。

仕事を取り、仕事を作り、仕事を回して、食っていくというまずもっての至上命題があります。これを粛々と進めていく際には楽しいこと「だけ」ということもないかなと。

一方で自分で決められる楽しさはあると感じていて、今後独立する方の参考になれば幸いです。

 

目次

楽しさ「だけ」があるわけじゃない

独立すると楽しいのかと聞かれると楽しくもあり大変な面もあるとお答えすることは多いです。

冒頭で少し触れたように仕事を取り、仕事を作り、仕事を回す、ことが必要ですし食べていかないといけないのでそこに対するプレッシャーというのは勤めていた時よりも大きく感じています。

 

僕の場合はゼロベースからのスタートだったので余計にそうだったのかもしれませんが、去年の今頃は本当に仕事がなくてどうしようかなと日々想いや悩む時間もありました。

 

営業の仕方ひとつとっても今まで仕事として営業をしてきたわけでもなく、また仕事を作るといっても何から手をつけていいか分からないそんな状況でした。

 

たただじっと座っているだけだと時間もお金もどんどん減っていくだけですし、とにかく何かしないといけないという思いもあってブログやホームページを作っていた時期もありました。

 

日々やらないといけないことがあるというのはある意味精神的な支えになっていて、あと何ヶ月したらお金がなくなるなぁとか、アルバイトしないといけないなと不安な気持ちを和らげてくれる効果はあったと思います。

 

資格があるから食っていけるだろうというほんの少しの自信と、年末にどうなっているだろうかという不安が織り交ざるような状況でした。

 

ここだけ読んでも感じていただけると思うのですが決して楽しい「だけ」ではないということです。いろんな試みをして失敗もしましたしお客様に救われることももちろんありました。

 

特に去年は色んな失敗をしてここでは書けないこともたくさん経験したのですが、ビールでいうと苦みが強い一年だったかなと。

でも飲み干してしまうとその苦みも味の一部だったんだと気が付きますし、エッセンスとして苦みがあると旨みを強く感じるものです。

 

外の方からどう見えているかは判りかねる部分もあるのですが、楽しいだけでは食っていけないんだなぁというのは去年の今頃でもよく実感していた部分です。

 

なんとかなることもありますし、なんとかしないといけないこともあって自分で自分に喝を入れることもよくあります。これは今でもそうでどれだけ仕事を受けるか、時間をどうつくるかというのは自分自身で決めていかないといけません。

 

この自分で決めることができるというのが僕にとっては楽しさの一つになっています。

 

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独立して感じる「楽しさ」

独立して感じる楽しさには自分で決めることができるということを挙げておきます。

 

仕事の内容として楽しい部分もあれば楽しくない部分もあるかなと思うのですが、若い税理士で集まると記帳代行を引き受けるか引き受けないかはよく話題になります。

 

僕自身はお客様からご要望があれば記帳代行をお引き受けしてお仕事することもありますし、ほかの税理士さんにお話を聞くと記帳代行は全くお引き受けしてませんという方もいらっしゃいます。

 

記帳代行は会社ですべき記帳・帳簿作成業務をこちらでお引き受けすることになるので、試算表などのスピード感でいうと自社で完結したほうが早いのは早いです。

 

お引き受けした際にはいずれその帳簿作成業務をお返しするつもりでお引き受けしておりそのようにお客様にもお伝えしています。

 

記帳代行業務一つとっても自分でやるかやらないか決めることができる自由度というのは、今まで感じたことがないことだったのでそこに楽しさを感じることはよくあります。

裁量権があるというのはぼくにとって「楽しさ」の部分です

 

相続業務をしたりセミナーをしたり自分のやりたい仕事、チャレンジしたいこと、好きな仕事、こういったことを自分で決める楽しさというのはあるかなと。

 

仕事場の環境や人を雇うかどうかということも自分で決めることができますので思うようにできるという楽しさと、一方で自由であるからこその責任というのも大きくあります。

 

組織にいると上司がいたり先輩がいる方は自分の知らないところで導いてもらっている部分があるかもしれません。

僕の場合は今一人で仕事をしてるので誰かが何かを導いてくれるということはありません。税務の判断についても同じですが最終的には自分で決めないといけない状況が常に身近にあります。

 

職場の悩みの大きなポイントは人事評価制度と人間関係だそうで、そういう意味では人間関係に煩わされないというのが今後仕事をしていく上で自分にとって大きなウエイトを占めています。

 

どういったお客さんとお仕事をしていくかというのも自分で決めることができますし、人を雇う雇わないにしても自分がどれぐらい仕事を引き受けるかという点にフォーカスしていくので、自分次第というわけです。

 

楽しいだけではないんですけど楽しさもあるというのが今の実感としてあります。

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まとめ

楽しさだけではないということと、一方で楽しい部分もあって、いまはとても充実した日々を送っています。

不安な気持ちは消えることはないでしょうが、どうやって付き合っていくのがよいか日々模索しながら少しその状況に慣れてきたのかなと。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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