自宅事務所でもやりようはある

自宅事務所でも

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

独立するときに事務所を借りるかどうか、というのは割と悩むかなと思います。ぼく自身も当初は悩みましたが自宅事務所でやっています。

自宅事務所で困ったことがあるかないか、というのを整理してみます。

 

目次

自宅事務所で困ったこと

2019年1月に独立をして何度かという程度ですが事務所に行きたいというご要望がありました。

 

基本的にお伺いするスタイル、スタンスでやっていますので自宅事務所ですし来られると困るといえば困ります。

 

当初から自宅事務所でしたので打ち合わせやご相談をいただく際にお互いに来られると困る、という状況の場合にはどこか外でよい場所を探しておく必要があります。

 

ぼくの場合は以下のような場所で面談や打ち合わせなどをしてきました。

レンタルオフィスの会議室
時間貸しのレンタルルーム
カラオケルームのビジネス利用

 

こういった場所は当時はとても借りやすく一時間1,500円ぐらいからありますし、駅に近いところなども便利です。

 

またこういった場所を使う際にはおのずと時間制限がありますので時間をある程度気にしながら進めることになります。

 

時間制限がないと1時間半の予定が2時間になっちゃった、みたいなことはご面談の際にはよくありますので注意が必要です。お互いに時間は大切ですので気を付けておきたい部分です。

 

2020年に入るとオンラインでの打ち合わせや面談も増えてきました。むしろこうなると事務所を借りていても自宅事務所でも対応としては変わりがないです。

 

コロナ禍でもあるので対面しないことに重きを置いた対応がしやすくなった言えます。

特に2020年はワクチンの普及もなく見通しが全く立たない状況でしたので個別コンサルティング、スポット相談の方はほぼオンラインでの対応でした。

 

むしろオンライン対応しているからといった理由でご依頼をいただいたケースもあります。

 

2021年になってワクチンの普及が春以降に進んできた状況もあり、対面でのご希望も少しずつ増えてきています。

 

ぼく自身は相続業務をやっていることもあり、オンラインやインターネットが苦手なお客様層がいらっしゃいますので対面での対応も増えてきてはいます。

 

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地方になればなるほど税理士像のステレオタイプは強い

これはどこで税理士業をしているかにもよるかと思いますが地方になればなるほど、税理士かくあるべしみたいなのが強く印象付けられているような気がします。

 

京都も政令指定都市ではありますが、独立してから今まで「え?まだ自宅でやっているんですか?」とか言われることがあります。

 

他には「まだ人を雇わないのか?」とか「どんどん拡大していくんですよね?」というのも2019年は特に人と会うことをテーマにしていたので度々言われました。

 

相手の方に悪気がないというのは分かっていますのでそれで気分が悪くなるということでもなく、このひとの税理士像というのはこういう形なんだなと。

 

こういった傾向は地方都市になればなるほど強いのではないかなと感じています。

 

そういうところで税理士業をするにあたって自分がどうしていきたいかは考えておきたいことです。

 

自宅事務所なのか事務所テナントを借りるのか、人を雇うのか雇わないのか、拡大傾向でやっていくのかそうではないのか。

 

自分自身だけではなくご家族でお子さんが小さい場合なども判断材料になり得るでしょう。

 

状況は刻々と変わっていきますのでその都度で自分にベストな選択をしたいとぼくは考えています。

 

今後人を雇うこともあるかもしれませんし、事務所テナントを借りることもあるかもしれません。

 

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自宅事務所ですということをさり気なくおいておく

事務所ホームページには自宅事務所であることをさり気なく書いておいておくようにしています。

 

また面談場所もお伺いするか、どこかで場所を借りるか、オンラインか、の3つの選択肢にしていますので気が付く人は気が付きます。

 

この面談の場所を絞っておくというのは効果的で、ぼく自身はお申込みがあった際に事務所に行きたいとなったことはありません。(選択肢にありませんので)それぐらいしておいてもいいかなというのが正直なところです。

 

自宅事務所ですとこちらからあえて言わなくてもいいですし、リモート、在宅勤務も広がりを見せている今、自宅で仕事ができることはメリットでもあります。

 

事務所があるとやはり郵便やらなんやらで定期的に通ったりということも必要です。

 

そこをメリットに感じてもらえる、デメリットに感じないひとからご依頼をいただけるようにしておくのもが大事です。

 

あとはお付き合いする人もそういうこと(税理士なんだから事務所借りて人を雇って拡大でいきましょう、みたいなこと)をいうひととは近づかないことです。

 

考え方の違いでイライラしたりすると自分の心がすり減ってしまいますのでそういうことがおきない場所、安心安全な場所を作るようにしています。

 

人間関係のストレスは考え方の違いから生まれますので、独立している状態であれば主体的に人間関係を構築できるのはメンタルヘルス上は大きな効果があります。

 



まとめ

事務所に行くスタイルじゃないとイヤだというひともいるかもしれませんが、そういうひととはご縁がなかったんだなと思えばよいです。

自宅事務所でも応接スペースがあれば来ていただくこともできますし、次はそのスタイルを少し考えています。

あとはこちら側もあまり気にしすぎないのが一番だったりします。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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