付加価値をどう考えたらよいのか。ギフトラッピングで感じたこと。

付加価値って何だろう

付加価値って何だろう

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

マーケティングや営業に関するビジネス書を読んでいると、生産性と付加価値というキーワードをよくみることがあります。

生産性もそうですが、付加価値を上げる、というのを具体的にかつ自分が使えるレベルとしてあまり理解していないような気がしています。

昨日の出来事でもそれを感じたので、付加価値について考えてみます。

 

目次

ギフトラッピングは付加価値なのか

昨日は前の勤め先の事務員さんとの飲み会がありました。

この集まりのキッカケは誕生日が並び順(10月7日、8日、9日)というただそれだけなのですが、チーム789(ぼくが勝手にそう呼んでいる)として年に一回は集まることになっています。

 

メンバーはぼくを除いて女性お二人ですので誕生日プレゼントをと思い、飲み会の前に京都の東急ハンズに出かけてみたわけです。

ぼくは普段東急ハンズが好きで行くと長居してしまうのですが、おそらくそういう店舗設計にもなっているんだろなと思いウロウロしてプレゼントを見繕ってレジに向かいました。

 

買ったものはアイピロー(ひつじさんのレンチンで温かくなる、ラベンダーの香りがするやつ)で、そのままというのも味気ないのでギフトラッピングをお願いしたんですね。

 

で、お支払いをしようとしたらラッピングは無料ですとの店員さんのお返事でした。

贈り物をする習慣があまりないのが露呈してしまうのですが、ラッピングって無料なの?という素直な驚きを感じたんです。

 

ラッピングの内容としては、値段が分かるところにシールを貼る、緑色の袋に入れる、針金?のねじねじで留める、という感じでした。

もし自分がラッピングをやることになるのであれば費用が欲しいところです。包装する時間もコストもかかっていますし。

 

例えばAmazonのギフト設定であればラッピングで314円(税込)、のしで157円(税込)かかります。一方で百貨店の高島屋であれば無料でギフトラッピングをしてくれるようです。

 

結構はっきり分かれているように感じるのですがギフトラッピングはサービスの一環なのでしょうか。それとも付加価値?

そんなことをぼんやりと昨日から考えています。

 

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自分のサービスにおける付加価値とは

東急ハンズを例にして考えてみると、ハンズでお買い物をする人は自分のためもあり得るでしょうし、誰かへのプレゼントとしてお買い物をする方もいるでしょう。

 

自分向けのお買い物であまりギフトラッピングをする方はいないと思うのですが、贈り物が多いかなと想定されるハンズの戦略としてギフトラッピングが無料なことにまず驚きました。

 

驚くと同時にコスト面とか大丈夫なのか?と思う自分がいて、単純にギフトラッピングの材料だけでもそれなりにするでしょう。

労務費(ラッピングをする店員さんの給与)を度外視したとしても、材料費がかかっていてそこに費用をもらっていないのであればギフトラッピングをすればするほど経費が増えます。つまり結果的に利益を圧迫しています。

 

いまぼくはセルフマガジンを作っているのですが、ぼくが提供できるサービスでお客様が何を得ることができるのか。もっと言うとジンノに頼むメリット・ベネフィットがお客様に無いと買う理由がないわけです。

 

例えばクラウド会計ソフトを導入したらお客様にはどんなメリットがあるでしょう。

クラウド会計の大きな強みとしては口座の連携と仕訳の自動判定があるでしょう。でもこれはお客様にとっては税理士がやってくれるものという認識がいまだに強いです。

 

ここだけをアピールすると、税理士がラクしたいからクラウド会計を勧めているんじゃないのか?と捉えられる可能性があります。

その先を見据えてみるとクラウド会計とその周辺のIT技術を推進して導入出来れば、圧倒的に時間の余裕ができます。そしてタイムリーな試算表・月次決算が毎月仕上がることが経営者にとっては非常に有益だとぼくは考えています。

 

記帳代行にすれば経営者は結局のところ時間を作ることはできますが、残念ながらタイムリーな試算表・月次決算は望めないことが多いです。

2ヵ月、3ヵ月前の月次決算資料で今の何を判断するのか。業界的にスピードが非常に重視される場合、判断の遅れは致命的になる可能性があります。

こういうことをお客様が得られることとして伝えていきたいと考えています。

 

これはぼくの今年のテーマである「期待を知れ、丁寧に満たせ、大胆に超えろ」ということとリンクするかなと。

こちらの本で知りました。

 

セルフマガジンを作っていると自分の業務をいかにお客様に伝えるか、お客さま・見込み客の方にとってメリットになるかを考える良い機会になっています。

 

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まとめ

付加価値を考えているとゴールが見えてこない自分がいてどうしたものかなと。

付加価値として考えるからマズいのかもしれません。お客様が得られるベネフィット目線でサービスを考えていきたいと思います。

昨日の一日一新

串焼き満天

東急ハンズ京都店 ギフトラッピング

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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