おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
税理士業をしていますと色んな年代の方と接することができます。経営者層であれば30~70代ぐらいまで。
フリーランスであれば20代の方も多いですし、相続になると80代、90代の方もいらっしゃいます。
先日から確定申告をサポートしている70代の方がメールで「知らなかったことを学べて楽しいです」と書いておられました。自分もそうありたいと考えさせられています。
難しい税務よりも求められるもの
苦労してとった税理士資格ですし、勉強をしてきた難しい内容の税務をやりたい気持ちはほんの少し持っています。
でも独立して気が付くことのひとつに、求められることは難しいことではない、ということです。
電子申告のやり方や帳簿の付け方、青色申告の仕方、確定申告の社会保険料控除は何を見て記入・入力すればいいか。
もっというと自分が確定申告をしたほうがいいのかどうかなど、日々自分が税理士として何気なくサラッとやっていることがお客様が求めることだったりします。
お客様が求めることは難しいことばかりではなくて、むしろこちらとしては何気なく出来てしまうことが多いですし、本当に難しいことはお客様はこちらに任せたいと思うはずです。
そうではなくて自分で何とか出来ることをやってみたいけどここがわからない、という部分は税理士にとってはハードルの高いものではないと感じることが多いです。
実は求められていることがそれほど難易度の高い難しい内容の税務の話ではなくて、よくよくお伺いするとボトルネックは基礎的な内容だった、ということはよくあります。
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向上心のある方をサポートする楽しさ
向上心のあるなしというのは外から見ていても分からないものですが、何とか自分でやりたいなと思っている方はその行動に違いが出てきます。
冒頭でお伝えした70代の方は特に顕著で、昨年の秋ごろから確定申告書を作るトレーニングを地道に重ねておられます。
ご依頼をいただいた経緯としては自分で申告をできるようになりたい、今までは税理士さんに丸投げしていたが仕組みを理解したい、ということでした。
そのためにノートパソコンも買っておられてメールやインターネットを不自由なく使えるようになっておられましたので、時間がかかるかもしれませんがという前置きをしたうえでサポートしています。
自分が簿記や税務について勉強を始めた時は果たしてどうだっただろうかと振り返ってみると、無我夢中ではありましたが解けなかった問題が解けるようになる楽しさというのは確かにありました。
出来なかったことができるようになった、いままで考えていなかったけどこういう仕組みだと知れて楽しい、そういうことを感じている方をサポートしているとこちらもお手伝いできてよかったなと改めて実感しています。
それを70台になっても持っていられるか、そう考えた時に自分の向上心を小さい火でもいいので持ち続けたいです。
向上心の源はインプット
向上心はあるほうだと思っていますが波があるのも事実です。日々のルーチンをこなすだけの日々だと向上心を維持し続けるのは難しいなと。
最近は自分の向上心が独立前、税理士試験の受験生時代よりも少しその火が小さくなっているんじゃないかなと向上心の高いお客様と接していると感じています。
では向上心はどこから来るものなのか、源は何だろうかと考えたときそれはインプットじゃないかなと。
色んなモノに触れて、見て、感じる、本を読むなど自分が興味が持てそうなことをインプットしてみることがスタートじゃないかなと考えています。
インプットの方法はいろいろありますが自分が能動的に自発的に動かなければどんな方法であってもうまくいきません。
好奇心とも近い話だと思うのですが、こういう向上心や好奇心を持ち続けることいろんなことに触れるためには精神的な余裕、心の余裕が必要じゃないかなと思うわけです。
そのためには時間的な余裕も必要だろうし仕事の効率化で時間を作る意識も必要だろうし、いろいろと取り組んでおきたいことがたくさんあります。
インプットの時間を増やし向上心の火を絶やさないようにしたいところです。
まとめ
税理士試験の受験をしている時が一番向上心が大きくあったと思います。いまはどうかというと当時に比べるとだいぶ減ってしまったのかなと。
もう一度自分に火をつけたいところです。
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