おはようございます、京都の所属税理士takasago(@co_develop)です。
独立後の事務所のメニューを考えるに、お客様のニーズ・状況に合わせたメニューをご用意したいなと考えています。
アウトプットして整理していきつつ、事務所のHPに反映していきたいなと。
事業のステージに合わせたサービスの提供
事業には大まかに分けて3つのステージがあると考えています。
一つ目は創業から事業が軌道に乗って安定してくるまでの期間、
二つ目は事業が軌道に乗って安定し継続発展している期間、
三つ目は事業を後継者に譲る又は売却など店じまいを考える期間、
この3つの期間それぞれに応じたサービスを提供したいなと。
創業から軌道に乗って安定してくるまでは経費もなるべくなら削減したいでしょうし、必ずしも顧問契約が必要でない場合もあります。
そんな方には日々の経理の例外処理だけを質問したり、不明点をまとめて確認するなど、ぜひスポット相談をご利用いただければと。
事業が安定して成長継続している場合、通常のいわゆる試算表のみでの報告は味気がないというか、数字の羅列だけではせっかくの月次決算がモッタイナイ。
であれば、グラフ化した資料で直感的に概要を掴んでいただき、なぜ先月はこうなったのか、今月または来月はどうするべきか、というのを数字をもとに一緒に考えていきます。
このような場合には定期的なサポート、毎月の訪問での税務顧問を。
もっと言えば予算=経営計画をつくればさらにその効果は増します。
さらに事業が進展して代表者やオーナーが引退をしたい、後継者に道を譲りたい、はたまた事業を売却したい、という場合には、代表者の相続対策と事業の行く末を一緒に考える必要があります。
特に代表者兼オーナー(株主)の場合には非上場株式の引き継ぎ方、株価の算定など相続税への影響は多大です。
このような場合には相続対策のご利用を。
といった形で自分が提供できることと、事業者のニーズをマッチさせていきたいなと。
税理士本人が担当するという意義
世の中にはまだまだ、試算表なんか送っておけばそれでいいんだ、という税理士事務所はありますし、税理士が顧問先に行かない、話を聞かない、担当者がコロコロ変わるというのはよく聞く話です。
ぼく自身が税理士事務所に就職して最初に感じた疑問というのが、税理士って表に出なくても業務として成立してしまうんだっていうことです。
特に中規模事務所以上になると、訪問担当者と呼ばれる担当者は無資格のことが多いです。
では税理士は何をしているかというと事務所で申告書のチェックであったり、相続税の申告や対応など所長案件、税理士案件の業務に対応しています。
弁護士さんでもお医者さんでも、サービスを提供してもらうときは基本的に有資格者が対応していますし、こちらとしてもそれを期待します。
でも税理士業は無資格の担当者が顧客回りをして、先生なんて呼ばれることもしばしばです。
お客さんにとってそれでよいのであればイイです。ですが、お客さんは税理士に対応してほしいこともあるんじゃないかなと。
税理士事務所ひいては税理士の働き方は多種多様ですが、税理士としてもうすこし表に出て仕事をしていきたいなとぼく自身は考えています。
まとめ
事務所のHPを考えて作っているとイロイロと考えてしまうもので、しばしば手が止まります(笑)
コレではイカンなと思いつつ、うーんと唸ったりしていますが、産みの苦しみということなんでしょう。
事務所のHPを作るのも、自分のメニューをつくるのも初めてですが、とても楽しく感じているのでこの調子でやっていきます。