「アソビくるう人生をきみに。」(あんちゃさん著)を拝読しました。
今の自分自身にとても響いたので、感想など。
独立したい人、今の仕事に悩んでいる人におすすめです。
この本を知ったきっかけ
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私がこの本を知ったきっかけというのは、
毎日読むブログリストの
モロトメジョーさんのブログ記事
「2日に1冊の本を読む僕が選ぶ2017年のおすすめ本ベスト10」
「モヤモヤな毎日にケリをつける『アソビくるう人生をきみに。』【本紹介・名言レビュー】」
で本の存在と、クソマジメゲスブロガーのあんちゃさんの存在を知りました。
本の表紙のポップでかわいらしい感じと、肩書のギャップに驚きますが、
中身は昨年ブログをひそかに始めたばかりの私にとても響きました。
また、フリーランス税理士として独立しようとも思っているので
フリーランスの方の考え方というか、仕事観みたいなものも感じることが出来て
とてもよかったです。
ただ、33歳見た目がイカツイ私が、この本をレジに持って行って買うときには少々緊張しました。
レジのお姉さんに「うわぁー、こいつ遊んで暮らそうと思ってるよ。このダメンズ」とか
思われていないか、びくびくしておりましたが、もちろん何もなく。(笑)
名言紹介
本書は各チャプターにわかれておりますが、
全部を語ると長くなってしまいますので、特に私に響いたものを
いくつか厳選してみました。
一番のリスクは「自分の頭で考えず、人から言われたことしかやらない」こと。
自分で考えて仕事を生み出せない人は、会社員・フリーランスは関係なく、
仕事がなくなります。
何も考えず仕事するだけならロボットだってできるし。
今、私の属する業界、税理士業界はAIに仕事を奪われる業界として
昨年からピックアップされており、業界的には戦々恐々しています。
特に記帳代行・税務申告はAIに奪われる業務として、かなり上位に位置付けられています。
一方で、AIが発達しても残る仕事として
経営コンサルティングが挙げられており、税理士事務所によっては
このコンサルティング業務に資本を集中投下している事務所もあります。
AI・ロボットが発達することで
生き残れない業務と生き残れる業務が混在するのが税理士業界です。
私自身は独立を意識し始めてから、
今の事務所でなくても仕事ができる仕事の仕方、やり方に特に注意しています。
何も考えずただただ与えられた仕事しかできなければ、
会社が潰れたときに仕事はなくなりますし、フリーランスにおいては言わずもがな。
独立してフリーランスになった時のことを考えて、
仕事の仕方を今のうちから見直すよいきっかけになりました。
「失敗したら死ぬと思う?」
不安をかき消そうとするよりも、徹底的に向き合って、
どううまくつきあっていくかを考えたほうが、もっと楽になれるのではないでしょうか。
独立することを考えははじめて
いろいろなことに不安があります。
果たして食べていけるのかなど、考えることはいろいろありますが、
本ブログを通して、悩んでいること考えていることをアウトプットしています。
自分が漠然と考えることを文字にしてアウトプットすることで
整理が出来たりもしますし、すでに独立している先輩方の
ブログなんかをみてあらためて不安と向き合っています。
今私がやっていることは間違ってないんだ、
大丈夫ですよと背中を押してもらっているようで、安心しました。
「経験したことがない人」の意見は聞かない。
批判や反対はいつだって「それをやったことがない人たち」が言ってくるもの
独立宣言を事務所でしたとした場合、
おそらく事務所の上司や同僚で賛成してくれる人、応援してくれる人はいないと思います。
私自身は、漠然と反対されてもいいと思っていましたが、
あらためてこのメッセージを読み、そりゃそうだよなと強く納得できました。
私が今の税理士事務所に転職したのは
税理士試験の法人税法に合格して、実務経験を積む時期が来たと感じ
キャリアアップを図るためでした。
なので、転職の時には上司には法人税法に合格したら転職すると公言していましたし
実際にも実現させたので、基本的には同僚も上司も応援してくれました。
ただ、今回の独立宣言はおそらくそうはならないと思います。
税理士としてある程度、仕事をまかされており、
上司やボスからするとノウハウだけ持っていかれたと思うかもしれません。
ただ、本来雇う、雇われる関係というのは労働に対する対価を給与として支給されているのであって
従業員がやめることのリスクは雇う側が負うものだと私は考えています。
反対されて独立するのをやめるくらいなら最初から言わねぇよって感じです(笑)
まとめ
今回紹介した名言のほかにも、いいメッセージがいっぱいあります。
2018年、がんばろう!と思える良書かと思います。おすすめです。