独立後一か月が経ち、今日は自分経理デー。振り返りと課題

注意

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こんにちは、京都のひとり税理士ジンノです。

今日は1日、月初です。自分経理デーとして、振り返りと課題をやっていました。

自分経理でマネーフォワードクラウド(以後、MFクラウドと書かせていただきます)を使った感想と、独立最初の1か月の振り返り、課題を考えてみます。

 

目次

自分経理と、振り返り

ハッキリ言ってメッチャ便利ですね、クラウド会計ソフト。

自分経理でまずはやってみようということでMFクラウドを取り入れてみて、1ヵ月やってみましたが、自動連携は非常にスムーズですし、入力の手間は確かに省けています。

 

これはフリーランス・個人事業主、小規模な法人やひとり社長であればかなり経理作業にかける時間そのものが大幅にカットできるでしょう。

 

ちなみにぼくは銀行口座、クレジットカード、ICOCA(関東で言うところのSuicaです)の連携をしていますが、現金を使う機会が少ないのでこれだけでも最初はOKかなと。

 

連携できていると入力自体はなくなりますが、修正や調整が必要ではあります。勘定科目を変更したり、事業主勘定に振り替えたり、という部分はどうしても残ります。

それでも、だんだんと学習していってくれますので、最初の勘定科目の判定などは精度自体は上がってきています。

 

あとは、ICOCAでドリンクを買ったり、コンビニ決済したりというのを控えてみるとか、自分の使い方に合わせて連携できるカードを複数持ったりというのも、フリーランスであれば検討したほうがイイかなと。

 

ぼくも一応税理士ですから(笑)、ICOCAで自販機でドリンクを買ったりしても処理自体はサッとできます。慣れていれば、というのはありますので、最初のうちはICOCAを使って交通費を払うという、カードと使用意図を一対一の関係にしておくと分かりやすいでしょう。

 

キャッシュレスをそれほどぼく自身は意識しないようにしたらどれくらい可能かなと考えて取り組んでみましたが、入力しなくてもイイというラクさに引っ張られるように、自然と現金オンリーのお店は避けがちになりました。

 

フリーランス・個人事業主の方で取引量が多くない場合、仕訳数が多くない場合で、すでに会計ソフトを使っているということであればMFクラウドを導入してもサクッと使えるようになるでしょう。

 

これが一定規模の中小企業になるとどうかなと考えると、バックヤードの業務フローが確立している場合が多いので、業務フローからの見直しが必要でしょう。いきなりクラウド会計ソフトを導入するとバックヤードの業務フローを破壊することになり、多分つまずきます。

 

いきなりではなく、あらかじめ会計ソフトで自前で経理をしている場合には、まずはその導入済みの会計ソフトをサポートする役割をクラウド会計ソフトに持たせるところから検討しましょう。

 

例えば、部長級以上には法人用のクレジットカードを持たせている場合、クレジットカードの仕訳だけをクラウド会計でやって、それをデータエクスポートして導入済みの元々の会計ソフトに取り込む、というのだけでも便利です。

 

[memo title=”MEMO”]データエクスポートとは、会計ソフトから別の会計ソフトへデータを移行することで、入力の時間を短縮できます。大手の会計ソフトであれば一発で取り込みできますし、対応していない場合などは、CSV(Excel)でデータを抜き出して、それを加工して別の会計ソフトに入れることもできます。[/memo]

 

経費精算の部分だけ導入というのも非常に大きいかなと。営業マンが複数人いるような事業所であれば、経費精算にかかる時間というのは結構なモノになるかなと。

であれば経費精算ソフト・アプリを導入して、経費精算をクラウド会計と紐づけ、クラウド会計で記帳(連携するので経費申請を承認すれば自動で仕訳になります)して、データエクスポートして会計ソフトに取り込む、というのも可能です。

 

銀行口座を連携するだけという認識だともったいないぐらいの機能がMFクラウドには備わっているなと、この1ヵ月使っただけでも感じました。特にデータのインポート・エクスポートはExcelもできますし、活用しない手はないです。

 

また、クラウド会計ソフトは入力が遅いと言われているようですが、ぼく自身はそんな風に感じたことはなく、通常のインターネット環境であれば、入力作業自体が遅いとは感じませんでした。というか通常のインストール型の会計ソフトとそん色ないように思うのですが。

みなさんメッチャ入力するのが速いんですかね。神の左手みたいな(笑)

(というかぼくは元々入力が遅いですし、勘定科目コードを覚えるのが苦手というか全然覚える気がなかった、というのも大きく影響するかもしれません(笑))

 

しいて言うなら家事按分(ある支出について事業用部分とプライベート用部分にわけること)について、年次処理(年間での処理)しかできないというのが不便かなと。

 

ぼく自身は毎月の支出について家事按分したい(たぶんみなさんもそうでしょうが)ので、毎月の経理締め作業の時に家事按分で仕訳をもう一行追加することにしました。

具体的にはこんな感じです。

(地代家賃)〇〇 (普通預金)〇〇

(事業主貸)△△ (地代家賃)△△

 

事業主勘定の使い方は、どの口座から支出しているかなどにもよるのである程度決めて、仕訳を固めておくと便利でしょう。

課題とタスク

今月の数字的なハナシは置いておきましょう。辛いだけです(笑)

 

1月は顔と名前を覚えてもらう月間と位置付けていました。リアルでの営業というか、顔と名前を覚えてもらう、名刺を交換する機会を多く持つというのが課題でした。

 

結果でいうとおよそ130枚ぐらいは名刺を配ったかと思います。

エース営業マンで飛び込みメインとかだと毎日100枚とかムチャクチャスゴイ数字でやってるかたもいるみたいです。それと比べるとまぁねぇという数字になっています(笑)

 

ぼく自身は枚数にこだわるよりも、自分が税理士として開業しましたよ、ブログと事務所HPを見てくれたらうれしいです、というのを素直にまずはお伝えするというのをタスクとしてやってみました。

 

ブログのアクセスも事務所HPのアクセスもぼくのブログ歴では最高のpv数だったので、功を奏したかなと。

全部が全部、名刺のおかげというわけではないでしょうが、Googleアナリティクスを眺めていると、リファーラルとダイレクトの割合が上がっているので、やはりリアルでの活動は一定の効果を得たようです。

 

一方でリアルでの営業に力が入りすぎた?(夜の飲み会多しだったので、自宅で飲むのを一切やめました。やらないことリストに追加です)ので、2月の活動としてはリアルとともに事務所HPの充実というのを課題として取り組もうかなと。

 

具体的にはコンテンツの充実とSEO対策、あとはセミナーをやるコトです。

ブログのオンラインサロンが始まるのとあわせて今月からシェアオフィスを借りましたので、日中のだらけがちだった午後はシェアオフィスで記事を書こうかなと。

 

オンラインサロンにしてもSEO対策にしても手を動かさないことには始まりませんし、アウトプットは多ければ多いほどいいと個人的には考えているので、ブログ記事がんばります(笑)

 

あとは話す仕事としてセミナーを一つやってみます。日取りも決まったのでさっそく告知します。

書く仕事、話す仕事の重点を増し、さらにはリアルも継続していきます。おかげさまで確定申告のご相談をコツコツいただいているので、とりあえず確定申告バブルを乗り切ります。

 

去年までであればモチベーションが上がりきらなかったでしょうが、今年は自分がやっただけ返ってくるのでメシを食うためにもここはひとつふんどし締めます。

まとめ

おかげさまでぼちぼちと予定が入り始めました。最初のうちは流石にヤバかったです。長めのお正月といったところでしょうか(笑)

 

1月に独立したことで確定申告のご相談をやはりいただくことが多いです。ぼく自身は確定申告単発でも全然オッケーですし、いまはご相談いただけるだけでも正直ありがたいです。

 

確定申告時期は確定申告のお仕事をしつつ、3月15日以降の種まきをしていこうかなと。あとは受験生応援企画も考え中です。オンライン無料相談とかがいいんでしょうかね?なんかイイ案とか、こんなんしてほしいとかあったら遠慮なくお問い合わせからご連絡ください。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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