事業計画書を作ろう② 収支計画(費用編)

自問自答

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おはようございます、京都の所属税理士takasago(@co_develop)です。

事業計画書をコツコツと作成しているぼくですが。

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先日は収支計画について学んできました。改めてという感じではありますが、自分ゴトとして考えると違った気づきがあるものですね。

キーワードは「足るを知る者は富む」(老子)です。

目次

設備資金とは

設備資金とは、文字通り設備に要する資金です。

 

製造業であれば工作機械が必要、と言った具合に最初に事業を始めるにあたって、設備=モノとして必要な部分のことです。

 

ぼくの場合で考えてみると

パソコン

パソコン関連機器

デスク

椅子

通信機器

ぐらいのモノです。

 

改めて税理士業はスモールスタートできるなと感じます。

 

設備資金を考えるうえで大切なことは、冒頭にあげました「足るを知る者は富む」というワードです。

 

このワードの意味としては、

人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することが出来る者は、心が富んで豊かになる

ということです。

 

特に融資を受ける際には、手元資金に加えてプラスアルファでお金が手元に入ります。

 

そうなるとどうなるか考えると、物欲が頭をもたげてきて、必要なモノと欲しいモノが混在し、結局のところ無駄遣いになってしまう可能性がある、ということです。

 

ぼくの場合だって今まで融資を受けたことはありませんので、実際に融資を受けたらどうなるかは分かりません。

融資を受ける前だからこそ、こうして自分自身に注意喚起のためにアウトプットできているわけですが、ひとりになれば自由は自由です。コワいですね(笑)

 

「やらないことリスト」には「衝動買いしない」ということを追加しておきたいと思います。

 

今の時代、必ずしもモノがなければいけない、というわけでもない場合が増えていますので、満足するコトではなく自分自身が工夫するコトで物欲をコントロールしていきたいなと。

運転資金とは

運転資金とは、事業を運転させる、回していく、継続していくために必要な費用のコトを指します。

 

ぼくの場合でいうと

税理士会などの会費

会計・税務のソフトウェア利用料

交通費

図書費

交際費

シェアオフィス費用

などが主なところです。

 

ここでも「足るを知る」必要はあるでしょうが、設備資金と異なることは、この運転資金がないと事業を継続できないということです。

 

設備資金を車本体とすると、運転資金はガソリンと捉えることができるかと。

 

設備資金=車本体にもさまざまな種類があります。軽自動車、スポーツカー、トラックなどなど使用目的に応じてサイズや用途が異なります。

事業をスタートする際にはとくに、最初に大きく始めて、後で小さくするというのは難しいものです。

 

何でもそうですが後で変更するのはかなり大変で場合によっては変更に伴う損失が出てしまう、ということです。

 

一方の運転資金は車本体を前に進めるために必ず必要になるガソリンです。(今は電気自動車=EVの時代かもしれませんが)

 

ガソリンがどれだけあるかによって、先に進める距離、つまりはどこまで前に進めるかがおのずと決まります。

 

どれだけ事業にマッチしたいい車があっても、ガソリンがなければ前には進みません。

 

運転資金の見積もりが甘いと、ガス欠を起こしてまた燃料を補給する、つまりは再融資を受けたりする必要が考えられます。

 

また事業をしたことがない場合には、資金繰りについても認識が甘い場合があります。

 

資金繰りとはお金が手元にいくらあるかを現時点で確認し、仕入れなどの費用に回しても資金がショートしないか確認することです。

 

現金商売であれば売上とともに現金が手元に入りますが、現金商売ではなく、掛け売りがあったり、モノを先に納めてあとで売上を回収する場合。

モノを作るための費用としてお金が先に出て行って、あとで売上としてのお金を回収することになります。

 

現金商売にしたって先に仕入としての支出が先行することになりますので、元手は必要なわけです。

 

また仕入れた、製造したからと言って必ずしも売上があるわけではなく、最初のうちはお金は出ていくばかりです。

創業から事業が軌道に乗るまでの期間は赤字なので、事業が順調になって初めて資金がうまく回ることを理解しておく必要があります。

 

創業から事業が黒字に転換し始めるまでの期間をデスバレー=死の谷の期間と言ったりします。

 

もちろんですがデスバレーの期間は短いほうがイイに決まっていますが、そうは問屋が卸さないこともあります。

設備資金に目が行きがちですが、運転資金も大事であり、ぼく自身は創業時には借りられるだけ借りておきたいと考えています。

 

創業融資の利率というのは一般的な自分がプライベートで使う目的の利率よりもはるかに少ないですし、一日当たりの利息というのは微々たるものです。

会計事務所で勤務してイロイロな会社を目にしてきましたが、お金がないというプレッシャーは想像以上に苦しいと思われます。

 

創業融資は借りやすい融資と言えますので、運転資金もしっかりと積算して借りられるだけ借りておきたいなと改めて思いました。

まとめ

お金がないコトのプレッシャーは独立して始めて感じることが多いのでしょうが、幸いなことにぼく自身はお金がない会社、資金繰りに窮している会社を仕事を通じて見聞きする機会があります。

その点、融資に対する考え方も、借りないほうがイイというより、むしろ借りられるときに借りておきたい、と思えるようになりました。

それぐらい資金がショートするコトの恐怖感を身近に感じてこれたのは、ひとつ良かったことかなと。

 

資金がショートするとはすなわち倒産へのカウントダウンが始まることを意味します。

自分自身の事業も継続できるように収支計画をしっかり作っていきます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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