去年一年間、以前の職場からお仕事を受けなかったことの効果

方向性を決めておく

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おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

若い税理士、独立したての税理士さんたちで集まると、下請けをするか問題というのが話題になります。

要は以前の勤め先から作業的な仕事であったりの依頼を受けるか受けないか、ということなのですが。

ぼく自身は受けなかったというより依頼がなかった(笑)という状況ですが、もし来ていたらどうしていたかなぁと想像しています。考えることは大事なので少し掘り下げてみましょう。

 

目次

前職からの仕事の善し悪し

去年のぼくの数字=売上や利益を眺めておりますと、よくここでもったなという瞬間は沢山ありました。

 

正直言うとあのタイミングであのお仕事の依頼がなければ、バイトしないといけなかったかなと思うことは当時も強く感じていましたが今でも振り返ると身震いしています。

 

こういう時にはたとえ下請けのお仕事であってもあるに越したことはないということはやはり考えます。独立して最初にぶちあたる壁というのが仕事がないことです。

 

特にお客様がついてきていないゼロベースの場合には特にそこは強く感じるようです。仕事がないのでもちろん売上も利益もないわけです。有り体に言うとヒマ。

ヒマであればあるほど人間はあまりいい想像をしないもので、どうなっていくのかと不安にさいなまれるわけですが。

 

営業しろよと言われても最初のうちはどのように営業してよいものかも分かりませんし、手探りではありますがとにかく時間だけはある(ように感じていました)。

 

ぼくはそういう時にはブログを書いて事務所HPを整えて、交流会に行ったりセミナーに行ったりと自分が出来ることをやるしかないと感じていましたが、それでもおカネはどんどん減っていきます。

 

もしそういうタイミングで売上が見込めることとしてお仕事があればすぐお引き受けしていたでしょう。

キレイごとを言っても仕方がないので言いますが、最初のうちは下請け仕事であっても仕事があるならいいと思っていました。

 

幸い?なことに仕事の依頼というのは前の職場からはなかったので踏ん張るしかなかったのですが、もしきていたらお受けしていた可能性は非常に高いです。

それぐらい仕事に飢えていたというか、預金残高が減っていくことの恐怖感は人間の判断を左右するんだなと去年は特に感じました。

 

ただもしお受けするにしても期限は決めていたと思います。半年までとかそういう線引きは必要だと考えていました。それは中長期的に考えると自分にとって良くないかなと感じていたからです。

 

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中長期的視点に立つと

中長期的視点に立って考えてみましょう。

 

思うところがあって独立した方も多いと思いますが、雇われている状態はある意味事務所の中で上から仕事が降ってくるのでひたすらそれをさばく、という申告書作成マシーンみたいなものです。ぼくなんかは完全にそうでした。

 

こうなるとどうなっていくかというと、思考が停止していきます。自分の働き方としてどのような選択をするかは自由ですが。

 

ぼくの場合はせっかく税理士という資格を取ったんだから独立してチャレンジしてみたい、もっとお客様のために貢献できることをしたいという思いがあったのですが、雇われている期間が長くなるとそういう考えや思いというのを自分の中に押しとどめてしまうような気がして。

 

独立をすると多かれ少なかれ営業活動をしていかないといけません。お客様の入れ替えもあるでしょうし、自分の仕事として興味があること、提供できること、いろんなルートがあって変遷していくと思います。

 

自分自身の変化を仕事に出すためにも営業活動が必要ですが、下請け仕事をずっと続けていると安心しきってしまって言わば雇われているのと同じ状況になるかなと。

 

これは中長期的に見た場合、自分で仕事を作る、営業活動をしていくうえでは弊害になると考えています。

なので前述したとおり、もし下請け仕事を受けるにしても期間などを自分でしっかり線引きしておくのがいいかなと。

 

ぼくは下請け仕事をがない代わりにしっかり借り入れをしました。おカネのためということでしたら借り入れをするのも選択としてありでしょう

 

弓矢は一度引き絞らないと遠くには飛びません。

今がどのタイミングなのか、引き絞られているタイミングであれば下請け仕事をもアリかなとぼくは思います。

 

前の職場と円満に退職することはいいことだと思います。少なくとも喧嘩別れするよりかはよっぽどいいでしょう。

おカネの状況と営業面を考えて前の職場からのお仕事の依頼をお引き受けするかどうかは決めていきたいものですね。

 

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まとめ

前の職場からのお仕事の依頼は嬉しいとは思いますが、馴れ合いになる可能性もあります。

会計ソフトの指定など縛りがあることも予想されますし、仕事の進め方としても制約があるかもしれません。

そもそも独立するぐらいですからそこをヨシとして無い人が多いだろうとは思いますが。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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