※ルーブル美術館の中央ピラミッド。
おはようございます、所属税理士ブロガーのtakasagoです。
GWも残すところ、今日で終わりの方が多いかと。
明日からの仕事、憂鬱ですね(笑)
今日は待ちに待った美術館についてお伝えしていきます。
参考になれば幸いです。なお評価の星については、勝手に判断してますので悪しからず。
ルーブル美術館
言わずと知れた、美の殿堂。
世界で最も有名な美術館と言っても過言ではないでしょう。
[rate title=”ルーブル美術館の評価”]
[value 5.0]作品の多様さ[/value]
[value 5.0]歩く度[/value]
[value 5.0 end]オススメ度[/value] [/rate]
ルーブルの魅力は何といっても、その所蔵・展示数の多さです。
時代年代も幅広く、きっとお気に入りの作品が見つかります。
とにかく広い!!
一日では見回ることは到底できません。
ぼく自身は都合、4回足を運びました。
こちらはルーベンスの部屋。
サイズ感は伝わりづらいかもしれませんが、一辺2~3メートルの大型作品が
広い部屋に24枚!展示されています。
そうかと思えば、
こちらはフェルメールの「天文学者」です。
フェルメールがお好きな方はぜひこちらも読んでみてください。
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[alert title=”注意”]ルーブル美術館では私的利用目的の写真撮影は許可されています。[/alert]
オルセー美術館
続いて、チュイルリー公園からセーヌ川をはさんだ南側に
オルセー美術館があります。
前述したように、フランスの美術館は結構、
写真撮影が許可されているところが多いのですが、
このオルセー美術館はぼくが訪れた2014年当時は、写真撮影が全面禁止でした。
それが翌年2015年から解禁されていますので、
いまから訪れる人はぜひ写真撮影してください(笑)
[rate title=”オルセー美術館の評価”]
[value 3.5]作品の多様さ[/value]
[value 4.0]歩く度[/value]
[value 4.5 end]オススメ度[/value] [/rate]
オルセー美術館は19世紀の作品を専門に収蔵・展示されています。
よって、作品の偏りはどうしてもあります。が!!
オルセー美術館は印象派の画家の作品が多数所蔵されています。
ルノワールやマネ、モネなどの画家の作品が多くあります。
印象派好きにはオススメです。
オランジュリー美術館
オランジュリー美術館はチュイルリー公園の西端に位置します。
ちょうどコンコルド広場から見えるところです。
こちらのオランジュリー美術館もオルセー美術館と同じく
2015年に作品の写真撮影が解禁なっております。行ったタイミングが悪かった(笑)
[rate title=”オランジュリー美術館の評価”]
[value 3.0]作品の多様さ[/value]
[value 3.0]歩く度[/value]
[value 4.0 end]オススメ度[/value] [/rate]
オランジュリー美術館は、モネの睡蓮(連作)をおさめるために作られた美術館です。
ゆえに、モネの睡蓮を見に行くために訪れる、といっても過言ではありません。
(ほかの印象派の作品も多数展示されています。)
モネの睡蓮の大きさにぜひ圧倒されてください
比較的、前の2つの美術館よりもこじんまりしております。
歩き回る、という感じではないです。
ロダン美術館
セーヌ川の南側、オランジュリー美術館のちょうど真南ぐらいに位置します。
ロダンと言えば、「考える人」が有名ですね。
彫刻家と言えば、ロダンを思い浮かべる方も多いかと。
[rate title=”ロダン美術館の評価”]
[value 3.0]作品の多様さ[/value]
[value 4.0]歩く度[/value]
[value 4.5 end]オススメ度[/value] [/rate]
ロダン美術館は、彫刻を展示するということもあり、
屋外の庭にも作品が多数展示されています。
こちらはかの有名な「考える人」です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、この「考える人」は
もともと別の作品の一部を構成していました。
それがこちら。
タイトルは「地獄の門」です。
観光客のおじさんがよい具合に比較の対象になっています。
この作品はかなり大きなものです。
「考える人」は門の中央上部に位置しています。
ここから、地獄の門を通る人を見て思索にふけっているように見えます。
それにしても「地獄の門」というのもすごいタイトルですが、
こちらはダンテの「神曲」に着想を得て制作された作品だそうです。
神曲の地獄編(=インフェルノ)ですね。
ダヴィンチコードでも有名になったあのダンテです。
地獄の門にはこんな文言があるそうです。
「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」と。
ヨーロッパ版の閻魔様的存在なんでしょうか。
ケ・ブランリー博物館
どんどん続けます。
こちらは、ケ・ブランリー博物館です、エッフェル塔の近くにあります。
エッフェル塔とケ・ブランリー博物館は
前述のロダン美術館からさらに西のほうに位置しています。
[rate title=”ケ・ブランリー博物館の評価”]
[value 4.5]作品の多様さ[/value]
[value 4.0]歩く度[/value]
[value 4.0 end]オススメ度[/value] [/rate]
こちらの博物館は、2006年に開館したかなり新しい部類の博物館です。
フランスは植民地として支配をしていた国が多く、
その関係もあるのでしょうが、アフリカ・アジア・オセアニア・南北アメリカの
文明・文化・芸術の作品が収蔵されています。
日本でいうところの、万博記念公園(大阪)にある
国立民族学博物館にそのポジションは似ていると思います。
実際に行ってみた感想としても、フランス版民族学博物館という趣でした。
こちらは外観です。開館が比較的最近ということもあり、モダンな印象です。
こちらは非常にカラフルな幾何学模様のタペストリーです。
ほかにも
宗教儀式で使われたであろう、お面の数々。
文化人類学に興味がある方は、この本がオススメです。
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フランスの文化人類学者として、
1930年代にブラジルのアマゾンにてフィールドワークをし、
現代思想のひとつ構造主義にも多大な影響を及ぼした
クロード・レヴィ=ストロース博士の作品です。
[alert title=”注意”]民族的な研究資料を美術品として展示・鑑賞するかは
芸術が市民に根付いている当地フランスでも議論となったようです。
むしろ芸術が市民生活に根差しているからこその議論かもしれませんが。
[/alert]
海外で美術館・博物館に行って楽しめるのか、という問題
言語がわからない海外で美術作品を楽しめるのか?という疑問が
当時のぼくには少しだけありました。
英語もフランス語も、学んだとはいえ、専門ではありませんし、
会話ができるレベルでもありません。
ただ、ありきたりかもしれませんが
[say img=”https://i2.wp.com/co-develop-ing.com/wp-content/uploads/2018/05/f_f_event_73_s512_f_event_73_1bg-1.png?w=512&ssl=1″ name=”takasago”]芸術は国境を超える[/say]
というのが、ぼくが海外で美術館に行って感じたことです。
音楽もアートも、受け入れる気持ちさえあれば、言葉の壁は何とかなります。
何より、海外で知っている人もおらず、
静かに美術作品を眺める貴重な時間は、日本にいてはなかなか経験できません。
日本で美術館に行っても耳に入ってくる言葉は日本語がメインです。
周囲で何を言っているのかよくわからない状況は
自分自身を物理的にも精神的にも、良い意味で周囲と距離が置けるチャンスです。
たまにはそんな、周囲から隔絶された自分だけの時間を
持つことの大切さに気づくことができたフランス一人旅でした。
まとめ
メジャーな観光地にも行きましたが
やはり目的としていた美術館に行けたことが
ぼくのなかで一番の良い思い出です。
次はどこに行こうか、考えるものまた楽しいですね。
ブログを書きながら、どこに行こうか考えていました。
オススメがあればぜひ教えてほしいです。