おはようございます、京都の所属税理士takasagoです。
本日はぼくが好きな三国志にまつわる本、「諸葛孔明 人間力を伸ばす七つの教え」をご紹介します。
三国志に好きに限らず、人間力を伸ばしたいと考えている人にとってもオススメです。
諸葛孔明の知恵を学ぶ
ご存知のかたも多いかもしれませんが、三国志に登場するのが「諸葛孔明」。
蜀(しょく)の国を率いた劉備のもと、三顧の礼で迎えられ、天下三分の計を押しすすめた、天才軍師と呼ばれています。
この諸葛孔明の知恵を弟子である姜維(きょうい)が語るという構成になっており、ビジネスパーソン向けの諸葛孔明流の人間力を伸ばす教えがつづられています。
構成としては
[list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
- 冷静
- 学習
- 倹約
- 行動
- 意志
- 計画
- 人脈
[/list]
となっています。
中でもぼくにとてもよく響いた部分は「学習」です。
モノゴトを学ぶ姿勢、学んだことをどう活かすのか、という点が語られています。
特に印象的なフレーズとして
学問も学ぶことと使うことの両翼の運動が一致することで、われわれ人間を大きく羽ばたかせることができるのである。
と説かれていて、学ぶだけではなく使うことを意識して学習に取り組むことの大切さを再認識しました。
「赤壁の戦い」や「空城の計」などの史実とともに語られていて、非常に分かりやすいです。
三国志というと今から1,800年ほども前の話ですが、現代に置き換えたらどうか、という視点が丁寧に織り込まれています。
歴史を学ぶ意義
独立を意識し始めて以降、本を読むにしても「何か学べることがないか」という視点が加わったように思います。
今日ご紹介した本にかぎらず、ビジネス書というのはその道のプロ、専門家、道を先に行く人、それぞれがノウハウを詰めて、自分はこうしている、というのを2,000円そこらで教えてくれているようなものです。
今のところは開業後のHPづくりにいそしんでいて、じっくりと本を読む時間はブログをはじめる以前とあまり変わりありませんが、独立後はしっかりと本を読む時間を一日の中で確保したいなと考えています。
また、歴史を学ぶことの意義が分からない、ということを見聞きするコトがあります。
ぼく自身は歴史を学ぶということで過去の成功・失敗を学び、どのように対処するかを学ぶことで現代の自分の生活に置き換えて、初めて意義深いモノになると考えています。
なので歴史ものもよく読みますし、時代劇の映画も好きです。
特に藤沢周平作品の静謐なたたずまいの武士が好きです。
ぼくもこうあれたらな、と作品を読むとよく思います。
クラゲ水族館として名高い加茂水族館も山形県鶴岡市にあり、藤沢周平記念館も鶴岡市にあるので、どこかのタイミングで山形県に行きたいと考えています。
まとめ
歴史から学ぶというと堅苦しく感じますが、歴史を学んで現在に活かすというのは長いスパンでのフィードバックでもあります。
ぼく自身はイロイロな本を読んで、可能な部分は自分のコトに取り入れられるようにしていきたいと考えています。