借入をして自分にレバレッジをかけるという考え方

レバレッジ

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

借入をすることに対してネガティブに考える方も多いかもしれませんが、ぼくは今まで、そして今でも借入をしています。

借入をして自分にレバレッジをかけるという考え方を持っているからです。

 

目次

大学時代のレバレッジ

大学の学費は自分で支払うこと、というのが両親との約束でなおかつ家におカネを入れる必要もありましたので奨学金を借りることにしました。

 

奨学金と言うと聞こえはいいですが要は学生ローンなわけですのでさすがに最初は躊躇しました。自分の名前でおカネを借りる初めての機会でしたので余計にです。

 

勉強をしに大学に行くということで自分の希望を叶えるためであり、また大学でしっかり勉強をして資格を取るなどして仕事をするために必要なおカネでもありましたので借入をしました。

 

先日ふと気になってあとどれくらいの残債があるかなと確認してみたところ、およそ半分になっていてだいぶ進んできたなと。

 

奨学金は大学で勉強に集中するために必要で自分の将来への投資とも言えます。

 

ほかに学生時代には税理士試験を始めるにあたって専門学校の学費がネックになっていました。

 

学費が払えるようになるまで待つ、というのも選択肢に入るでしょうがぼくにはその時間が惜しく感じていわゆる都市銀行のフリーローンで学費を賄いました。

 

独立にあたっても「おカネが溜まったら」と思うことがありましたが最終的には8か月分の生活費を手元に置いて創業融資を受けてはじめました。

 

借入をしない選択だといつまでたっても独立できなかった可能性はあります。

 

おカネがある、借りられるというのは自分に対してテコをかけるというか。おカネがあると選択肢は広がりますし、逆にない状態だとできることは減ります。

 

そういう意味で大学の学費と専門学校の学費を借りたのはとてもいい経験でした。勉強することができましたし、時間を買うという意味でも良かったです。

 

奨学金はいまの時点であと半分が残っていて、フリーローンは社会人になって2年目の途中ぐらいで返済が終わりました。

 

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税理士試験に対するレバレッジ

税理士試験については専門学校に通う方の割合は高いと思いますがネックは学費です。

 

ぼくの場合は9年かかりましたが総額で言うと200万円ぐらいかかったわけです。最初のうちはローンを組んでやっていました。

 

社会人になってからは賞与にプラスする形でしたが足りないときはフリーローンのお世話になるという形です。

 

でも勉強したいのですから仕方がないと割り切っていました。

 

医療法人に勤めているときは特に給与水準が高いわけではなかったので余計におカネは全くたまらない状況です。

 

勉強に打ち込んで、税理士試験の法人税法に合格したらこの状況を脱したい、その一心でした。

 

月1万円から2万円の返済でその分勉強に打ち込む時間を買えると思えばいいという風に心の中で強引に転換していました。そうでもしないと続きません。

 

実際、法人税法に合格して転職をしたときには給与水準としては15%ほど上がりました。

 

上がった分で普通に返済が楽になったのでよかったなと。

 

結果論ではありますがやはり自分を追い込むというのはどこかで必要で、借金してまでも勉強をしているんだから絶対に受からなければいけない、という追い込みをかけていた状態です。

 

ほかには通信受験でしたがDVDを自室でみるためにノートパソコンを買いました。これも受験のためでしたが分割支払だったのでローンを組んでいるのと実際にはおなじです。

 

勉強するにはおカネがかかることがありますが、時間を買っていると思えば少し気も楽になります。

 



独立後のレバレッジ

独立はどちらかというと勢いで決めたタイプなのですがおカネの面に関しては借入しようと思っていました。

 

ここでまた借入ということでどんだけおカネを借りればいいのかと少し自分でも思いました。

 

でも少しふれたようにおカネが溜まるのを待っていては独立するタイミングも逸しますしなによりも独立できなかった可能性もあります。

 

世間的に見ると不安定な方向に行こうとしている(独立してフリーランスになる)のですから不安ではあります。

 

返せるように頑張るというのももちろんですが、独立のハードルがおカネなのであれば事業資金を借りたほうがいいだろうとポジティブに捉えています。

 

貧すれば鈍するとはよく言ったものでおカネが溜まるのを待っている間に独立に対するエネルギーもしぼんでいきそうです。

 

独立にあたっての不安はおカネだけではないでしょうけれど他人資本の力を借りるというのはサポートしている事業者さんに対しても言えます。

 

自分が借入をして事業をしてみる経験というのはある意味貴重ですので糧にしない手はないです。

 

無理して借入をする必要はないですが借入しないで無理するのであれば、借入して無理しないのがいいかなと。

 



まとめ

自分の力だけではどうしようもないということはたくさんありますが、チカラを借りれば解決することもまたたくさんあります。

おカネに関しては借入でレバレッジをかける、時間を得るとポジティブに考えるようにしています。

 

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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