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走りながら、頭の中を言葉にしていく—“日々の気づき”を書き留める習慣が、発信の源になっている話

走っているときが、いちばん頭が整理される気がしています。

不思議なもので、机の前で「さあ書くぞ」と構えても言葉は出てこないのに、走り出して30分もすると、ふっと「あ、これを書けばいいのか」という一言が浮かんでくることがあります。

先週、ランニングと事務所マネジメントは似ている、という話を書きました。今日はその続きのようなもので、走ることと「書くこと」の重なりについて、少しだけ書いてみます。

目次

考えていないようで、どこかで薄く考えている

走っているとき、考えごとをしようとしているわけではありません。ただ足を動かしているだけです。

ただ、まったく何も考えていないかというと、そうでもない気がしています。考えていないようで、どこかで薄く考えている。そんな感じです。

抱えている仕事の段取りだったり、うまく言えなかったお客様への説明だったり。正面から向き合っているわけではないのに、頭の片隅で勝手に転がっています。

たぶん、走ることが「ちょうどいい負荷」になって、頭の余計な力が抜けるのだと思います。机に向かっていると、どうしても正解を出そうとしてしまうので。

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しんどいメニューの日は、何も考えられない

一方で、ビルド期に入ってから増えてきた、しんどいメニューの日はまったく何も考えていません。というより、考えられません。

息が上がっていると、目の前のペースと残りの本数のことしか頭にないです。「あと1本」「あと400メートル」くらいのことしか浮かんできません。

それでも、走り終わったあとの頭の中は、なぜかスッキリしています。何かを解決したわけでも、いい考えが浮かんだわけでもないのに、余計なものが落ちている感覚があります。

薄く考えている日も、何も考えられない日も、終わってみると頭が軽くなっている。そこだけは共通しています。

降りてきた一言は、その場でメモする

問題は、走り終わって家に着くころには、その「浮かんできた一言」をだいたい忘れていることです。

なので最近は、信号待ちや給水のタイミングで、スマホに一言だけ打ち込むようにしています。文章にしなくていい、と決めています。「相続 否認 どこまで」みたいな単語の羅列で十分です。

あとで見返すと意味不明なメモも多いです。ただ、そのうちの一つか二つが、翌週のブログや動画のネタになっていたりします。

完璧なメモ術にしようとすると、たぶん続きません。意味不明なメモが混ざっているくらいが、ちょうどいいのだと思っています。

言葉にして初めて、自分が何を考えていたか分かる

書き留めるようになって気づいたのは、言葉にして初めて、自分が何を考えていたか分かる、ということです。

頭の中にあるうちは、なんとなく分かった気になっています。ところが一行の文にしようとすると、途端に「あれ、自分は本当は何が言いたかったんだろう」と詰まります。

その詰まりこそが、たぶん考えるということなのだと思います。

発信を続けるというのは、毎日この「詰まり」と付き合うことなのかもしれません。

走ってから、仕事に取り掛かる

いまは、朝に走って、そのまま仕事に取り掛かるという流れが自分の中で確立されました。

頭がスッキリした状態のまま机に向かえるので、立ち上がりが早いです。何から手をつけるかで迷う時間が、走る前より明らかに減りました。この状態で一日の仕事を始められるのが、単純に好きです。

うまい文章が書きたいわけではありません。めちゃくちゃ速く走れるようになりたいわけでもないです(少しはなりたいですが)。

ただ、走ることも書くことも、続けているうちに前より少しだけ楽になってきました。いまはそれで十分な気がしています。

走りながら言葉を拾って、帰って書く。たぶん来週も、同じことをしています。何かを続けたいときの仕組化を考えるようになったのはこういう積み重ねができるようになったからです。

差別化というと難しく感じるものですが、物事をコツコツ続けられる仕組みを持てるとそれだけでも違いになりえます。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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