ひとり税理士になって体感したこと。良くも悪くも孤独ということ。

孤独

孤独

明日から本格的にお仕事の方も多いでしょうか。ぼくもそうです。

年明け後、6日ほど経過しましたが驚くほど家族以外の人と話をしていないことに気が付きました。

良くも悪くも孤独、多分明日からも。(気づくの遅くない?(笑))

 

目次

ここまでで家族以外に発した言葉

年が明けて以降、家族以外の人と話をした内容を振り返ってみると。

 

袋持ってます(スーパーで)

カバーはいりません(本屋さんで)

Tポイントカード持ってます(ファミマで)

こんにちは!(散歩中にすれ違った外国の方と)

ぐらいでした

 

幾ら何でも少なすぎるかなと思うんですが、本格的に稼働するにあたりいろいろと準備があって基本的に自宅で過ごしていました。友人も少ないですし出かける予定は全くなし。

 

今の所は神にはすがっていません。そう遠くない未来にすがりたくなるかも(笑)

 

ひとと会話することがこれほどまでに少ないというのは初体験です。

そして体験してみて思うのが、悪くないな、ということ。

 

というのも、会社勤めだと職場にたくさん同僚なり上司なりがいますので、自分が意図せずとも話をすることがあります。

仕事であろうとなかろうと、です。こちらの意思に反して、コミュニケーションが発生します。

 

ひとり税理士として自宅兼事務所でやっていると、通勤からしてないですからひとと会う機会も自発的に意識しないと発生しないということに気がつきました。

 

明日以降は外に出て、営業活動もやっていくことになりますが、今この瞬間にもブログを書いて発信しているので外の世界とはゆるくでも確かにつながっていると感じています。

おかげさまで年明け以後、ブログも事務所HPも多くの方にご覧いただいており、嬉しいとともにもっと頑張らにゃと思っています。

 

開業の挨拶状を作ったり、クレジット決済の準備をしたり、本を読みつつ、手を動かしつつ、ひとりで事業を運営していくことの孤独を実感するのがやはり相談する相手がいないこと。

迷っても困っても相談できる相手というのは限られてはいますが、組織に属していると普段接している中小企業の経営者のかた、フリーランス・個人事業主のかたの孤独感というのが少しわかった気がしています。

 

わかったからこそ相談相手としてのひとり税理士を自分が目指したいと改めて思うことできました。

ぼく自身は会計や経理はもちろん出来ますが、通常、フリーランスや中小企業の経営者のかたはその部分がおろそかになりがちで、事業運営上の不安はもとより成績=自分の利益やお金周りがどうなっているかを確認できないと、ダブルパンチの状態で不安を煽られる。

そういう方にとっての「町の税理士さん」という相談相手としてのポジションもいいかもなと感じるところです。

 

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慣れも重要。ソロであることに感謝する

この何日かだけですが、ひとりで過ごしているとスピードは重要です。

 

何かを決めたりというのは自分が決めればそれでOKですが、組織にいるとやはり決済を取る必要があります。

ひとりで何役もこなしているとはいえ、決めるのは自分ひとり。何かを決めるスピード、判断を早くするというのは今後も意識して鍛えていく必要があります。

 

事務所のことについては自分でサッと決めてやれてしまう旨味があります。誰に相談しなくていいといえばいいですし、それが他の事務所との違いにもなります。

 

そしてひとりでいることに早く慣れること。

先週金曜日にコストコに買い物に行きました。世間的には仕事始めの方も多かったのか、いつも行く土日よりもかなり空いていました。10時半過ぎにコストコについたのですが、道もかなり空いていて、いつもと違う雰囲気で。

 

売り上げがたっていない状態でレジに並んでいるとき、ふと「これでいいのかな?」となりました。カレンダー上は平日のしかも真昼間なわけです。こんなちょっとした罪悪感を感じてしまったのですが、それも慣れがないからかなと。

 

でも無くしちゃいけない罪悪感もあるわけです。例えば経費に関する罪悪感です。経費について罪悪感がないと多分歯止めが効かなくなっちゃいそうです。

歯止めが効かない状態つまりは経費のなかに生活費が混じっていたり、領収書の数字を改ざんしたり!事業主としても税理士としても避けなければなりません。

 

一方で平日と休日が混ざることで生まれた効果が2つあります。

一つは自宅でお酒を飲まなくなったこと。去年の目標に掲げていましたが、平日と休日16時以前は飲まない、というルールがありました。

 

今では休日も平日もおり混ざった状態なので、なんか自然と飲まなくなり。早寝早起きが前よりも楽にできるようになった、気がする(笑)

 

もう一つは意識して散歩や外に運動に出かけるようになったこと。

これは通勤がなくなったからというのが大きな要因ですが、ダイエットのためと不安を消すため罪悪感を小さくするために体を動かしてみよう、という意識を持ちました。体を動かしていると多少なりとも自分の今の状況をぼく自身は忘れることができるので(笑)痩せてくれればなお良しなんですがね。

 

ソロで活動すると書くとバンドのイメージが出てきちゃいますが、今のぼくの心境としてはソロとして活動できることに感謝したいと思っています。それは兎にも角にも税理士という資格で先輩たちが今の資格としての信頼性を築いてこられたからに他なりません。

 

ソロプレイヤーとして活動できる自分自身の環境に感謝しつつ、頑張っていきます。

まとめ

たった数日ですが、ソロとしての旨味と孤独感をほんの少しだけですが味わいました。

相談できることのありがたさと、相談できないことの怖さ。両方を味わってこそのフリーランスかなとも思います。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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