独立は「中毒性が高い」と感じるわけ

独立の中毒性

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

独立して感じることのひとつが「中毒性が高いな」ということ。どういうことか解説します。

 

目次

中毒性が高いとは

中毒性が高いと言うとあまりポジティブに捉えないかもしれませんが、この場合は独立している状態からぬけ出しづらいという意味で考えています。

 

時間の使い方でみると平日も土日も自分次第です。土日に仕事をしてもいいし、自分が夜型なら昼から夜にかけて仕事をしてもいいわけです。

 

自宅事務所なので余計にそうで、体調がいいときわるいときに関わらず自由な裁量が各所にあります。

 

いままで勤めている状態が長かったので裁量がないのが普通でしたが時間の使い方ひとつとっても自由です。

 

先日ぼくは仕事がひと段落ついていたので平日の昼間に映画を見てきました。独立していると気兼ねなくこういったことも可能です。ご家族と過ごす時間があってもいいでしょう。

 

気兼ねなく出来るというのは結構ポイントが高いです。

 

また土日に仕事がはかどることが多く家族が仕事や学校で土日が休み、というわけではないので土日も割と仕事をしています。

 

その分平日は時間を短くして仕事をしたり決まったことが終われば早めに切り上げたりということをやっています。

 

仕事の場所という点では自宅事務所でやっていますのでそもそも通勤がありません。

 

事務所を借りてそこに通うことも選択肢としてありますがひとりでやっていますのでひとまずは自宅事務所で十分かつメリットがデメリットを上回っています。

 

独立してしばらくは自宅から仕事場に通わない、通勤がない状態ということに対しての違和感はありました。

 

ただそれも慣れてきていまでは反対に定期的にどこかに通うのはいまでは難しいかもしれないと感じています。

 

以前は出来ていたはずのことにストレスを感じるようになるというのは自分自身としても意外です。

 

仕事についても自分で主体的に選ぶことができます。勤めていると仕事が選べないことが多くありそれがストレスにもなり得ます。

 

自由であるぶん責任ももちろん重くなります。雇われている状態だと基本的には組織が守ってくれますが独立するとそういうガードと言うか後ろ盾がなくなります。

 

届出書や申告書を作ることひとつとっても緊張感は独立した後のほうが高いです。

 

報酬をいただくことについてもぼくの場合はありがたさはより増していますし、ここにも自分で報酬を決められるという裁量の大きさがあります。

 

自由にやれることについての中毒性、やめられなさそうというのはぼくの感覚ではありますが強く感じるところです。

 

時間、仕事、報酬、いろんなところに自分で決められるという楽しさがあって、ある意味気持ちがいいので中毒性が高く感じます。

 

[box class=”box29″ title=”サービスメニューはこちら”]

[/box]

戻ろうと思えば戻れるけれど

独立するときのよりどころとして税理士資格あるし戻ろうと思えば戻れる、と思っていたのは事実です。

 

では独立してから2年半が経とうとしているいま「本当に戻れるか?」と聞かれると「戻れないかもしれない」と思っています。

 

例えとして正しいか分かりませんが刀はいつでも抜けるけど抜かずに持っているのが大事、みたいな。

 

戻れる戻れないは本人の主観ではあるかなと思うのですが「もしどうにもならなければいつでも戻れる」と思えることは精神的な安定剤にはなり得ます。

 

戻らないように頑張る、というのも気持ちの面としてはありかなと。

 

独立直後から10か月目ぐらいまではわりと精神的な不安定さもあったのですが、上記のように独立にハマってきたところで結構安定をしてきました。

 

お金が第一選択ではなくなりつつあるということも大きいです。

 

安定している状態で言うと自分の精神的な面のほうが安定しているほうを選びたいと考えているというか。

 

けっしてお金を稼ぐのが悪いとかそういうことではなく、自分の限られた時間でしっかりお客様に向き合う時間も大事ですし、自分の時間も大事です。

 

安請け合いをしてしまってお客さまが増えたとしても大変になることは目に見えていますし自分の方向性とは違います。

 

税理士が直接担当することによる安心感を報酬にも反映させていますのでそこを理解していただけないのであればそれはもうお客さまではない、という割り切りができるようになってきました。

 

税理士も7万人以上いますし、合う方を見つけてもらえればいいでしょう。

 

反対に自分自身は考え方などをオープンにして見つけてもらえる可能性を少しでも上げておくことも肝心です。

 

行動できることで自分の心の安定を得られるとぼくは考えていますので今でもいろんなことを少しずつやっています。

 



まとめ

独立は一度すると勤めに戻るのは結構たいへんかなと思います。

ただ状況によりけりですので最終的には自分の気持ちに折り合いをつけられるかどうか、そこにかかっています。

選択肢があるというのは安心の源でもありますが。

 

もし記事を読んで「役に立った!」「おもしろかった!」と感じていただけたなら、とても嬉しいです。

下のリンクを踏んでからお買い物していただくと、ぼくにジュース代ほどが入ります、もっと嬉しい。

※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

目次