税理士試験の相続税法攻略②

理論?

おはようございます、京都の所属税理士takasagoです。

今日は税理士試験の相続税法の理論問題について攻略法を考えます。

 

理論問題の構成

相続税法の理論問題は、現状では税法の試験問題の中で最も「べた書き」

つまり、いわゆる理論サブノート・理論マスターで覚えたことをそのまま書く。

そういう試験問題になっています。

事例問題もありますが、多くはありません。

 

理論サブノートでいえばだいたい60個の理論を覚えます。

丸々覚えれば書けるのは書けますので頑張ってください、

では冷たすぎますので覚えるポイントを整理しましょう。

 

相続税と贈与税のダブル規定

相続税法の試験では贈与税の問題もでてきます。

それは理論の構成も同じです。

 

例えば、期限内申告の規定を例に挙げてみますと、

相続税の期限内申告

贈与税の期限内申告

の2つが覚えるべき理論として出てきます。

 

中身は少し違いますが、同じ部分も多いです。

同じ部分として最も意識してほしいのは「見出し」です。

同じく期限内申告の例で考えると

本来の提出義務者

提出義務の承継者

提出期限の特例

提出を要しない場合

納付

この5見出しは相続税の期限内申告も贈与税の期限内申告も同じです。

 

同じということは、関連付けて覚えれば、見出しは半分にできるということです。

理論問題を解き始めるとき、この「見出し」が書き出しになり、

答案作成のいわばスイッチを入れる部分になります。

 

条文や規定を理解する必要はあるか?

単刀直入に言うとあります。

理解するということは、すなわち

条文や規定が作成された趣旨、背景、理由を知っているということです。

 

この趣旨や背景などは、理論を覚えることにプラスに働きます。

理論テキストの要旨や内容解説には必ず目を通しましょう。

 

ぼくは新しい理論の勉強をする際には

まずその理論全文を一読する

要旨や内容解説を読み込む

あらためて理論全文を一読して、不明な個所がないか確認する

不明な個所がでてきたら内容解説にもどる

不明な個所がなくなった段階で、理論を覚える作業に入る

という手順を踏んでいました。

 

専門学校で作成された理論のテキストは

税法の規定がそのまま記載されているわけではなく、

理解できるように解きほぐされた状態で文章化されています。

人間は理解できないことはなかなか頭に入りません。

 

理論を覚える作業

内容理解が出来た段階で覚え始めます。

 

見出しごとに、センテンスごとに覚えて、暗唱してみる。

その理論の全てを暗唱が出来るようになった段階で、ひとまず完了です。

出来ればその日のうちに、見出しは手で書いてみましょう。

 

何も見ずに書くことが出来たら、

今度はICレコーダーに自分の声で理論を吹き込みます。

この時は正確なほうが良いので、テキストを見ながら音読してみてください。

 

あとは、週末の理論思い出しタイムまで、

自分の声で吹き込んだ理論を聞いて、定着させます。

聞き流してもよいですが、シャドーイングがお勧めです。

外国語学習の際に活用される方法ですが、私には効果がかなりありました。

追い読みをするイメージです。

自分の声の理論を聞きながら、テキストの文字を目で追います。

さらにブツブツと自分の声に重ねて読み上げます。

 

週末の理論思い出しタイムでは

ある程度定着した理論を、何も見ずに書きだします。

脳は思い出す作業の時にフル回転していますので、何も見ずにひたすら思い出してください。

例えば5題を思い出して書こうとする場合、

思い出せる理論から書き出していってください。

 

どうしても思い出せなくなったら、テキストをみるか

自分音声の理論を聞いて書き出します。

 

忘れてもよいです。

何かのきっかけで思い出せるようにトレーニングしていきましょう。

 

おわりに

以前のブログでも書きましたが

理論を覚える作業は苦行です。

 

コツコツと覚えては忘れ、思い出す。

この作業を通して記憶の定着を図りましょう。

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