年末年始、どう休むか

どこでどう休むか

どこでどう休むか

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

年末年始11日まで休みにして外出分散を図ってはどうか、という提言がなされているそうです。

フリーランス税理士として独立してひとりでやっているぼくにとっても「休みの取り方」については最近特に気になるところです。

 

去年以前の年末年始を振り返りつつ、今年の年末年始をどうするか考えてみます。

 

目次

年末年始の過ごし方を振り返ってみる

年末年始ぐらい休みたい、という気持ちよく分かりますが独立してからはそうも言ってられません。

 

独立したのは2019年1月でした、まずはその年末年始から振り返ってみましょう。

 

2018年12月末~2019年1月

12月28日(金)が最終勤務日でした。勤務と言っても事務所大掃除で半日でしたが、この日が通勤という意味ではラスト。

 

年末の休暇という意味あいはこの時点ではなく、感覚としては年明けから頑張るぞ、という希望とやる気と不安がないまぜの状態でした。

 

この日の午後、東京に向かいます。

 

12月29日(土)この日は東京2日目、独立の背中を押してくれた方のセミナーに参加しに行きました。

 

ここまでくるといよいよだなと思いながら、毎朝ブログを書いていましたし、事務所HPを年明けからオープンするための最終チェックをしつつ帰京しました。

 

12月30日(日)引越しの荷解きをしながら事務所HPについて最終チェックと、年末の買い物や年明けから使う名刺作成をネットで行ったりと、コツコツと準備。

 

12月31日(月)年越しと同時に事務所HPをオープン、Twitterのアカウント名を実名顔出しに変更をしたりなど。

 

1月1日(火)事務所HPがきちんと作動するのを確認して名刺を作り、また開業の挨拶状を作成。

 

1月2日(水)この日は休暇設定としていて、母が買い物に行きたいとのことだったのでアウトレットに行きました。

 

1月3日(木)デスクとイスの組み立てをコツコツと。プリンターの発注をAmazonで。

1月4日(金)開業届などを税務署に提出(マイナンバーカードで) 税理士電子署名用のカードの申請も。

1月5日(土) 1月6日(日) セミナーネタ出し(カレンダーに記載あり)

 

1月7日(月)営業活動など開始

 

という感じです。

 

ざっと振り返ってみても割と年末年始を有効に使って準備しつつ動き出せているかなと。

退職のタイミングを自分で選べる場合には年末退職、年始開業も十分ありです。年が明けると一般的な税理士事務所ですと繁忙期に突入します。

 

ぼくの場合は理不尽な繁忙期の忙しさと評価制度への不満が爆発してそのまま退職したいという気持ちが沸々と湧いて行動へと結びつきました。

 

年始開業だとゆっくり準備ができていいなと自分事でしたがしみじみと感じたものです。

 

必ずしも年の区切りを意識する必要はないです。税理士試験の受験生の時は9月から8月が一年の区切りでしたし、勤務時代は法人決算が10月だったので11月から10月が一年の区切りです。

 

ただ合わせられそうならあわせてもらうのも一つ選択肢に入れてもらえればと。新たな気持ちで迎えられますし、もういちど繁忙期を経験しなければいけない理由はないでしょう。

 

2019年12月末~2020年1月

独立1年目から2年目への移り変わりのタイミングでした。

12月28日(土)相続実務セミナーを大阪で、その後は忘年会に参加

 

12月29日(日)自分の月次決算を

 

12月30日(月)事前にお預かりしていた確定申告のお客様の入力作業

 

12月31日(火)同じく確定申告のお客様の入力を少し あとは大掃除

 

1月1日(水)休日

 

1月2日(木)休日 たしか買い物に

 

1月3日(金)自分の決算

 

1月4日(土)自分の決算とお客様の確定申告入力等

 

1月5日(日)自分の決算最終チェック セミナーネタ出し

 

1月6日(月)自分の確定申告提出

 

という感じでした。

 

ほぼほぼカレンダーどおりで自分の初めての決算作業をしつつ、領収書をダウンロードしたりといった作業系をしてました。

 

世間は静かですがあわせる必要もなくて、コツコツ仕事をしていた年末年始ですね。

 

税理士法人勤務以前は医療法人で医療事務、当直事務をやっていたので年末年始は関係がない生活でした。

 

何度か病院で仕事をしながら年越しをした(年末年始の病院は忙しいのです)こともありますし、こういう仕事は必要なことなんだと自分に言い聞かせていました。

 

どういう風に仕事をするかは人それぞれですが、独立したら自分で決める必要があります。

 

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結局カレンダーどおりがいい

結局のところどうしようかなと思った時に休むも仕事をするも独立している以上は自分次第なわけです。

 

御上から11日まで休みにしてはどうかと言われてもそれでは仕事が回らないこともあるでしょう。誰かが源泉所得税の計算と納付書作成などをしてくれるわけでもないですし。

 

1月は税理士業としては提出物のオンパレードです。法定調書合計表、給与支払報告書、償却資産税と作業がたくさん、たくさん待っています。

 

休みがあればいいというものでもないのかなと。一方で休める人は休めばいいですし、休んではどうかという提言そのものがほっといてくれ、と思わないでもないです。

 

勤めているときにはここからここまで休み、というのが決まっていたのである意味ラクでしたが、今は違います。

仕事を進めることもできますし、そうじゃなくすることもできます。

 

申告の準備を進めることができればそれが一番ですし、繁忙期を作らないようにしようと思うと前倒しで入力作業などの分散化、平準化が必要になってきます。

 

自分で決めるのが面倒であれば、カレンダー通りにしてしまえばいいんです。なのでぼくは年末年始もコツコツできることはやってしまうだろうし、通常営業は1月4日(月)からということになるでしょう。

 

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まとめ

休みかた、仕事のしかた、人それぞれですが独立すると自分で決める自由と、自分で決めたことへの責任が伴います。

 

無理して従う必要もないですし、休みたいときに休めるようにコントロールしていくのが大事ですね。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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