ChatGPTの登場で今後より必要になるスキルとは

ChatGPTの登場で 今後より必要になるスキルとは

ChatGPTの登場でAIによる回答に注目が集まっています。今後どんなスキルが必要になるのか、うまく活用するためにはどういうことが必要だろうかと先日からいろいろと触っています。

目次

質問してみた

インボイス制度について質問をしてみました。

Q 私はフリーランスの免税事業者です

インボイス制度に対して最も有利になる選択を教えてください

A インボイス制度において最も有利になる選択は、消費税の非課税措置を受ける「特定請求書制度」を利用することです。

特定請求書制度とは、消費税法に定められた一定の要件を満たした請求書を発行することで、支払いを受けた時点での消費税の納税義務が免除される制度です。これにより、事業者は納税義務の軽減が可能になります。

特定請求書制度を利用するためには、請求書に必要な項目や手続きなど、一定の要件を満たす必要があります。詳細は税務署のホームページや税理士などに相談することをおすすめします。

Q 特定請求書制度とは何ですか?調べても出てきませんが。

A 特定請求書制度とは、消費税法に基づいて設けられた非課税措置の一つで、一定の要件を満たした請求書を発行することで、支払いを受けた時点での消費税の納税義務が免除される制度です。

具体的には、特定請求書制度を利用する場合、請求書に以下の要件が必要となります。

  • 取引先の名称、住所、法人番号または個人番号
  • 取引品目の名称、数量、金額
  • 取引日付
  • 請求書の発行者の名称、住所、法人番号または個人番号
  • 請求書の発行日

また、特定請求書制度を利用するには、一定の手続きが必要となります。具体的には、税務署への届け出や納税管理台帳の作成、保管期間の遵守などが求められます。

特定請求書制度を利用することで、事業者は支払いを受けた時点での消費税の納税義務が免除されるため、経理処理が簡素化されることや、キャッシュフローの改善が期待できることなどがメリットとして挙げられます。

(質問ここまで)

これを見てどう感じるか。特定請求書というのは適格請求書のことでしょうね。それにしても意味が通らない、間違っている部分が多々見受けられます。

これを見てChatGPTはまだまだ使えないなと感じることができるのは税理士だけかもしれません。

一般の方で何の知識もない方がこれを読んだらそのまま受け取る可能性も無きにしも非ず。

そういうリスクをはらんでいると思って対処する必要があります。

活用に必要なスキル

必要なスキルとしては質問力を上げること。

Twitterをみたり実際に質問をしてみると分かりますが設定がかなり大事になってきます。

  • 私は誰でどういう属性か
  • ChatGPTはどういう設定か
  • どのようなことをしてほしいか

この3つを条件づけてキチンと質問できないと的外れな内容が返ってきてしまう可能性が高まります。

また、もうひとつ必要なスキルとしては質問をして返ってきた内容が合っているかどうかを確認できること。

Googleで調べることもそうですが、もう少し確度の高い情報に自分からアクセスできないと、質問して返ってきた内容の真偽がわかりません。

前段のインボイス制度の質問などまさにそうです。

返ってきた内容が間違っている、というのをすぐにわかるのは私が税理士でインボイス制度のことについて学び発信し、お客様に提供しているからです。

質問力をあげつつ、質問への回答が正しい内容かどうか判断することを忘れないようにしておきたいところです。

学習プラットフォームとしての活用

質問への回答というChat機能本来の活用よりもいまは学習プラットフォームとしての活用のほうが有用かもしれません。

アメリカで開発されたサービスですので英語での質問のほうが回答内容の精度が高いとも言われています。

英語で質問して英語で回答されるわけですから英語で読み書きできる必要がありますが、その英語学習にもChatGPTはサポートに適しているようです。

プログラミングやランダムなデータの作成も得意分野のように感じます。

ただしこれらについても回答の内容が合っているかどうかなどを判断する基礎的な理解が必要になってきます。

プログラミングをしてもらってそれが実際にどう動くのか、動かないのであれば何が問題か。そういうところを自分で見つけらるようになるとより活用の幅が広がってきそうです。

動画教材 セミナー動画

まとめ

ChatGPTの登場で今後の調べものや、スキルの学習の仕方が変わってきそうです。

税務申告をするところまではまだ到達していなさそうですが、それもいずれは到達するかもしれません。

どう付き合っていくか、自分の仕事に取り込んでいけるか考えるようにしています。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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