おはよう、京都の所属税理士takasago (@co_develop)だ。
わたしはかつてひとつのアニメにドハマりした。
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン。以下、UC)。
劇場で全部見たしDVDも全部持ってるんだが、
そんな大人ファンにこそ楽しんでもらいたいものがある。
それは、原作だ!オススメの理由をアツく語らせてもらおう。
[alert title=”注意”]本日は普段と違う「わたし、だ、である」調で
記事を書かせてもらう。気持ちは池田秀一、フルフロンタルである![/alert]
意外と知られていない原作はあの有名作家が手掛けている!
[amazonjs asin=”4043943350″ locale=”JP” title=”ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)”]
この上のアイコンをご覧いただければお分かりになるだろう。
著者は福井晴敏である。
ご存知のかたも多いかと思うが、
あの!福井晴敏である。
福井晴敏の代表作を挙げさせてもらうと
[amazonjs asin=”B00DKX49FQ” locale=”JP” title=”Twelve Y.O. (講談社文庫)”]
こちらは江戸川乱歩賞受賞作。
[amazonjs asin=”4062734931″ locale=”JP” title=”亡国のイージス 上 (講談社文庫)”]
こちらは映画化もされたのでご記憶にある方も多いだろう。
映画の主演は、いまや世界のサナダ、そう真田広之である。
[amazonjs asin=”4062749661″ locale=”JP” title=”終戦のローレライ(1) (講談社文庫)”]
こちらも映画化された作品だ。映画のヒロインは香椎由宇。
このころの香椎由宇が一番好きだ。わたしの好みは横において、
このローレライという映画作品を記憶に留めておいて欲しい。
ここまで、福井晴敏の主要3作品をあげさせてもらったが
すべて戦時モノ、自衛隊がらみということ、
そして、もしこんなことが起こったらどうなる?
というテーマが投げかけられているのだ。
さらには、リアルSFとでも言ったらよいだろうか、
フィクションなのだけれども、非常に想像を掻き立てられて
なおかつリアリティーがあり、サイエンス要素もふんだんである。
何より、メカ物の戦闘シーンを文字にさせてこの男の右に出るものは
いないとわたしは思っている。それぐらい戦闘シーンの描写は秀逸だ。
緊張感がみなぎっている。
ダメ押しは、この男。大のガンダムファンなのである。
そんな男がUCの原作を書いて、
面白くないわけがない、わたしはそう思っている。
まさしく可能性の獣である。
カバーデザインも秀逸。実はあの有名映画監督によるものだ!
前段で終戦のローレライを原作とした
ローレライという映画作品があることをご紹介した。
[amazonjs asin=”B0791VBBD3″ locale=”JP” title=”ローレライ”]
このローレライという作品、監督は樋口真嗣である。
この男、2016年に公開され今でもファンが多い、シン・ゴジラの監督である。
[amazonjs asin=”B01N9FPCNO” locale=”JP” title=”シン・ゴジラ”]
ローレライは福井晴敏と樋口真嗣のタッグ作品なのだ。
そしてこのタッグ、UCの角川文庫版でも登場しているのである。
[amazonjs asin=”4043943482″ locale=”JP” title=”赤い彗星 機動戦士ガンダムUC(3) (角川文庫)”]
[alert title=”注意”]角川スニーカー文庫ではなく、角川文庫版だ。
お間違いのないようにしてほしい[/alert]
そう、この角川文庫版のUCはカバーデザインが樋口真嗣なのである。
福井晴敏×樋口真嗣のタッグ。
このタッグだけでも本を手に取る理由になるだろう。
ちなみにわたしが好きな「獣の奏者」のカバーデザインも樋口真嗣だ。
↓
[card id=”625″]
原作はアニメでは描かれなかった細かい描写が秀逸!
順番を間違えないでほしいのだが、
福井晴敏の原作があってのアニメ作品である。
そしてアニメ作品には映像という特性上、時間的制限がかなり大きい。
一方の原作は文字である。
そう、アニメ作品には原作からどうしても削られている部分があるのである。
ペンは強し、ということなのだ。
アニメ作品を見てから、原作を読んだわたしは、打ち震えた。
これでやっと繋がったと。
特にUCには魅力的なキャラクターが多く散りばめられている。
彼らの多くにも、なぜこうなったのか、という物語が当然あるわけだが
アニメ作品では描ききれなかった部分が実は多い。
クシャトリヤを操るプルトゥエルブことマリーダ・クルス
[amazonjs asin=”B002NE791Y” locale=”JP” title=”HGUC 1/144 NZ-666 クシャトリヤ (機動戦士ガンダムUC)”]
シャンブロの核を担うロニ・ガーベイ
[amazonjs asin=”B06XCD2Y7W” locale=”JP” title=”FW GUNDAM CONVERGE EX16 シャンブロ 1個入 食玩・ガム(機動戦士ガンダム)”]
パープルのギラ・ズールを操るアンジェロ・ザウパー
[amazonjs asin=”B003OTINR6″ locale=”JP” title=”HGUC 1/144 AMS-129 アンジェロ・ザウバー専用 ギラ・ズール (機動戦士ガンダムUC)”]
この3人の物語はぜひ目を通してほしい。
なぜこうなったのか、が非常によく理解できるだろう。
オススメの順番としては
アニメ作品を全部見る
↓
原作を読む
↓
アニメ作品をもう一度全部見る
この流れで一層、UCの虜になれるだろう。
[amazonjs asin=”B002TZRF5M” locale=”JP” title=”機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) Mobile Suit Gundam UC 1 Blu-ray”]
最後にこのUCはファースト世代、いわゆるガンダム第一作目からの
流れをくんでおり、キャラクターやモビルスーツもその流れを踏襲している。
よって、より楽しむのであれば、
以下の順番でアニメ作品を見ておくことをオススメする。
機動戦士ガンダム アムロ・レイ
↓
機動戦士Z(ゼータ)ガンダム カミーユ・ビダン
↓
機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ) ジュドー・アーシタ
↓
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア シャア・アズナブル
この4作品を抑えておけば、UCがもっと楽しめるだろう。
登場人物もハナシの流れも、モビルスーツも、である。
最後に、UCにまつわる話をひとつ。
UCのメインモビルスーツはユニコーンガンダム→UNICORN
ユニバーサルセンチュリーはUniversalCentury
ファーストガンダム主人公のアムロ・レイのトレードマークはユニコーン
まさに可能性の獣だ。
まとめ
わたしにとって、最も上司にしたい男は実はブライト・ノアである。
ブライトのリーダーシップはこのUCでもいかんなく発揮されている。
ブライトが艦長ならばわたしはどこへでも行けるだろう。
この夏、UCをもっと楽しむのであればぜひ原作を読んでみるのだ。