自分の価値観の点検をする

なにに価値を置くか

なにに価値を置くか

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

独立して一年ちょっと、職場=自分のぼくにとって最もラクになったこのとひとつが他者との比較がなくなった、ということです。

それは自分自身でもそうですし、組織に属していて他人から評価される場合でもそうです。ふと立ち止まって自分の価値観の点検をするようにしています。

 

目次

自分の「すべき論」を見直す

どんな物事に対しても先入観というものはあるかなと考えています。何事に対してもフラットでいたいなと思う反面、これまでのいろんな経験上から先入観というものが自然と生まれてしまっている自分がいます。

全ての先入観を排除するということではなく、特に自分の「〇〇すべき」という「すべき論」をなくした方がいいかなと考えています。

 

独立する時も職場に反対されましたしまだ早いと言われることも多かったです。所属税理士になって何年間かもっと言うとずっとその職場に勤めるべき 、という自分の中に考えがあると独立になかなか至らないです。

 

自分自身が独立したいという思いと恩返し(職場で得た経験や税理士としての実務登録にあたってのいろんな経験など)したいという考えは別の問題です。

無事に独立をしたとしてその後の事務所の運営についても同じです。

 

多くの税理士事務所では人を雇って規模を大きく拡大するという考え方が今でも主流かなと感じることも多いです。

 

 Twitter や  SNS を利用していると僕自身と同じようにおひとりで税理士業をしておられる方と接する機会が多いので、違和感を感じることは少ないのですが、税理士会の支部の方と接していると自分の考え方がまだまだ少数派なのかもしれないと。

 

人と違うことに恐怖感や不安を感じることもあるかもしれませんが、そもそも人と考え方が違うというのはよくあることです。

色々な物事の捉え方があるので他人の意見や考えを否定するのではなく受け入れつつ、自分の考えをしっかりと見直しておきたいと考えています。

 

組織に属して仕事をしていると上司がいたり同僚がいたりしますので様々な人の考え方や価値観に触れる機会が多くあります。

定期的に自分の考え方と比較する機会があるのですが、ともするとその他人の考え方に同調しすぎてしまうこともあるでしょう。

 

天邪鬼な部分があるのかもしれませんが他人は他人、自分は自分と割り切った方が僕自身はラクに感じているので、独立した今はその部分が精神的にラクに感じています。

 

人事評価においては他者との比較というのは割とよくあることかと思いますし、給料や待遇などに思いっきり反映されることも組織によってはあります。そういうところを気にしすぎると精神的にしんどくなってしまいます。

 

全てが自分の責任と言うとかっこよく聞こえるかもしれませんがもちろん不安もあって、自分の将来のことと人と違うことで感じる不安というのは別の種類の不安だと僕は考えています。

 

その上で自分の価値観を見直すことはとても大切かなと感じていて、特に〇〇しないといけないという場面では立ち止まるようにしています。自分の考え方が少数派に分類されるとしても気にしないことも大切です。

 

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過去の自分との比較をする

常に成長していたいと願うものですがそもそも成長とは何と比較してなのでしょうか。

 

僕自身は自分が成長するというのは過去の自分との比較だと考えています。

去年できなかったことが今年できるようになればそれは立派な成長のひとつだと思いますしもっと言うと昨日おとついできなかったことができることになればそれも成長です。

 

大げさに捉えるのではなくて以前はできてなかったことが、今の自分にできているのであれば小さな一歩かもしれませんが成長しているとポジティブに捉えるようにしています。

 

例えば今このブログを書いている方法については音声認識入力で書いているのですが去年までは全くその方法を使って書いていませんでした。

 

音声認識入力で書き始めると文字を入力するのに手を使わないことで入力の手間というのがだいぶ減りました。日々入力することが多いと手が疲れていると感じることも多いですが、ブログを音声認識入力で書き始めて以降、手の疲れは感じなくなりました。

 

たったそれだけのことと思われるかもしれませんが去年はできなかったこと(音声認識入力)なので今年に入って少しだけ成長したんだなと。

 

これが他者との比較になると上には上がいるので、きりがない話になります。

自分の成長を実感する瞬間というのは正直言ってあまりなくて、こういう風にブログに書いたりふと立ち止まった時に感じることが多いです。

 

一人で仕事をしていると特に他者から成長をしたねと言われることがほとんどありませんから、 自分で自分の機嫌を取るためにも自分ができるようになったこと=成長した部分を認めてあげるようにしています。

 

成長したなあと実感できないと継続するというのが難しくて、自分がどれだけ何ができるようになったのか感じることができると、また次もやってみようと思えるので継続につながるのかなと。

 

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まとめ

他者との比較ではなく過去の自分と比べてみてできるようになったことがあれば素直に自分を褒めてあげることは、特に独立してから一人で仕事をするようになって意識するようにしています。

気負いすぎず、執着しすぎず、他人と比較しないことで精神的な安定は得られると考えているので、少し立ち止まって自分の価値観を点検しています。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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