自分の経験を伝えることの意義

方向性を考えるキッカケ

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

来週、執筆した記事で会計系の雑誌に掲載されたものを中心にまとめられた書籍が発売されます。

税理士試験の経験でうまくいったこと、いかなかったことありますが、自分のやり方としてうまくいったことのひとつである間違いノートを作って知識の定着を図るという点について解説しています。

税理士試験に限らず自分の経験を伝えることができればと考えています。

 

目次

自分と同じ失敗をする必要はない

税理士業界に身を置いてこの春で7年、独立して2年ちょっと、開業税理士としては後発組ですが、業界に入ってから7年ということでそろそろ中堅どころに差し掛かっています。

 

税理士になってからはこの2月で4年です。

業界歴や税理士事務所勤務からカウントすると早いほうかなと思います。税理士登録してから2年たたずに独立していますので。

 

ただ自分の前にはどんどん道を開いていっている先輩方が多く、また諸先輩方の功績、税理士という職業の社会的信頼性の高めてこられた恩恵を受ける日々です。

後発組ではありますがここからまだまだたくさんの税理士受験生が試験に挑戦し、合格し、登録していつか独立する日がくるやもしれません。

 

そういう方から見るとぼく自身も先輩なわけで、特に独立を目指している方にとっては不安だらけでしょうがぼくもそこを乗り越えていまがあります。

いろんな経験をさせてもらいましたが独立前と独立後を比べると独立後の経験値は5倍、10倍といってもいいぐらい濃密です。

 

ただたくさんの失敗の中でいま自分にとってうまくいく方法が選べているだけです。

失敗を恐れて行動につなげられないのは独立後において致命的ではありますが、ぼくと同じ失敗をする必要も全くないわけです。

 

そういった意味では自分の経験してきたこと、特に失敗したことも含めて後に続こうとしている方の肥やしになればいいかなと考えています。

 

なのでこのブログやメルマガではこんなことをしたけどうまくいかなかった、みたいなことも可能な限り書くようにしています。

 

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人を雇っていないからこそ

業界の先輩方やそれ以外の方からも独立してやっているというと誰か雇っているんですか?どんどん拡大していくんでしょ?と言われることが多分みなさんが想像するよりも多く言われています。

 

独立した当初は異業種交流会などにも積極的に参加していましたので初対面の方には特に、税理士像のステレオタイプとしてどんどん大きくするイメージを持っている方には毎週のように軌道に乗ったか人を雇ったか聞かれることがありました。

 

いまはそういった場に全く出向くこともなくなったので言われなくなりましたが、世間一般でみると士業たるもの事務所を大きくして人を雇って一人前だ、みたいな空気を感じることがあります。

 

もちろんそれも事務所としての方向性で急成長していく事務所もあるでしょうし、そうではないケースもあります。

ぼく自身も税理士事務所での勤務でたくさんのことを学び経験をさせてもらいましたが、いまのところは誰かを雇う予定がないので、自分が得たこと経験したことを伝える場がありません。

 

自分の経験を誰かに伝えることができれば、という思いもあってブログや事務所HP、メルマガで発信をしている面もあります。

 

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自分のキャリアのキッカケにしてもらえれば

ぼくが勤めていた税理士事務所は外との交流が極端に少なくてむしろ関わる必要はない、そういう感じでしたので自分の税理士としてのキャリアを外の世界で触れる機会というのがありませんでした。中小規模の税理士事務所はそういうところがおおいかもしれませんが。

 

ぼく自身、通信講座で受験をしていたので周りに同業者の勉強仲間や税理士仲間もおらず、事務所の中だけでの税理士像がぼくにとってのステレオタイプでした。

受験勉強が終わり本を読む時間ができた時に手に取った本がこちらの本です。

 

とてもタイムリーで本当にたまたま手に取ったのですが自分の今後の進んでいきたい方向性を考えるキッカケになり、結果的には独立して今に至ります。

 

税理士は7万人以上いて、パッと見ると人数が多く見えるかもしれませんが税理士としてのキャリアは以前と比べてとても多様化しています。ぼくのように一人でやっているものもいれば、専門特化して事務所をどんどん大きくして、という方もいらっしゃいます。

 

勉強に打ち込んできた分、自分のキャリアを考える機会は受験生には少ないと思いますのでいろんな税理士の働き方、生き方に是非触れてほしいなと。

受験そのものも選択肢の一つでしかありませんが、合格して登録すると色んな方向に道が開け伸びていますし誰も進んでいない方向に進むことだってできます。

 

働き方、生き方の税理士さんのブログなど発信しているものを手に取っていただたき、ご自身のキャリアを考えるキッカケにしていただければと思います。

 

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まとめ

税理士のキャリアも多様化してきました。自宅でも事務所賃貸でも拡大志向でもそうではなくても、色々なタイプがあります。

ご自分がどんな方向性に進んでいきたいか考えるキッカケにこのブログもなっていれば嬉しく思います。

 

もし記事を読んで「役に立った!」「おもしろかった!」と感じていただけたなら、とても嬉しいです。

下のリンクを踏んでからお買い物していただくと、ぼくにジュース代ほどが入ります、もっと嬉しい。

※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。



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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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