もし仕事が激減したら、と想像しておく

「もし」を考えておく

「もし」を考えておく

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

いまのところ新型コロナウィルスの影響でぼく自身の税理士業のほうはそれほど大きな影響はありません。影響というのは売上や仕事が激減しているか、ということ。

でも、影響としては今後どのように波及してくるか分かりませんので、もしお仕事が激減したらどうしようか、と想像しておくことは大切です。

 

目次

仕事がない状態には慣れている

ご存知の通り、去年2019年1月に全くゼロベースで半ば勢いで独立したわけですので、お客さんはゼロです。もちろん売上もゼロ。1月の売上はちゃんとゼロでした笑 これぞリアル。

 

つまり売り上げに直結する仕事がない状態が2か月ほど続いたのでそれには慣れています。慣れていることが良いかどうかは別にして。

 

ただしやるべきことは沢山ありました。

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  • 開業のお手紙を出す
  • ブログを書く
  • 事務所HPを作りこむ
  • 異業種交流会に行く
  • 士業さんに会いに行く
  • 銀行で借入をする
  • 借入をした担当さんにどんな仕事がしたいか言う

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などなど。

 

できることをやるしかないのは変わりませんが、売上ゼロの時期を経験するというのはまれなことですし、多分一番底の状態だろうなと。

ここから上るしかないと思えるか、まだそこがあるかと思うかで心持ちは全然違います。

 

おカネは確かに出ていくのですが、借入もしていましたし、ある種の覚悟というかやることやってダメなら税理士業にこだわらないほうがいいかもしれないとも感じていて。

 

手あたり次第というわけにもいかないのですが、いいと思ったことや聞いたこと見たことでやってみようかなと感じたら素直に行動に移すようにしていました。

 

そこから自分に合う方法を選択したり工夫することで改善をするのか、それともその方法からはいったん離れるのか、考えていくことにしています。

異業種交流会なんかはまさにそうで、どうなっていくか分からない以上、気になったものや声をかけてもらったものについて積極的に参加しました。

 

その結果、全部やめたわけですが現状では「チャレンジしたこと」について満足していて、自分には合わないなと判断できたので会費は授業料だと思っています。

 

仕事がない以上は試行錯誤していくしかなく、自分で仕事を作る意識も必要です。ブログや事務所HPの作り込みというのは営業活動の一環でもありますし、やることがある状態というのは精神衛生上も不安の解消・軽減につながります。

 

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もし税理士業が激減したらどうしようか

そのうえで今後、新型コロナウィルスの影響で税理士業が減少して売り上げ激減、みたいなことになったらどうしようか、と想像しておくことは大切です。

 

というのも想像しておかない状態で突然そういう風になってしまったら、誰しもパニックになるでしょうし不安にもなるでしょう。「もし」を考えておいて順番を決めておくだけでも不安は和らぎます。

 

さらに言うと、笑い話になれば良いなとも思っている自分がいて「もし」を使うことがなくてもそれはそれでよいです。税理士賠償責任保険のようなもんですね。

 

ではその「もし」を考えてみると

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  1. 固定費を減らす
  2. 余分なものを売却処分等する
  3. 借入をする
  4. 営業活動に注力する
  5. 税理士業以外で収入を得られるようにする

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の順番かなと。

 

まずは固定費の削減です。毎月定期的にかかる費用はひとりでやっているので少ないとは言えあります。

シェアオフィスの費用、Wi-Fiの費用など売上に関わらず毎月定額でかかるものがあればまずこれを見直し、事業を継続するためのコストダウンをします。

 

これは有事の際だけではなく普段から心がけたいところでもあるのですが、一定収入がある状態で仕事の効率化を目指すために必要であれば問題はないでしょう。

毎月定額でかかる費用を削るということで費用は減りますが自分の手間が増える可能性はあり、そこのことろを理解しておく必要があります。

 

続いて余分なものを売るということで主にはゲーム関係と書籍は手元に残しておきたいもの以外はサッと売却したほうがいくらかでも手許におカネが入ります。

キャッシュがある状態というのはやはり安心で、去年は2回ほど、「残高ヤバいな」ってなってました笑

 

いまでこそ笑い話で済んでいますが、ピンチがあって乗り越えたという経験は貴重です。勤めているとそれは経験しづらいことでもありますし。

 

借入をするというのも大事で、事業の立て直し計画を作成して運転資金の借入をすることで事業を継続し、立て直す時間を得ることができます。

返済はもちろん必要ですが、据え置き期間が活用できるということであればぜひ検討したいところです。

 

営業活動に注力するというのはこれは言わずもがなですが、やったことがない営業周りなどをやってみるとか、これまでとは少し違った形も取り入れる必要があるでしょう。

現状で停滞しているのであれば視点や方法を変えることで何か得られるものがあるやもしれませんし、やってみなければわかりません。

ひょっとしたら営業外回りのほうが自分に合っているかもしれませんし。

 

税理士業以外で収入を得ることで食いつなぐことはできます。相乗効果が得られるコトでもイイですが全く違う仕事でもイイかなと。

時間の融通が利く、自宅から近いなど優先順位をここでも決めておいてアルバイトなりパートなりをしてみるのもひとつです。

去年は幸いなことにアルバイトをすることはありませんでしたが、知り合いの税理士事務所さんなどでアルバイトが必要であればやっておくのも違った方法や視点が得られるやもしれません。

 

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まとめ

「もし」があったときに辞めること、取り組んでみることをピックアップしましたが、継続し続けることもあります。それはこのブログと事務所HPです。

自分の中で取捨選択する際の線引きをしておくこと、想像しておくことで次の行動をスムーズにする効果はあります。

時間がある時に考えておきたいことですね。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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