独立したら給料がない生活への慣れが必要

給料がない不安

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

 

独立する前はゼロベースで独立することが決まっており収入ゼロになることはわかっていましたのでそこに対する不安は結構ありました。

 

いままでは仕事をして給料を定期的に支給される生活でしたので経験したことがないコトへの不安がありました。

 

独立後は定期的な収入がないことを前提に、そういうことへの慣れが不安を和らげてくれます。

 

目次

スポット相談は始めやすい

お客様ゼロからのスタートでしたのでどうやって仕事を増やしていけるかが一番の課題でした。

 

なにしろ税務のことでやることは少ないので営業活動をするしかないのです。

 

そんななかで独立前からやっていたブログ、そして事務所ホームページの記事更新は継続するとしてなにをしようかいろいろと考えていました。

 

相続業務は勤めている時からずっとやっていましたので相続業務をやりたいと考えてはいましたが、ご紹介などが見込める状況ではなかったのでしばらくは時間がかかるなという予想をしていました。

 

また法人顧問もそんなにすぐにはご依頼をいただけないかもしれない、と考えていました。(2019年1月独立であまりそのころに税理士を変更したりということはないだろう、確定申告時期だしという予想です)

 

独立前から必ずしも顧問業務が必要な人ばかりではないだろう、と思うこともありフリーランス・個人事業主の方向けのスポット相談から始めました。

 

幸いなことに確定申告の時期もあって最初は何件かのご紹介をいただき、その後はスポット相談のご依頼を事務所ホームページからいただいております。

 

スポット相談であればその場で完結するようにサポート、お伝えすることができますので継続ではない分やりやすく、また意外とニーズもあります。

 

始めやすいことからやってみてはどうかと独立前の方からご相談があったときにはよくお伝えしています。

 

ご依頼があれば毎日が給料日だ、とも言えます。毎日ご依頼をいただきたいか、ご依頼いただけるかということも別の課題としてありますが。

 

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給料がない不安を減らす方法

給料がない不安をいかに減らすかというのは独立後のひとつの課題と言うかテーマです。

 

まずは預金残高の把握を毎日やるようにしました。

 

いまどれくらいおカネがあってもし売上が立たなければどれくらいで資金が枯渇(ショート)するか。独立当初は借入をすると自分の口座であまり見たことがない預金残高となり気が大きくなったりします。

 

独立してしばらくは仕事が少ない状態ですので基本的には預金残高は減る一方です。

 

その預金残高を毎日見てあとどれくらいあるか、ということを把握するのは一見すると不安を煽りそうに思うかもしれません。

 

でも手探りの状態で自分がいまどこにいるか把握していないほうが不安を感じるものです。

 

よく使う表現として預金残高を把握せずに事業をすることは目隠しをして自転車に乗るようなものだ、とお伝えすることがあります。

 

仮に自転車に乗るのが苦手(事業を進めていくのが独立したてで手探り)ということであれば見えないほうが危なく感じます。

 

預金残高を確認することと同時に固定費には特に気を付けています。

 

気を配ったというのは本当に必要かどうか申し込みをする前にちょっと立ち止まって考える、ということです。

 

固定費というのは一度始めるとなかなか削りにくいものですので余計に気を付けています。

 

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結局は基本的なこと

残高をこまめに確認する、固定費に気を配る、というのはいわば基本的なことです。

 

事業をする上ではどこかのタイミングでやったほうがいいことではあるのですが頻度を高めることで不安が和らぐ効果があります。

 

ほかにもお客様とのやり取りで基礎的なことを積み重ねること、丁寧にやることがやはり大事になりそうだ、というのがここまでのぼくの独立後の実感です。

 

このあたりを疎かにすることももちろんできますが、独立しているとすべて自分に還ってくることになります。

 

強く意識しなくても続けていける習慣づけが必要です。

ぼく自身は自分の経理を毎朝すること、そして決まった日にちに支払管理をして毎月1日に自分の月次決算をしています。

 

自分のやっておきたいことは先にスケジュールをおさえておいてそこを動かさないのがよいです。

 



まとめ

給料をもらう生活のときにはもらった給料に対してどう使うかということを考えますが、独立すると支出が先行します。

使った経費に対してどれくらい回収できそうかというのは事業主になって初めて実感しました。

基本的なことの積み重ねが不安をやわらげてくれています。

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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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