おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
士業がひとりでやっていることの強みって意思決定を早くする、ということに尽きるんじゃないかなと思っています。相談できる安心感と引き換えにはなりますが、自分で決められることが多いほうがスピードはあがります。それを活用したいなと。
独立後は自分でハンドルを握ることになりますのでどっちに進んでいきたいか決めながらハンドルを切っていく連続です。
独立後は許可の要らない世界
独立前は税理士事務所や会社組織に属している方も多いかと思います。その時のことをもい返してみると、すべてのことに許可が必要でした。
その分、責任を持つ上司がいて所長がいて、ということである意味組織から守られていますが独立後は違います。
独立するとすべてを自分で決められる自由があり、許可がいりません。決済者は自分です。
自由を得る代わりにその分責任が重くなります。責任を持つ代わりに報酬をいただいていると言っても過言ではありません。一番最初に自分で署名して行う申告はやはり緊張しましたしその連続です。
でも自分で自由に決められる世界は独立後の最も大きなメリットだとぼくは考えています。休みの取り方だって、事務所を借りるのだって、自分で決めなければいけません。
そしてどんなお客様とお付き合いしていくのか、サポートをしていくのか、選ばれる立場ですが自分が仕事を選ぶこともできます。
雇われている時との決定的な違いは自分で仕事を決められることです。そのためにも意識決定を早くしたいと考えています。
時間は皆に等しく流れていきますので大事にしたいです。
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意思決定を早くするために
ひとは無意識のうちに一日で1万回以上の決定をしているといわれています。気が付かないうちにいろんなことを脳で決めているということです。
独立すると自分で決めることが増えますのでもし上限があるのであればほかの意思決定を減らして仕事についての意思決定の回数を増やしたいと考えています。
普段の生活では事前に決められることは決めています。
例えば朝のルーティンとして何も考えずにこれをするということが決まっています。一日のスタートを決まった行動にすることによって意思決定の回数を減らすというイメージです。
さらにいうとルーティンとすることで毎日同じリズムを刻めるということ。人間ですので気分の浮き沈みはどうしてもありますし体調の変化もあるでしょう。
ぼくはなるべくならそういう浮き沈みをなくして行きたいと考えています。毎日やるべきことを決めておくことでスムーズに一日のスタートを切れます。
朝令暮改をおそれない
朝令暮改と言うとあまりいいイメージがないかもしれません。朝言ってたことが夕方には変わっちゃった、という意味合いがあるからです。
ただ影響を及ぼすのが自分ひとりだけならどうでしょうか?
気が変わることもあるかもしれませんが、自分で決めたことを自分で遂行する前に踏みとどまることもあるでしょう。
自分の考えたことに責任を持つのはもちろんそうですが、状況が変わったときに上手に方向転換するためには朝令暮改もやむなしです。そこを気にしすぎると自分で上手くかじ取りができません。
せっかくハンドルを握っているのですからあれ?ちょっと違うな?そう思った時にハンドルを切って方向を代えたりブレーキを踏むことも気にせずやってイイと思います。
それがあまりにも頻繁に起きるようなら上流部分の意思決定に間違いがある可能性が高いのでそこから見直しをすること。自分で決めたことに責任を持つのはもちろんですが、そこに縛られすぎて何も決められなくなってしまうのは避けたいです。
自分で握ったハンドルですからどこにでもどんなスピードで向かうのも自由です。事故に気をつけつつスピード上げていきたいなと。
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まとめ
いいタイミングでいい方向に進めるかどうかはどんな意思決定をするかそこにかかっています。
素早い意思決定ができるように意識しておきたいところです。