独立に向けて説得すべき相手は実は上司でもボスでもない場合がある

悩み

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おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

独立にあたり、一番気にするのは事務所のボスや上司かもしれません。実際ぼくもそうでした。

でももう一つ気にしてほしいのが、家族の理解です。

 

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自分も不安だが家族も不安

最近では、独立にあたって何の見込みもない、ゼロスタートの士業さんも多いと思います。実際、ぼく自身もお客さんゼロでのスタートです。

 

そうなると食っていけるのかというのはやはり心配なところで、自分ひとりであれば最悪のところアルバイトでもすりゃいいです。

 

でも一緒に暮らす家族がいる場合はそうもいきません。

ぼくの場合は、病気がちの母と同居していますが、独立しようと思っている旨を伝えると「一度の人生やから好きにしたらええ」と言ってもらえました。

 

母にしても不安はあるでしょうが、ご本人は年金受給者であるがゆえの余裕があります(笑)

年金って素晴らしいですね!いざとなったらぼくのことは切り離して生活してくれるでしょう。

 

でも配偶者がいたり、お子さんがいたりするとそういうわけにもいきません。

配偶者の方がいろんな事情でお仕事をしていないとか、子育てに追われているとかなると、どうやって食べていくのか?という見込みに対してより強い危機感があるでしょう。

 

俺についてこい!食うには困らないようにする!

というのは簡単で、じゃあ実際はどうするのかというのはやはり切実ではあります。

 

ぼくの知り合いの税理士さんもそこは大変ご苦労なさったようで、その税理士さんが持っていたFPの資格を駆使して、生活費の見込みなどをプレゼンしたそうです。

数字で説得するというのは有効だなと改めて感じました。

 

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お互いに慣れも必要

士業であれば自宅兼事務所というのは選択肢に入れておきたいところです。

当初のうちはやはりコストを抑えたいという気持ちが働きますし、オフィスを借りるとなるとせっかく開放された通勤のストレスがまたぶり返す可能性もあります。

 

通勤が好きな方ならいいでしょうけれど、ぼく自身はこの2週間余り、通勤というのを経験していませんが、コレはこれでかなり快適です。

 

そして自宅での仕事環境が整うにつれ、家から出る機会を自分で作らないとたぶん家から出ないでしょう。

それぐらいでいいのかもしれませんが、いまのところは営業強化ミッション中なので、いまは外に出たい気持ちもあります。

 

さらに、ずっと家にいると一つ困ったことがあります。

ご本人(ぼく自身も含みます)はまったく問題ないのでしょうけれど、ご家族の反応です。

 

先日知り合った開業を検討しておられる社労士さんは独立する件について奥様に相談した際に、開口一番こういわれたそうです。

「お願いだから独立初日からずっと家にいるのは勘弁してね♡」

と言われたとか。

 

なかなか強いプレッシャーだと思います(笑)

ぼく自身はその社労士さんを全面的に応援したい気持ちですが、これにはお互い(独立するひと、その家族)に慣れが必要な部分もあるでしょう。

 

ぼく自身は朝ブログを書いて、母と朝食を取ったら、基本的には家事の時間を取っています。お皿洗い、洗濯物を干す、ごみを出す、ここまでやって9時ごろから再びデスクに向かいます。

お昼頃には買い物にも行きますし、お昼ごはんも自分で用意します。

 

これぐらいはやっておかないと、という気持ちはありますが、ひとり暮らしなら生活の一部でしょう。

ご家族がいて誰かがやってくれている状況だと、家にいるだけで「家事をする人」の負担が増えるのは間違いありません。

 

独立してすぐに家事をし始めるひとのほうが少ないでしょうから(笑)

普段から自宅で仕事をすることにお互いに慣れるというのは意識しておきたいところかなと。

まとめ

ぼくの場合は家族の説得というのは苦労はしませんでしたが、ご家族がいてご理解をいただけないとそこが一番の独立のハードルになるかもしれません。

 

上司もボスも冷たければそれはそれで気持ちとしてはラクな部分もありますが、ご家族としてはそうもいかない事情はあるでしょう。

数字を使ってのプレゼンは非常に有効でしょうが、独立前から家事を少しずつできるようになる、というのも一つ効果的かもしれませんね(笑)

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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