おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
独立して以来、事務所HPからのご依頼を定期的に頂いておりありがたい限りです。遠方の方もいらっしゃってWebからのご依頼は物理的な距離を縮めてくれるなと改めて感じています。
遠くのかたでもお客様になり得るメニュー作りが大事です。
メール相談のお客様
今までで一番遠くからご依頼いただいたお客様はメール相談のお客様です。
独立した当初は何気なくメニューに置いていたのですが、半年ほどしてご依頼をいただくようになりました。
一番遠くの方は日本ではなく海外の方、ヨーロッパ在住の方から日本の実家のお父様お母様の相続についてのご相談です。
確かにオンラインとはいえ面談をしようと思うと時差を考慮しなければいけませんがメール相談だと時間を選びません。
メールが届くのが夜中でしたが、ぼくのほうはメールをお返しするのは昼間でも全然問題ありません
ご依頼をいただいたときにお伺いしてみたところ、やはり時差があってメールのほうが助かると仰っていて、テキストベースのほうが自分も実家の父母に伝えやすい、相続のことをメールで相談できるところを探していた、というご要望があってぼくのところを見つけたとのことでした。
メール相談のイイ所を凝縮していると言えるでしょう。
ただし、細かいニュアンスになると伝わらない可能性もあるのでこちらのお返事もいただくメールも長文になりがちです。長文メールは見にくいかなとぼくは感じているので、そういう時はメールに直接ではなく、Wordにご質問と回答を書いてPDFで送るなど工夫するようにしていました。
ぼく自身も国内の方を念頭に置いてメニュー作りをしていたので海外在住の方からご相談をいただくとは想像をしていませんでした。
カード決済も事務所HPを起ち上げた当初から取り組んでいたのでそれもご依頼のハードルを下げてくれた一因だと考えています。
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オンライン面談からのお客様
コロナ禍の少し前からオンラインでの面談も大丈夫ですよとメニューに掲げていたので、スポット相談はオンラインでの面談のご依頼をちょこちょこいただいております。
コロナ禍の今もそうでスポット相談は遠方でも近くでもオンライン面談(Zoom)ご希望の方が7割ほど、あとは細かいニュアンスとか対面をご希望の方といった感じです。
オンライン面談のみで完結までした一番遠方だったかたは栃木のフリーランスの方です。
ご自身の申告についてお近くで対応してくれるスポット相談で顔出しをしている税理士さんを探していて見つけていただいたとのこと。
この方からはご縁が広がってパートナーの方が運営している法人についてスポット決算のご依頼をいただいて今もお付き合いがあります。
スポット決算の法人のほうは栃木から九州に移転をしていてなおかつご自身で申告を2期やっていたとのことでしたが、銀行や周りの人からのアドバイスで税理士さんに決算だけでも見てもらったほうがいいということで探しておられたようです。
これもタイミングひとつですが、スポット決算をメニューに出している税理士さんは多くない、むしろ僕が知る範囲ではかなり少ないので、もし興味があればメニューに加えておいてもいいでしょう。
ちなみにスポット決算のお客様もすべてオンラインにて完結しました。
元帳データをDropboxでもらってChatWorkでやり取りをし、最後はZoomで打ち合わせをして、納付書もデータを送って先方で印刷をしてもらって納付まで。
ぼくもここまですべてをオンラインで済ませた経験がなかったのでいろいろと学ぶことも多かったです。
メニューにいれておきたいこと
事務所HPで営業をしていこうと思うと入れておきたいことがいくつあります。
まずはメニューです。
こんなメニューでご依頼があるかどうかわからない、というのは誰しも最初はそうです。
ぼくもオンラインでのスポット相談もメール相談もやり始めた当初はご依頼いただけたら嬉しいなぐらいの気持ちでした。
もし1年やっても全然芽がでないならひっそりと取り下げれば別にいいかぐらいの気持ちです。
そしてそのメニューには値段を書いておいたほうがいいということ。
誰かに何かをお願いするときに値段がわからないことほど不安に感じることはぼくはないと思います。
値段が時価のカウンターのお寿司屋さんにいくのはぼくはとても不安です。その不安な気持ちってお問い合わせ、ご依頼をいただくときの大きなハードルになりかねません。
ご要望に合わせることも大切ですが、あくまでスタンダードプランとその価格を用意しておくにこしたことはありません。
あとは決済の方法も柔軟に考えたほうがいいです。現金のみ受付だとオンラインでのスポット相談もメール相談も難しくなります。
対面しないことをメニューに加えるのであれば会わなくても済む決済方法を導入しましょう。
振込、クレジットカード決済はぼくは選択肢に入れているのとキャッシュレス決済を入れている税理士さんもいらっしゃいますので参考にしつつ。
また可能であれば事務所HPには顔を出しておくこと。
顔が見える相手に依頼をしたいというのはぼく自身もそう考えていますので顔を出すことに少し抵抗があるかもしれませんが、思い切ってカメラマンさんに写真を撮ってもらってオープンにしましょう。
顔が見えない相手に依頼することのハードルも高いと思っています。
メニューは事務所HPと同様に最初のうちは認知されるまでに時間がかかりますので、こんなサービスがもしあったらいいなと思えたら出してみることです。ぼくも最初はそこからでした。
まとめ
税理士に何かを依頼することのハードルはこちらが考えている以上に高いと思っていますので、ご依頼までの不安をできるだけ払しょくできないか。事務所HPにおいてはその点をよく考えています。
そのハードルを低くすることができれば少しずつご依頼に繋がってきますので、地道にやるしかないです。
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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。