おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
今年も12月となり一年の振り返りをしていると、自分よりも家族の健康にイロイロとあった年だなと。
幸いなことに自分自身は概ね健康に過ごせたと思いますが、はたしてでは自分が何歳まで税理士業ができるか、またやりたいか、具体的に考えてみたことがありませんでした。まだ36歳でもありもう36歳でもあります。
アウトプットして少し考えてみます。
自分のぼんやりとした希望
今年36歳になり、税理士として独立してほぼ2年、税理士試験に合格してからだとちょうど4年となります。
勤めているときには事務所において定年制度があり(確か60歳)、自然とそこを意識する職員が多かったのですが、税理士業には法律などでの定年はありません。
何歳まで資格登録していても誰が文句を言うでもないです。支部の研修会などに出向くと大ベテランの先輩方がたくさんいらっしゃいます。
つまりは自分でいつ廃業するか決められるということです。自分で決められる=自分で決めなければいけないを意味しています。
別に決めなくても死ぬまで現役、資格登録しておけばイイじゃないかと思う方もいらっしゃるでしょう。ただ、ぼく自身は今ぼんやりと考えているのが70歳になったとして、毎年の税制改正や税務に関するIT技術の進歩に果たしてついていけているだろうかと思うわけです。
肉体的な衰えというのは今はまだ想像でしかありませんが間違いなくあるでしょうし、知的好奇心やお客様への貢献が果たして満足にできるだろうかと。そもそもその時まで生きているかもわかりませんが、生きている前提として。
70歳まで現役であればいま36歳ですからあと34年間。とても長く感じます。2017年の2月に税理士登録をしたので、70歳になる2054年10月だと37年と9カ月で人生の半分税理士をしていることになります。
税理士になるのに10年ほどかかったのでそれぐらいはリターンがあってもいいだろうと思うこともありますし、いくらなんでも長すぎるんじゃないかなとも思う自分がいます。
特にぼくの場合は生活を共にしているのが自分より年上の母ですのでまた違った感覚なのかもしれません。配偶者がいてお子さんがいてとなると家族状況も、引退後にかかる費用も大きくかわってくるでしょう。
仮に70歳までありがたいことにお仕事ができたとして、お客様を誰かに引継ぎ等するのに3年ほどかかったとすると73歳で税理士業は廃業、でもいいのかなと。そんなことをぼんやりと考えています。
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必要な能力
税理士試験に合格をすると勉強がおわり、というわけではなく毎年の税制改正や新しいビジネスに対する税務的な対応、税務に関するITの進歩などどんどん進むことに対しての勉強が始まります。受験勉強とはまた違った形です。
数年前まではクラウド会計など全く想像していませんでしたがいまでは最大手の会計ソフト会社よりも株式時価総額は大きくなっています。(freeeとマネーフォワード)
日進月歩でどんどん進んでいく技術や新しい税制をキャッチアップして追いかけ続けるという勉強が税理士試験に合格した後には待っています。
勉強すればいいじゃないかとそれは確かに思うのですが、税金の範囲というのはやはりとてつもなく広く、全ての税金に対して精通するというのはぼく自身には難しく感じます。
それでもお客様からご要望があれば勉強をしますし、お客様のためになるのであればという思いもあって簡単に言うと税理士業を維持管理していくための情熱みたいなものが今はまだあります。
ただこれも自分の興味がどこへ向かっていくかは分かりませんし、いつまでその火がついているか、というのも正直未知数です。
お客様とのコミュニケーションについてはものすごく苦労しているタイプではいまのところないのですが、お客様をサポートするための自分の知識の劣化がコワいです。
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健康維持のために
心身一如という言葉があります。
心と体は一体であるという意味で、健全な精神は健全な肉体に宿る、という趣旨の話が加わることがあります。
確かに知識としてのアップデートを継続しようと思うと肉体的な健康も必要ですし、体力的なものがあるほうが知識のアップデートにより寄与するでしょう。
風邪をひいてしまったら仕事も勉強もままならないのと同じで、健康管理をして維持することがひいては自分の職業人としての寿命を延ばしてくれると独立してからは感じています。
よく食べ、よく眠り、よく笑う、この3つをコントロールすることが自分の仕事に直結しています。それがひいては自分のためだけではなく家族やお客様のためになるんだなと改めて感じるところです。
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まとめ
いつまで自分が税理士業をやっていけるかなと考えたとき、お客様がぼくと接して不安に感じてしまうようだとかなり危険信号だなと。
健康でいられるように努めたいのでまずダイエットと健康診断の申し込みをしました。
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下のリンクを踏んでからお買い物していただくと、ぼくにジュース代ほどが入ります、もっと嬉しい。
※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。