おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
普段、相続に関するお仕事をする機会が多いのでお客様とのお話の中でエンディングノートや遺言の話題はよくでてきます。
いままで自分のこととして意識したことがなかったのですが、このコロナウィルスが広がっている状況と、家族の突然の入院に接して、「もし自分が」という意識が芽生えました。
まず自分に出来ることとしてエンディングノートを買ってみたので自分事として考えてみます。
エンディングノートを取り寄せてみた
お客様との話で相続を取り扱っているとエンディングノートや遺言の話はよく話題になります。
専門家の立場としては遺言があればひとまず安心かなと思うのですが、いきなり遺言の話を持ち出すのも唐突過ぎるかなという気もしています。
今まで何度かエンディングノートのことについて聞かれると、あればいいんじゃないですかねというぐらいの認識しかありませんでした。これはおそらく自分ごととして捉えていなかった証拠なのかもしれません。
独立して1年ちょっと経ちましたが今おかげさまで忙しくさせて頂いています。この状況の中で今年に入ってからコロナウイルスの話がいろんな所に影響を及ぼし始めていて、もし自分が感染して重篤なことになったらどうしたらいいだろうか。
そしてもし万が一があった時、家族は僕の仕事をきれいに後始末してくれるだろうかというのを考えるようになりました。
今の自分にとって明日もし仕事が出来なくなったらお客様に何と説明して良いだろうか、家族も困るだろうなぁと感じています。今年になって自分の家族である母が突然に入院したことも考えるキッカケとして影響しています。
明日何があるかわからないという不安と危機感がコロナウイルスの件と合わさってより自分事として考えるようになったのが正直な気持ちです。
遺言を書こうかなと考えてみたのですが、お客様に提案する内容としてエンディングノートを活用してみたいなと思っていたので、まずは自分がエンディングノートを書いてみて、より理解を深めた上でご提案をしたいと考えました。
まだ中を眺めただけで書き始めることについて手をつけていませんが、少しずつ埋めながら考えていきます。その内容ですとか書き方についてオープンにできるところはまた皆さんにシェアするつもりです。
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自分事として改めて考える課題
エンディングノートの項目は以下のようなものが挙がっています。
[list class=”li-check”]
- 自分のこと
- 資産
- 気になること
- 家族・親族
- 友人・知人
- 医療・介護
- 葬儀・お墓
- 相続・遺言
- その他
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さらっと眺めてみて親切だなと感じたのは、埋められるところから記入は可能という点です。
例えば資産の項目の中には、クレジットカード・電子マネーについてという内容があり、クレジットカードを何枚持っているかカード番号やWeb用IDを記載するところや、紛失時の連絡先なども書く欄があります。
さらに項目として気になることの部分には、携帯電話やパソコンについて記載するところがあり、 Web サイトの IDについて記入することができます。
安全に配慮されている部分としてパスワードは書かないようにという注意書きが書いてあります。パスワードの再発行に必要な情報のみを備考欄に書いておくことがお勧めされていて、配慮されているなと感じました。
ペットについて書く欄があったり自分自身の告知や延命処置、介護について、葬儀の話まで 一通り網羅されていて安心感があります。
では自分が実際にエンディングノートを今の状態で埋めていこうと考えた時足りないものが一つありました。
それは仕事についての部分です。
想定として比較的高齢な方向けの内容になってると思うのですが現役世代バリバリの仕事をしている人にとって仕事のことはやはり大事な部分ではあります。
僕にもそれほど多いわけではないですがお客様がいらっしゃいますし税理士という立場上色んな所に連絡をしてもらわないといけないと考えています。
例えば顧問先を抱えた状態で連絡ができなくなってしまった場合には誰にその仕事をお願いするのか、近くの信頼できる先生にお願いするのか、そういうことは今全く考えられていなくて、それに対する対応もできないことに気がつきます。
他にもブログやメルマガを定期的に更新しているのでどういう風にクローズするのが良いのか、アナウンスの仕方やそういったことも考える必要があります。
まとめ
万が一の時にはこの記事をアップロードしてほしいという形にするのかも含めて考えなければいけませんし、いろんなサービスを現在利用しているので一つずつ契約を解除していく解約していくことも必要になります。
そういったことも併せて考えていくことを改めて感じています。大事だけれど後回しにしがちなので少しずつ内容を詰めていきつつ、またアップデートしていきます。