息子さんの仕事は何ですか?と聞かれる働きかた

働きかたの選択肢

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

家族の病院に付き添ったりしていると平日の午前中から出かけることも多く、また入院時には毎日夕方から食事の世話をしたりしていました。

そういう時に聞かれるのは「お仕事は何ですか?」というご質問。そう聞かれる働きかたも悪くないものです。

 

目次

お仕事は何ですか?の裏読み

お仕事は何されているんですか?と直接聞かれることもありますし、母の入院中には母が看護師さんやドクターからちょくちょく聞かれていたようです。

 

というのも去年の入院中には2か月ほどほぼ毎日16時からの面会のために病院に見舞いに行ってました。

 

その日にしたリハビリのことやテレビやスマホでみたことなど話し相手になり、夕食を食べさせて歯を磨いてというのを介助したり見守ったりしていました。

 

30超えた息子が毎日夕方にラフな格好で病院に来ているわけですから確かに仕事は何か気になるでしょう。

 

この質問の裏読みを考えてみると、仕事をしているのか?というどちらかと言うとネガティブな疑問と、毎日来てるけど何の仕事?という素朴な疑問があるのかなと。

 

ネガティブなほうを考えると確かにぼくも平日の昼間から毎日見舞いに来ている息子氏がいれば心配にはなります。入院費とかちゃんと払えるんだろうか、と思うでしょう。

 

仕事をしているのか?という疑問の裏には仕事をしていない人を見ると優越に浸る人がいるのも事実で、働かざるもの食うべからずみたいなのが根付いているからかもしれません。

 

もう一つの疑問としては、毎日来ているとけど何の仕事をしているのか?勤め先にはどう説明しているのか?という方向性での考えによる疑問でしょう。

 

フリーランスが増えたとはいえまだまだいわゆるサラリーマン、お勤めの方が多いのも事実です。

 

この人は仕事は何をしているんだろうか、お勤めなんだろうかとぼくが感じるタイミングで相手も感じている可能性は高いです。

 

裏読みをしても仕方がないですが、お仕事は何ですか?と聞かれるのはぼく自身はイヤでもなくそう言う風に見えているんだなと感じます。

 

[box class=”box29″ title=”サービスメニューはこちら”]

[/box]

職場の許可はいらない

独立をする前から母は年に一度は何かしら入院する人でしたし、通院もひとりでは心細いようで可能な限り付き添っています。

 

勤めのときに何が面倒だったかと言うと付き添いそのものではなく半休や有給を取る際の説明です。説明というか許可ですね。

 

急に具合が悪くなることもありますのでそういう時には難儀をするわけですが、自分がキチンと仕事のコントロールをして休みを取ろうとしても理由を聞かれて説明するのがとても億劫でした。

 

簡単に言うとなんで自分が休みを取ることの説明を事細かくしなければいけないのかが疑問に感じてストレスでした。

 

いまは全くそういうストレスはないのでその点を見ても独立して自分の働きかたを考えるときにいい選択をしたと思っています。

 

どんな職場でもそうかもしれませんが雇われている以上はいろんな人が周りにいます。仕事をキチンとやったうえで休んでいてもいい顔をしない人もいるわけです。

そういう自分と相いれない(であろう)人とのコミュニケーションというのはそうでない人との数倍困難です。

 

もしそういう人が周りにいたら必要最低限のあいさつに留めておき、あえて意思疎通ははからないようにしていました。

 

[list class=”li-check”]

  • セミナーのお知らせ
  • セミナー一覧はこちら
  • 4/30(金)事務所ホームページづくりセミナー
  • セミナー動画オンラインショップ

[/list]

母のエピソード

去年2か月ほど入院した母ですが最初の2~3週間はせん妄という状態でした。簡単に言うと自分がどこにいるか、なんで治療を受けているのかよく分からないということです。

 

その際に足しげく通うぼくのことは息子であることを分かってはいましたが先生からの質問には上手に答えられないこともありました。

 

特に家にいると勘違いしているときには母はぼくのことを大きな声で呼ぶのですが、そういうときには「向こうで仕事をしているから呼んできてほしい」と看護師さんやドクターに訴えていたようです。

 

看護師さんは母に「息子さんは何の仕事をしているんですか?」と穏やかに聞いていたようで、せん妄のときの母は「わからないけど家で仕事してます」といっていたとのこと。

 

せん妄がおさまってきたとき同じ質問をしたら「家で仕事をしています、税理士の仕事です」と答えたようで、元に戻ってきたようですねと主治医の先生が判断していました。

 

税理士業だけにこだわるのもひとつですし、自宅で仕事をすることも選択肢のひとつです。

 

独立だけが正解ではないですが、息子さんはどんな仕事をしているんですかと聞かれるのもまたぼくにとってはいい働きかたじゃないかなと最近は思っています。

その分家族との時間を取れているという判断がぼくの場合はできますので。

 

まとめ

独立をすると自分にとっていい形を追求していけます。

いろんな独立後の形がありますので、いろんな方の考え方や実践していることなどを参考にしつつ模索していきます。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

目次