おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
10月も月末に近づいてきています。そうすると今年はあと2か月足らず。早く感じた方もそうでない方もいらっしゃるでしょう。ぼくはというと今年もイロイロあったなと思いをはせながらも、早かったなと感じています。
今年の失敗を次に活かせるように少しずつ振り返って反省していきます。
今年のはじめ(1月~3月)の失敗
今年のはじめの失敗は確定申告がらみです。
普段からブログ・メルマガをご覧の方はご存知かもしれませんが、2月のはじめに母が入院・手術となり、イレギュラーな看護・お見舞いが組み込まれることになりました。
毎日、ぼくか弟いずれかがお見舞いに行って食事を食べさせたり話し相手をしたり、衣類を洗濯して持っていたりする必要がありました。それ自体はもちろん全く問題なかったのですが、いかんせんそんなことになると思っていなかったので確定申告のお仕事が結構ありました。
結構というのはどういう状態かというと、件数でいうと独立初年度(2019年)は3件だった申告件数が12件となっていました。ちょうど4倍です。
入院当初はあまり危機感がなかったのですが、毎日お見舞いするようになると、仕事を受けすぎたかもしれないという不安が頭をもたげます。
ただお引き受けした以上はもちろん完了させる必要がありましたし、あまり相談できることでもなかったので自己完結するしかありません。
その結果、どうなったかというと相当仕事の時間が夜中にずれ込む、といったことが頻発し始めました。
具体的には16時から病院のお見舞いができますので、夕食に合わせて食事介助のため17時過ぎに病院に到着するように家を出ます。当時はまた新型コロナウィルスへの危機感も世間的には薄く、お見舞いも割と普通にできていました。
16時過ぎから準備をして病院に行き、帰宅したら20時ごろです。その時間は全く仕事ができないことを意味します。
つまりは帰宅してからもガンガン仕事をしていたということです。遅いときには12時を回ることもあり正直言うとかなりハードでしたが、申告書を作りチェックをし報告をするという業務の中で作業に充てられるのが夜中だけでした。
ぼく自身の体調は気が張っていたのかそれほど悪いともよくないとも感じず、この点だけは救いだったように思います。
失敗としては業務を引き受けすぎたかもしれないと思ったことと、やむを得ないとはいえ勤めている時よりも時間的にハードな期間になってしまったこと、この2点を反省しておきたいところです。
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何かもう少しできることはなかったか
去年は条件が合わなくてお断りをする、マッチしない、ということがなかったので、お願いされたら基本的に全部お引き受けしていました。
ということもありお断りすることへの抵抗感があったのは確かです。
なんでもかんでもお引き受けしていると体がもたなくなるなぁと確定申告も終盤になってから感じることがあり、お仕事のご依頼があったときにも踏みとどまることが必要だなと。
いまでは条件が合わない、自分がお引き受けするとお客様のためにならない等の理由があればその旨を添えて他の税理士さんを探してもらうこともお伝えできるようになりつつあります。
図太くなったというよりも、仕方がないよなと思えるようになったというか。
こういう判断は勤めているときには全くなかったので(通常は仕事が来たら断れない)これも独立のひとつの側面と考えています。
お仕事の作業量や時間をどれくらいかけれるか、かけてもよいか、というバランスをもう少しシビアに見たほうが良さそうです。
なまじ自宅でひとりでやっていると自分がやればよい環境ですので、良くも悪くも無理がきいてしまいます。夜中まで仕事できちゃうわけですので。ホントにそれでいいのか?というのは改めて問い直しておきたいところです。
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判断をすることの難しさ
独立すると自由な反面、いろんなことを自分で判断・ジャッジする必要があります。
独立する前は勤めているわけですので仕事が与えられる方も多いでしょうし、その仕事をひたむきにこなしていくことになります。
一方で独立すると仕事をどうとるか、営業の部分から請求書を出す、帳簿を付ける、そういうバックオフィス的な部分までを自分でやり切る必要があり、判断をするという一点においては勤めの時よりも数倍多いイメージです。
それゆえに自分の言動行動に責任をより明確に持ち、仕事に対して報酬を直接いただけるということにつながります。
独立する前には「独立後のほうが学びが多い」と言われていたのですが、確かにその通りだなと。
色んな判断をするにあたってそれが鈍らないように、また行動につなげていけるように、失敗だけを恐れないように、自分のメンタルもケアしておきたいところです。
まとめ
1~3月の振り返りをしてみましたが、もうそんな時期なんだなと自分でも感じています。
色んな判断と行動の積み重ねの結果が今なので、記事も書いたように失敗だけを恐れないように、やらない理由を作らないようにしたいですね。