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医療事務 入院編

病院

GDJ / Pixabay

医療事務については、大きく分けて外来と入院があります。

業務内容は異なる部分も多く。

今日は医療事務~入院編~をお伝えします。

 

仕事の種類

入院のレセプト請求事務

外来でも入院でも、患者さんから頂く医療費の計算を

レセプトという診療報酬明細を作成して請求を行います。

 

患者さんから頂く分が3割、2割、1割、0割だとすると

保険者(市町村、健康保険組合など)に請求する分は7割、8割、9割、10割です。

 

入院と外来では同じく患者さんから医療費を頂戴しますが、

大きく異なるのはその金額です。

 

入院では外来でできない検査や手術が多く、

診療報酬点数は外来と比べてハッキリ言って桁違いです。

入院の医療費請求書と外来の医療費請求書の金額を見比べればわかります。

 

その分、レセプトの難易度は入院のほうが上がりますし、

病院全体の収入の多くが入院のレセプトに負うところが多くなります。

 

イメージでいうと、外来でレセプト請求のトレーニングを積み、

経験・知識と資格(レセプト請求認定試験)、度胸が身につけば

外来から入院の会計へ業務が変わる、というのが一般的な流れでしょうか。

 

度胸ってなんやねんと聞かれそうですが、

度胸とはドクターとレセプトについて臆することなく話ができるか、

という精神的な強さをここでは指します。

 

事務職から質問されたりすることが嫌いなドクターもいます。

カルテからいろいろな情報を読み取れれば良いですが、

そうでない場合も多く、請求額に影響しそうな事柄については、

ドクターにお尋ねする必要があります。

 

ドクターと話をするのが嫌であれば医療事務には向いていないかもしれません。

 

病棟クラーク

入院病棟がある場合、そこには各階ごと、各エリアごとに

看護師が詰める詰所(=ナースステーション)があります。

 

そこに事務服をきた職員が常駐している場合、そのひとは病棟クラークです。

ナースステーションに事務員が必要なのかと疑問に思うかもしれません。

 

病棟クラークの仕事の多くを占めるのが、

書類の作成、保管、受取など入院に関する書類の管理や

ドクターや看護師のサポートをします。

 

入院に関する事務作業がスムーズであればあるほど、

ドクターや看護師は自分たちの業務に集中できます。

 

できる病棟クラークなくして、いい入院診療はありえません。

病棟の効率化やマネジメントは、病棟クラークの仕事ぶりがダイレクトに影響します。

 

医局秘書

医局秘書とは読んで字のごとく

医局(=ドクターの詰所)を取り仕切る秘書です。

 

医局のスムーズな運営や

ドクターが書く診断書の下書きをしたりと

医師事務作業を補助することが求められます。

 

大学病院の医局秘書であれば

外国語の論文の翻訳・要約のサポートや出張の手配など、

それこそ大企業の秘書業務に近いことをします。

 

求められる資質

医療事務の仕事は、病院内では完全に裏方です。

もちろん患者さんに感謝されることは多くはなく、

縁の下の力持ち的な位置づけです。

 

また、病院というのは資格社会です。

ドクターであれば医師免許、

看護師であれば看護師免許、

放射線技師も管理栄養士も、薬剤師も理学療法士も

働く人の多くが資格を持っています。

 

そんな中で病院内で資格がなくても出来る仕事の一つとして

医療事務は位置づけられています。

他の病院内職種からは、下に見られがちです。

 

精神的な図太さが必要です。

ドクターや患者さんにクレームをつけられても、

サラッと対処して次の日には忘れるぐらいで丁度よいでしょう。

 

 

まとめ

高齢化社会に突入して久しく、

病院の患者数も増えています。

その分、医療従事者のニーズも高まり、医療系の専門学校などから

医療事務として入職するかたも多いです。

 

ただ残念ながら、業務を続けていくと

精神的に参ってしまうひとも多く、離職率が高いのも事実です。

この事実は就職する前、就学する前に知っておいたほうがいいでしょう。

 

大変なんですよ、医療事務は。